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日経平均は先週の調整部分をマドを空けて一気に突破【クロージング】

2020/11/24 16:30 FISCO
*16:30JST 日経平均は先週の調整部分をマドを空けて一気に突破【クロージング】 24日の日経平均は大幅に反発。638.22円高の26165.59円(出来高概算13億9869万株)で取引を終えた。23日の米国市場では米ファイザーのワクチン候補の承認期待や英アストラゼネカなどが開発しているワクチンでも高い有効性が示されたことが材料視された。さらに、バイデン氏が次期財務長官にイエレン前FRB議長を指名すると報じられると大規模な財政策への期待が高まっていた。この流れを受けた日本株市場はギャップアップからのスタートとなり、日経平均は寄り付き後早い段階で26000円を回復すると、その後も強い基調となって後場寄り付き直後には26261.78円まで上げ幅を広げている。その後は高値圏でのもみ合いが続いたが、17日につけた高値を明確に上放れている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1600を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは水産農林が小幅に下落した他は32業種が上昇しており、証券、精密機器、鉄鋼、金属製品、不動産、その他金融が3%を超える上昇だった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、エムスリー<2413>、ファナック<6954>、信越化<4063>、ダイキン<6367>などが堅調。一方で、小幅ではあるがKDDI<9433>、NTT<9432>、ニチレイ<2871>、クラレ<3405>が冴えない。 グローベックスのNYダウ先物は250ドル高程度で推移しており、先回り的な動きもあったと考えられるが、日経平均は先週の調整部分をマドを空けて一気に突破してきており、売り方にとっては厳しい状況であろう。さらに日経平均は直近高値を明確に上放れてきており、ショートカバーの流れが強まりやすいところである。ただし、物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心であり、さらにギャップスタートとなったことから、指数の強い値動きほどインパクトを感じづらいところであろう。そのため、個人主体の中小型株などへの物色やテーマ株などへの活発な物色が広がりを見せてくるかが注目されるところである。 本日はEV関連が軒並み上昇していたが、明日以降も引き続きテーマ物色で注目されるようだと、個人主体のセンチメントを明るくさせそうだ。また、1200ポイントを挟んでのこう着が続いていたマザーズ指数であるがこれを上放れつつある。まずは10月22日の下落以降、上値を抑えられている25日線を明確に上放れてくるかが注目されよう。クリアしてくるようだと、中小型株物色においても物色対象に広がりがみられそうである。 《CN》
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2413 東証プライム
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時価総額 995,177百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
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11/26 15:30
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時価総額 551,826百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04
3405 東証プライム
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時価総額 744,860百万円
化学メーカー大手。1926年創業。ポバール樹脂などビニルアセテート部門が柱。光学用ポバールフィルム、ガスバリア材「エバール」などで世界トップシェア。米国における活性炭製造設備等の早期安定稼働を図る。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
5,660
11/26 15:30
-99(%)
時価総額 11,329,577百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
6367 東証プライム
18,505
11/26 15:30
-235(%)
時価総額 5,424,075百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,178
11/26 15:30
-19(%)
時価総額 4,158,861百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,650
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時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9432 東証プライム
154.3
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-0.5(%)
時価総額 13,971,914百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9433 東証プライム
4,926
11/26 15:30
-36(%)
時価総額 10,797,033百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25