マーケット
9/25 15:15
37,870.26
-70.33
42,208.22
+83.57
暗号資産
FISCO BTC Index
9/26 3:12:34
9,150,267
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~こう着の中、東エレクが日経平均をけん引か

2019/5/28 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着の中、東エレクが日経平均をけん引か 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:こう着の中、東エレクが日経平均をけん引か ■前場の注目材料:ナカヨ、2020年3月期業績予想を発表 ■KDDI、非通信強化、au損保を連結子会社に ■こう着の中、東エレクが日経平均をけん引か 28日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場はメモリアルデーの祝日、英国はスプリング・バンクホリデーの祝日で休場のため、海外勢のフローは限られている。円相場は1ドル109円50銭台と横ばいで推移しており、支援材料にはならない。 昨日の日経平均は前場こそ120円程度の値幅があったが、後場については30円程度とこう着感が強まり、売買代金は5営業日ぶりに2兆円を下回り、1.5兆円を下回る今年最低となっていた。海外勢のフローが限られている中では、短期筋の仕掛け的な商いも入りづらく、日経平均は5日線近辺での取引を余儀なくされそうである。 米中貿易摩擦については、6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を予定していることから、それまでは大きな進展をみせてくることは考えづらい状況。また、日米の貿易交渉に関しても参院選通過までは合意締結はないだろう。さらに、メイ首相は6月7日に与党・保守党の党首を辞任する考えを表明したことで、英政治が混沌とするのは避けられない情勢の中、欧州情勢についても買い手控え要因になる。 そのため、不安材料が多いものの、反対に方向感が出るのは6月に入ってからとなるため、足元では積極的な売買は手控えられる。需給面では6月以降は配当再投資に伴う需給面が日経平均を下支えすることから底堅さは意識されやすい。もっとも、上にも行けない需給状況となるため、消化不良の相場展開が継続することになる。その他、VIX先物のショートポジションが再び積み上がってきており、これも積極的な物色を手控えさせる一因になるだろう。 物色としては個別に材料の出ている銘柄や需給が軽い中小型株の一角に資金が集中しやすい。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>が約4年ぶりとなる自社株買いを実施すると発表している。ファーウェイ問題で揺れる中ではあるが、東エレクが日経平均をけん引する格好になりそうである。 ■ナカヨ、2020年3月期業績予想を発表 ナカヨ<6715>は2020年3月期業績予想を発表。売上高192.0億円、営業利益8.50億円としている。営業利益のコンセンサス(8.0億円)を若干上回る。主力製品であるビジネスホン関連については、基本機能の強化と顧客ニーズに応える商品開発を行い、民需商品の更なるシェア拡大を目指す。また、2020年3月期の年間配当金は、60円となる予定。前期から5円減配となるが、前期の記念配当(5円)がなくなるため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(21182.58、+65.36) ・夜間取引の日経225先物は上昇(21220、大阪日中比+20) ・日銀のETF購入 ・追加金融緩和への期待 ・消費増税の延期観測 ・株安局面での自社株買い ・KDDI<9433>非通信強化、au損保を連結子会社に ・伊藤忠<8001>仏ダウェックスに出資、データ取引、日本で拡大 ・トヨタ紡織<3116>車用シート、米に合弁、トヨタ<7203>・マツダ<7261>に供給 ・NEC<6701>創薬に参入、AI活用、薬の販売も視野、先進的免疫治療法に特化 ・フェローテク<6890>温度変化・磁力で自律循環、感温性磁性流体投入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 9件
3116 東証プライム
1,910.5
9/25 15:00
+20.5(%)
時価総額 358,536百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
6701 東証プライム
13,505
9/25 15:00
-230(%)
時価総額 3,684,839百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6715 東証スタンダード
1,232
9/25 15:00
+32(%)
時価総額 5,907百万円
電話機、交換機などを手掛ける通信機器メーカー。集合住宅向けIPインターホンやIoTソリューション等も。ワイヤレスネットワーク機器は足踏みだが、ワイヤードネットワーク機器は売上増。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/13
2,255
9/25 15:00
+15(%)
時価総額 105,852百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
7203 東証プライム
2,643.5
9/25 15:00
+26.5(%)
時価総額 43,128,668百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
1,111
9/25 15:00
+12(%)
時価総額 701,934百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
8001 東証プライム
7,689
9/25 15:00
-69(%)
時価総額 12,186,219百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
23,850
9/25 15:00
-170(%)
時価総額 11,248,447百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,760
9/25 15:00
-62(%)
時価総額 10,967,897百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04