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前場に注目すべき3つのポイント~まずは直近安値水準での底堅さに期待

2019/5/24 8:39 FISCO
*08:39JST 前場に注目すべき3つのポイント~まずは直近安値水準での底堅さに期待 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:まずは直近安値水準での底堅さに期待 ■前場の注目材料:東京機、今期純利益を上方修正、繰延税金負債の取り崩し ■デンソー、MaaSで米参入、21年めど、サービス基盤提供、アマゾンGと連携 ■まずは直近安値水準での底堅さに期待 24日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。23日の米国市場では、米国による中国通信機器メーカーの華為技術(ファーウェイ)排除の動きなどを受けて、米中間の対立が続いていることが引き続き嫌気された。NYダウは286ドル安、ナスダックは122Pt安と下げる中、シカゴ日経225先物清算値は大阪比240円安の20860円と大きく下げている。円相場は1ドル109円60銭台と円高に振れて推移。 米中関係の悪化の影響が警戒されているほか、欧州連合(EU)の欧州議会選挙の投票が23日、英国で始まっており、EU離脱の是非をめぐる国民の意思が再び示される機会として結果を見極めたいところでもあろう。シカゴ先物にサヤ寄せしてギャップ・ダウンからのスタートとなろうが、前日のナイトセッションで既に225先物は21000円を割り込んでいたほか、グローベックスのNYダウ先物も弱含みに推移していたこともあり、波乱の展開にはならないだろう。 そのため、売り一巡後の底堅さを見極める流れになりそうである。直近の安値である20750円処を割り込まないで踏ん張りをみせられれば、短期筋の買い戻しも入りやすいところ。一方で、あっさり割り込んでしまうと、売り方優位の需給状況から下に振らされやすいところでもある。テクニカル面では下へのバイアスが強まりやすい状況ではあるが、ロングポジションは積み上がっていないと考えられ、まずは直近安値水準での底堅さに期待したいところであろう。 また、6月下旬に開催予定の主要20カ国・地域(G20)首脳会議で米中首脳会談を予定していることから、それまでは大きな進展をみせてくることは考えづらい状況といった見方は不変。そのため、下落ほど投資家のセンチメントは悪化しないとも考えられ、冷静に押し目拾いのタイミングを待ちたい。物色としては日経平均の21000円割れで内需系も手掛けづらくなるため、低位材料株などでの短期的な値幅取り狙いが中心になりそうである。 ■東京機、今期純利益を上方修正、繰延税金負債の取り崩し 東京機<6335>は2020年3月期の純利益予想を上方修正した。繰延税金負債の取り崩しによる法人税等調整額の戻入益の計上。また、299000株(消却前の発行済み株式数に対する割合 3.31%)の自己株式消却を発表。 ■前場の注目材料 ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・追加金融緩和への期待 ・消費増税の延期観測 ・株安局面での自社株買い ・デンソー<6902>MaaSで米参入、21年めど、サービス基盤提供、アマゾンGと連携 ・島津製<7701>航空機向け検査装置、複数投入、年末から ・ヤマハ発<7272>フィリピン2輪倍増、ライン増設、年80万台 ・トヨタ<7203>次世代電力取引システム、東大などと実証 ・東北電力<9506>独社とVPP実証、100kW蓄電設備を遠隔制御 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 4月全国消費者物価指数(生鮮品除く)(前年比予想:+0.9%、3月:+0.8%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 6件
6335 東証スタンダード
364
10/4 15:00
+1(%)
時価総額 3,177百万円
国内最大手の新聞印刷機メーカー。1874年創業。国内主要新聞社などが主要取引先。商業印刷用輪転機、自動化・省力化機器等も手掛ける。新規事業の拡大等に注力。自律走行清掃ロボットを西尾レントオールと共同開発。 記:2024/06/29
6902 東証プライム
2,134.5
10/4 15:00
-18(%)
時価総額 6,727,474百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7272 東証プライム
1,333.5
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 1,401,044百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
7701 東証プライム
4,874
10/4 15:00
-26(%)
時価総額 1,443,045百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
9506 東証プライム
1,411
10/4 15:00
+22.5(%)
時価総額 709,568百万円
東北地盤の電力会社。東北6県と新潟県が主な供給区域。発電・販売事業、送配電事業、建設業を展開。グループ会社にユアテックなど。DOE(株主資本配当率)2%目安。27.3期経常利益1900億円目指す。 記:2024/06/04