マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 22:51:41
15,087,376
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ギャップダウン後は個別の決算を手掛かりとした物色に

2019/8/1 8:32 FISCO
*08:32JST ギャップダウン後は個別の決算を手掛かりとした物色に  1日の日本株市場は、米株安の流れを受けて売り優勢の相場展開になりそうだ。7月31日の米国市場ではNYダウが333ドル安と大幅な下落となった。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き下げられた。パウエルFRB議長は、世界情勢の不透明感やインフレ圧力の緩和を背景に利下げを実施したものの、今回の利下げは下方リスクに対する保険であり、長期にわたる利下げ開始を意味するものではないとの認識を示したことが売りにつながっている。  また、半導体大手アドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)の7-9月期見通しが予想を下回ったことから、マイクロン・テクノロジーなど他の半導体株への売りを誘った。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の21370円。円相場は1ドル108円70銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、先物主導によるインデックス売買に振らされる格好から、ギャップダウンからのスタートになりそうだ。参加者が限られている需給状況のため指値は薄く、よりインデックス売買の影響を受けやすいだろう。ただし、FOMCを前に波乱警戒の中でポジションを傾けている参加者はなく、売り一巡後は次第に底堅さが意識されてきそうである。  また、決算ラッシュの中で、物色は個別の決算を手掛かりとした物色に向かいやすく、コンセンサスを上回る決算を発表している村田製<6981>、TDK<6762>、武田薬<4502>、リコー<7752>などに関心が集まりやすいと考えられる。そのため、日経平均は弱含みながらも、決算評価の流れによって、それ程センチメントを悪化させることにはならないだろう。また、円相場は1ドル108円70銭台と横ばいで推移していることも、売り込みづらくさせてくる。  その他、前日の下落はインデックスイベントによる需給面での影響があったため、売り一巡後の底堅さはより意識されやすいところ。テクニカル面では25日線を割り込んでくるだろうが、一目均衡表の雲上限が21330円近辺に位置しているため、これが心理的な支持線として意識されやすいところでもある。 《AK》
関連銘柄 4件
4502 東証プライム
4,113
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 6,543,528百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7752 東証プライム
1,647
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 966,771百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18