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日経平均は5日ぶりに反発、通貨安による米中摩擦懸念がいったん後退

2019/8/8 15:46 FISCO
*15:46JST 日経平均は5日ぶりに反発、通貨安による米中摩擦懸念がいったん後退 8日の日経平均は5日ぶりに反発となった。前日の米国株式市場では、米中対立長期化や長期金利低下が嫌気されたが、シカゴ連銀総裁が追加利下げの必要性を示唆すると下げ幅を縮小し、主要3指数はまちまちの結果になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円高の20600円となり、本日の東京市場には買いが先行したが、前日に決算を発表したソフトバンクG<9984>が買い先行後に急速に伸び悩んだことで、日経平均は寄付直後にマイナスに転じる場面があった。しかしその後は、中国人民銀行が対ドル人民元における取引基準値を1ドル=7.0039元に設定したことが明らかになり、市場想定よりも元高・ドル安水準に設定したことで、通貨安論争によって高まっていた米中貿易摩擦への懸念がいったんは後退。海外短期筋などによる指数先物への買い戻しもみられ、日経平均はプラス圏を回復しての推移となった。物色としては、決算を受け好業績銘柄に関心が向かったほか、前日の米ハイテク株高を受けた半導体関連や電子部品株も強含みをみせた。 大引けの日経平均は前日比76.79円高の20593.35円。東証1部の売買高は11億8706万株、売買代金は2兆878億円だった。なお、東証1部の値上がり銘柄は全体の約50%となった。 セクターでは、ゴム製品や精密機器が1%高になったほか、建設業、その他製品、繊維製品が上昇した。一方で、一時50ドル台まで売られる場面があったNY原油動向などが嫌気された石油石炭製品が4%安となったほか、鉱業、海運業、その他金融業、保険業も軟調。指数インパクトの大きいところでは、5営業日ぶりに自律反発をみせたファーストリテ<9983>のほか、業績面から関心が向かう展開が続くダイキン工業<6367>やアドバンテスト<6857>、前日の決算で第1四半期が約3割の経常増益になったコムシスHD<1721>などが指数寄与度上位に並んだ。売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ自動車<7203>、ソフトバンク<9434>、東京エレクトロン<8035>、太陽誘電<6976>などが上昇した。一方で、ファンド事業が好調で市場予想を上振れる決算を発表するも反応は限定的であったソフトバンクGが2%安になったほか、ソニー<6758>、武田薬品<4502>、JXTG<5020>、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株は弱含んだ。 《SK》
関連銘柄 14件
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11/27 15:30
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時価総額 432,516百万円
電気通信工事大手。NTTグループを中心に、KDDIやソフトバンク、楽天モバイル向けの通信設備工事を展開。社会システム関連事業等も。受注高は堅調。ITソリューション事業や社会システム関連事業等が受注好調。 記:2024/07/16
4502 東証プライム
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時価総額 6,511,709百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
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時価総額 2,421,428百万円
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6367 東証プライム
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時価総額 5,300,967百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6758 東証プライム
3,018
11/27 15:30
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時価総額 18,841,670百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
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時価総額 6,516,795百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6976 東証プライム
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時価総額 280,294百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
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時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,527
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世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,240
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時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,768
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9434 東証プライム
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9983 東証プライム
51,190
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-260(%)
時価総額 16,289,733百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
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時価総額 13,202,025百万円
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