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【注目銘柄ダイジェスト】:H.I.S.が急落、オリンパスは急騰

2020/6/25 17:40 FISCO
*17:40JST 【注目銘柄ダイジェスト】:H.I.S.が急落、オリンパスは急騰 <6701> NEC 5170 +120 大幅反発。NTT<9432>が約5%を出資して、第3位の株主になると報じられた。出資額は約600億円となるもよう。また、5Gネットワークにおける通信回線を制御する基幹装置など先端通信網を共同開発することが分かったとも伝わった。世界的に保護主義が強まるなか、社会インフラでの国産技術維持に取り組んでいく。両社では「6G」の技術開発も視野に入れるとされるなど、NTTとの協業深化を好感する動きに。 <7733> オリンパス 2132.5 +214.0 急騰。デジカメを中心とする映像事業を投資ファンドの日本産業パートナーズに売却すると発表している。9月末までに正式契約を締結して、年内に売却を完了させる予定のようだ。売却額などは明らかにしていない。同事業はこれまで3期連続で営業赤字を継続するなど業績の足を引っ張ってきており、事業売却による医療事業への経営資源集中を評価する動きが優勢になっている。 <6755> 富士通ゼ 2170 +70 大幅反発。未定としていた21年3月期業績予想、並びに配当予想を公表している。営業利益は160億円で前期比7.1%増益、130億円程度の市場コンセンサスを上回っている。また、年間配当金も前期比2円増配の30円としている。新型コロナによる営業利益へのマイナス影響は75億円としているようだ。下半期以降の順調な需要回復を想定した増益ガイダンスをポジティブに捉える動きが先行。 <9603> H.I.S. 1694 -149 急落。前日に上半期の決算を発表、営業損益は14.7億円の赤字となり、17億円の黒字予想としていた通期ガイダンスは今回取り下げられている。先に上半期の下方修正を発表済みであり、通期予想取り下げとともに大きなインパクトはないとみられる。ただ、ホテル事業の先行き懸念などコロナ後の重点施策には不透明感が残るとの見方もあり、足元の業績悪化をあらためて懸念視する動きが強まる方向に。 <6788> 日本トリム 3255 +175 大幅反発。子会社のヒューマンライフコードが、日本医療研究開発機構が公募した革新的医薬品等開発推進事業「新型コロナウイルス感染症に対する治療薬開発」に採択されたと発表している。採択された研究課題は、COVID-19に伴う急性呼吸窮迫症候群に対する臍帯由来間葉系細胞輸注療法となっている。フェーズ1試験を年内可能な限り早期に開始すべく準備を進めているもよう。 <4977> ニッタゼラチン 703 -99 急落。前日に20年3月期の決算を発表、営業利益は16.9億円で前期比88.2%増益、2月10日に上方修正した水準を上回っての着地となった。一方、21年3月期は13億円で同23.1%減益の見通しとしている。新型コロナの影響で、ホテル・レストランなど業務用商材が大きく影響を受けると見込んでいるもよう。前日にかけて高値更新基調となっていたため、失望売りが優勢の展開となっている。 <4911> 資生堂 7023 +38 続伸。JPモルガン証券では投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に、目標株価も6000円から8200円に引き上げた。抜本的な構造改革に向けた経営者の考えを確認できたと評価している。21-22年度にかけ、EC化、DX化、ブランド・事業ポートフォリオの再編により、強みを持つプレステージ・プレミアムスキンケアへの経営資源の集中化を図り、23年度には本格的な回復と新たな成長が始まると分析。 <3939> カナミックN 1126 +116 急騰し年初来高値を更新。医療・看護・介護・保育等事業者における契約書締結作業の効率化とテレワークの推進を目的に、弁護士ドットコムと「クラウドサイン」とのシステム連携および販売で業務提携すると発表している。同社クラウドサービス事業拡大へのシナジーにつながるとの期待が先行。また、足元では両社ともに株価の上昇基調が鮮明化しており、市場の関心はより高まる形にもなっているようだ。 <6584> 三桜工 811 +64 急伸。前日に投資有価証券売却による特別利益の計上を発表している。売却益は12.3億円で第1四半期決算期間に計上される。新型コロナの影響で21年3月期業績見通しは開示されていないが、売却益の計上が収益水準を下支えするとの期待が先行へ。また、前日から全固体電池の材料を手掛かりにしてFDK<6955>が急伸しており、全固体電池関連の一角としての位置づけなども関心を高めさせているようだ。 <4343> イオンファン 1590 -93 大幅続落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も3900円から2000円に引き下げている。海外の成長期待低下、国内での成長見通し引き下げ、新型コロナ後の見通し不透明感や成長鈍化懸念を格下げの背景としている。成長ドライバーと位置づけの海外は、既存店成長鈍化の兆しなど成長期待が低下。国内もこれまでけん引役だったプライズの伸びがやや鈍化してきていると指摘。
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時価総額 23,344百万円
医療介護連携支援システム等の医療・介護クラウドプラットフォーム事業が主力。24時間フィットネスジム「URBAN FIT24」の運営等も。クラウドサービスの有料ユーザーID数は16万名超と順調に増加。 記:2024/08/05
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アミューズメント施設運営会社。モーリーファンタジー、スキッズガーデン等のブランドを展開。イオン傘下。店舗数は国内外で1200店舗超。新業態中心に新規出店。国内事業ではメダル部門の販促活動を継続的に強化。 記:2024/10/24
4911 東証プライム
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時価総額 1,110,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
4977 東証スタンダード
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時価総額 13,597百万円
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6584 東証プライム
700
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時価総額 25,978百万円
自動車部品メーカー。ブレーキ配管関連製品や燃料配管関連製品、シートベルト関連製品等を手掛ける。データセンター向け水冷装置のマーケティングを加速。電動車向けバッテリーの冷却用クーリングプレートを開発。 記:2024/07/02
6701 東証プライム
12,730
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時価総額 3,473,381百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6755 東証プライム
1,938
11/15 15:30
-14(%)
時価総額 211,901百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は国内堅調、アジア向けの販売が拡大。経営効率化進める。 記:2024/10/17
6788 東証プライム
3,445
11/15 15:30
+35(%)
時価総額 29,823百万円
整水器メーカー最大手。電解水素水整水器等の製造・販売を行うウォーターヘルスケア事業が主力。電解水透析等の医療関連事業も。ステムセル研究所を傘下に持つ。スポーツ分野、美容分野の販路開拓は順調に進捗。 記:2024/06/11
6955 東証スタンダード
584
11/15 15:30
-1(%)
時価総額 20,169百万円
富士通傘下の電池・電子部品メーカー。ニッケル水素電池、リチウム電池等の電池事業が主力。各種モジュール、スイッチング電源等の電子事業も。ニッケル水素電池は高付加価値市場に注力。新規ビジネス開拓にも取り組む。 記:2024/09/02
7733 東証プライム
2,497
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時価総額 2,940,717百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
9432 東証プライム
154.6
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+3(%)
時価総額 13,999,079百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9603 東証プライム
1,800
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時価総額 143,750百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09