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個人投資家・有限亭玉介:コロナショック後にさらなる上昇トレンドを秘めた銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2020/6/27 11:52 FISCO
*11:52JST 個人投資家・有限亭玉介:コロナショック後にさらなる上昇トレンドを秘めた銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2020年6月23日10時に執筆 株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 さて、あたくしのブログでは日々「気になる銘柄」をピックアップし、その後の値動きに対する私観を交えた実況中継などを掲載しております。当記事ではここ最近注目した個別株についてザックリではありますが、ご紹介させて頂きます。 この度は『コロナショック後にさらなる上昇トレンドを秘めた銘柄群』というテーマで寄稿させて頂きますよ。 まず最初にご紹介するのがサーバープラットフォームを手掛けるLink-U<4446>です。巣ごもり関連としてマンガアプリの需要が拡大しましたが、同社も小学館や集英社と連携してマンガアプリを展開している事にも注目です。6月12日の決算発表は経常利益が減益で嫌気されましたが、同社は20年7月期を投資フェーズとしており、目先の成長より長期での企業価値最大化へ努める方針です。チャート(日足)は決算後の急落後、すぐに切り返して上場来高値をとってきています。その上で、サーバー関連事業を手掛ける同社においては5G社会を背景にした恩恵を受けるのではとの思惑もあるので注目です。 2つ目の銘柄はエル・ティー・エス<6560>です。デジタルトランスフォーメーション(DX)化支援のコンサルティングを主力とする同社は、5月15日に決算を発表し、四半期ベースの営業利益は過去最高となりました。RPAの導入支援やITビジネスマッチング「アサインナビ」の会員数増加が業績寄与したように、今後もテレワークを機に働き方が見直されて、中長期で業務効率化の導入が拡大していくと思われます。チャート(日足)は、25日線を下値サポートに上昇トレンドを継続しています。 3つ目の銘柄は、学生マンションの企画開発や介護施設等の運営を手掛けるジェイ・エス・ビー<3480>です。6月12日の決算発表では経常利益が増益着地し、通期計画を既に上回りました。新型コロナの影響を受けた学生支援策として、6月1日より200室を初期費用及び6ヶ月分の家賃を無料とする学生支援特別プランを提供するなど、同社の社会貢献姿勢にも好感を持てますな。高齢者住宅事業もセグメント利益が前年同期比176.1%の伸長となっており、チャート(日足)は決算後に窓を開け動意すると、その後も下値を切り上げています。 4つ目の銘柄はジーンテクノサイエンス<4584>です。新型コロナウイルスの影響で依然としてバイオ株への物色は続いているようですが、同社の5月25日の決算発表は赤字着地となりました。しかし、21年3月期は赤字縮小の見通しで、ニコン<7731>と業務提携し開発を進めている歯髄幹細胞の再生医療等製品への期待も高い模様です。一目均衡表(日足)では、5月は厚い雲の中での値動きが続いていましたが、6月9日に同社HPの「IRのよくある質問」を更新した折、同社製薬の進捗や今後の方針について回答されていた模様で、その安心感から買いが入り、上昇トレンドに拍車がかかった模様です。バイオ株としての同社の新たな材料等にも期待したいところですねぇ。 5つ目の銘柄は、3月にもご紹介しましたアルチザネットワーク<6778>です。5G関連としてかねてより注目しておりました同社は、6月4日の決算発表で黒字転換が好感され、大きく窓を開け急騰しております。通期の上方修正と増配も発表しており、5G向け製品の売れ行きが予想を上回り好調なようです。同日にNTTドコモ<9437>とNEC<6701>に5G向けテストソリューション納入に加え、富士通<6702>からの5G向け基地局評価業務受注、更に総務省の5G基地局拡大方針を受け、さらなる期待が同社にかかっているように見えますねぇ。2014年6月以来の高値(2177円)を超えられるかと監視中です。 最後の銘柄も5G関連よりピックアップしましたアライドHD<6835>です。5月14日の決算発表は赤字で嫌気されますが、通信インフラを手掛けている事から5G関連として思惑があるようです。6月11日には、テレワークに必要な中小企業向けのインターネット回線やVPN装置をまとめた「アライド光テレワークパック」の提供開始を発表すると、急動意しております。その後は上値も重く、下値も堅いまま、三角保ち合いのチャート(日足)を形成していますが、5Gやテレワーク需要を取り込み、上昇トレンドを継続できるかと注視中です。 と…ここでご紹介できるのはスペースの関係もあり、以上ではありますが…他にも「注目すべき」とする銘柄は沢山ございます。お時間がありましたらブログを検索して頂ければ幸甚です。愛猫「なつ」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《US》
関連銘柄 10件
3480 東証プライム
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時価総額 59,470百万円
学生用マンションの企画開発から運営・管理までを一括で行う。高齢者住宅事業は譲渡し、学生マンションに経営資源集中。学研HDと業務提携。不動産賃貸管理事業の管理戸数は増加傾向。26.10期売上788億円目標。 記:2024/05/08
4446 東証プライム
478
11/7 15:30
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時価総額 6,775百万円
Link-U Technologies等を傘下に収める持株会社。マンガサービス事業が柱。マーケティング事業等も手掛ける。26.7期売上60億円目標。総合書店系マンガサービス、自社プロダクトが重点強化領域。 記:2024/05/06
4584 東証グロース
112
11/7 15:30
+2(%)
時価総額 4,179百万円
北海道大学発ベンチャーとして2001年に創業。バイオシミラー事業、細胞治療(再生医療)事業を手掛ける。ノーリツ鋼機の持分法適用関連会社。カイオム・バイオサイエンスと業務提携。細胞治療事業等にリソース集中。 記:2024/07/08
6560 東証プライム
1,794
11/7 15:30
+44(%)
時価総額 7,856百万円
DX支援など大企業向けサービス中心のプロフェッショナルサービス事業が主力。ITビジネスマッチングサービス「アサインナビ」等も。アジャイル開発支援サービスの提供を本格化。アサインナビは順調に成長続く。 記:2024/08/10
6701 東証プライム
13,275
11/7 15:30
+115(%)
時価総額 3,622,084百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
2,787.5
11/7 15:30
-14(%)
時価総額 5,773,214百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6778 東証スタンダード
543
11/7 14:44
+5(%)
時価総額 5,192百万円
通信計測器メーカー。基地局負荷試験機の開発・販売、通信インフラの保守、運用管理等を行う。通信事業者、通信機器メーカーが主要取引先。28.7期売上高80億円目標。サービス監視システムの拡販等を図る。 記:2024/05/08
105
11/7 15:30
-7(%)
時価総額 11,522百万円
ネットワーク機器メーカー。xシリーズ・スイッチ製品が主力製品。総合ITソリューションサービス、セキュリティソリューション等も。医療、公共、文教向けに強み。在日米軍基地の居住者向けネットサービスは順調。 記:2024/05/17
7731 東証プライム
1,931
11/7 15:30
+48.5(%)
時価総額 730,569百万円
大手光学機器メーカー。カメラと半導体やFPDの露光装置で世界トップクラス。眼科領域の顕微鏡等も製造、販売する。業務用カメラの米レッド社買収。カメラや半導体露光装置が堅調。開発費などが重し。医療事業に注力。 記:2024/07/28
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03