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*08:30JST マザーズ先物見通し：メルカリ、アンジェスなど時価総額上位銘柄に注目集まる 本日のマザーズ先物は、米国株が大幅続伸したことや国内で時価総額上位銘柄に好材料が出たことで、底堅い展開が予想される。16日の米国市場では5月小売売上高が市場予想を上回ったことや低コストの抗炎症薬でウイルス重症患者の生存率を高めることが明らかになったほか、トランプ政権が1兆ドル規模のインフラ支出を検討しているとの報道が好感されて急伸して寄り付いた。その後、中国での感染拡大や、米国でも入院患者数の増加が伝えられると上げ幅を縮小した。しかし、パウエルFRB議長の証言で、回復が軌道に乗るまでゼロ金利政策を維持する方針を繰り返したため引けにかけては再び上昇が加速する展開となった。本日のマザーズ先物は堅調なナイトセッションや好調な海外市場の流れを引き継ぎ底堅い展開が期待される。また、海外でコロナ第2波を警戒する動きが続いていることで、時価総額上位のアンジェス<4563>などバイオ株が先物を下支えすることを期待される。そのほか、安倍首相が全銀ネット改革で、キャッシュレス事業者の参加を検討していると一部で報道されたことから、キャッシュレス関連銘柄として時価総額上位のメルカリ<4385>が注目され先物をけん引することが期待される。上値のメドは990.0pt、下値のメドは948.0ptとする。 《YN》