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ソフトバンクグループに市場の関心が集まる

2020/2/7 8:44 FISCO
*08:44JST ソフトバンクグループに市場の関心が集まる  7日の日本株市場は、こう着ながらも日経平均の24000円を意識した底堅い相場展開が見込まれる。6日の米国市場はNYダウが88ドル高と続伸。中国政府が14日より米国からの輸入品750億ドル相当に対する関税を半減させることを発表したことが材料視されている。これについては、前日の市場で材料視されていた面もあり、改めて上値を買っていく流れには向かいづらいところではある。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の23945円。円相場は1ドル109円90銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行になりやすいところ。また、円相場は1ドル110円台に近づいているが、株高や金利上昇を背景としたドル買いの流れであり、為替相場がけん引する流れにもなりづらいところ。円相場は108-110円処でのレンジが想定されていることもあり、明確にレンジを上放れる動きをみせてくるかを見極めたいところであろう。  一方で、本日は指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が指数をけん引する格好になりそうである。アクティビスト(物言う株主)の米エリオット・マネジメントが水面下でソフトバンクグループ株を買い集め、保有株は25億ドル(約2700億円)以上になっていることが関係者の話で明らかになったと報じられている。株価浮揚につながるような変革を促しているとも伝えられており、思惑的な値動きをみせてくる可能性がありそうだ。  また、昨日の日経平均はマドを空けての上昇となり、25日線を回復して始まると、その後の上昇で直近の急落で空けていたマド上限レベルを突破する格好となった。一方で下にマドを空ける格好でのアイランドリバーサル形状を残す形状をみせており、テクニカル的にはシグナルが好転した格好である。  日経平均は年初来高値に再び接近する動きをみせており、米雇用統計の上振れが意識されてくるようだと、足元で減らしていたロングポジションを、若干でも積み上げてくる可能性も出てきそうである。また、新型コロナウイルスの感染拡大が引き続き警戒されるものの、治療薬に関する報道も出てきやすいと考えられ、ショートポジションについても、カバーしておきたい動きが意識されやすいだろう。 《AK》
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携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17