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【注目銘柄ダイジェスト】:レーサムがストップ高比例配分、アクシージアがストップ安

2024/9/17 16:19 FISCO
*16:19JST 【注目銘柄ダイジェスト】:レーサムがストップ高比例配分、アクシージアがストップ安 <6645> オムロン 5980 +152 大幅反発。ジェフリーズ証券では、日本のFAセクターを弱気見通しとし、ファナック、THK、ハーモニックなどの投資判断を引き下げているものの、同社は「ホールド」から「バイ」に格上げ、目標株価も6000円から7500円に引き上げている。コスト削減効果やJMDCのデータ分析ノウハウとその他の事業とのシナジー効果などで、来年度以降の営業利益はコンセンサス水準を上回るとみているもよう。 <6723> ルネサス 2023.5 -82.5 大幅続落。前日の米国市場では、エヌビディア下落などでSOX指数が1.4%安となっており、国内半導体関連も全般売り優勢となった。また、モルガン・スタンレーMUFG証券では、同社を含めて複数の半導体関連銘柄の目標株価を引き下げた。同社に関しては、トップピックの位置づけを外し、目標株価を3600円から2800円に修正。業績予想引き下げのほか、ウルフスピードへの長期貸付への懸念継続の可能性もあると。 <6981> 村田製 2635 -91.5 大幅続落。前日の米国市場ではアップルの株価が約3%下落している。新型スマートフォン「iPhone16」の需要が想定よりも弱い可能性があると一部アナリストが指摘しており、売り材料視されたもよう。注文から受け取りまでの「待ち時間」が昨年投入のモデルより短くなっているようだ。アップルの株価下落を受けて、関連銘柄とされる同社や太陽誘電、TDKなどの電子部品株が売りに押されている。 <3053> ペッパー 181 +18 急伸。株主優待制度の変更を発表。24年12月末からの株主優待再開はすでに発表済みだが、従来は優待品を自社商品のみに限定していた。今回、運営店舗で利用可能な食事券との選択方式に変更。500株以上の株主は、3000円相当の自社商品または3000円分の食事券に。なお、先週末には8月の月次動向も発表、いきなり!ステーキ業態は2カ月連続の既存店マイナスも、レストラン業態は既存店プラスに転じた。 <8890> レーサム 3745 +700 ストップ高比例配分。ヒューリックがTOBなどで全株式を取得し、完全子会社化することを発表している。同社の実質的な筆頭株主である香港の投資ファンド、オアシス・マネジメントと合意しているようだ。TOB価格は5913円で先週末終値比94%のプレミアムとなっている。TOB期間は9月17日から10月30日まで。同社ではTOBへの応募を推奨としており、TOB価格への完全サヤ寄せを目指す動きとなっている。 <9603> H.I.S. 1659 -113 大幅続落。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は55.1億円で前年同期比42億円の赤字から97.1億円の収益改善となった。ただ、5-7月期は2.6億円の赤字に転じ、ネガティブな反応が先行する形となった。5-7月期は閑散期で例年収益水準は低く、前年同期も8.4億円の赤字であったが、コンセンサスも5億円程度の黒字であったもよう。なお、会社側では想定通りの進捗としているもよう。 <4936> アクシージア 581 -150 ストップ安。先週末に24年7月期決算を発表、営業益は9.2億円で前期比51.7%減となり、第3四半期決算時に上方修正した8.3億円は上振れたものの、5-7月期はわずかな赤字に転じた。一方、25年7月期は9.4億円で同2.6%増の見通し。増益に転じる見込みだが、回復力は緩慢。中国市場におけるシェア奪回、日本や第3市場における事業立ち上げなどの諸施策推進により、一時的に利益率は低下を見込む。 <7034> プロレド 584 +68 急伸。先週末に第3四半期決算を発表、営業損益は1.6億円の黒字となり、前年同期比4億円の損益改善。また、通期予想は従来の9.2億円の赤字から1.2億円の赤字に上方修正した。固定報酬型コンサルティングではストラテジー&ハンズオン事業の売上高が想定以上の推移、成果報酬型コンサルティングでもコストマネジメント領域での売上減少が想定以下のもよう。グループ会社の事業会社向けコンサルも堅調のようだ。 <3193> エターナルG 3575 +485 急騰。先週末24年7月期の決算を発表、営業利益は32.5億円で前期比2.3倍となり、従来予想の30.1億円を上回る着地に。年間配当金は従来計画の6円から23円にまで引き上げ。25年7月期も40億円で同23.2%増と、想定以上の増益ガイダンスとなっている。また、配当方針を変更、累進配当の実施や配当性向20%をめどとするとしており、25年7月期配当金は前期比17円増の46円を計画している。 <7033> MSOL 1530 +300 ストップ高。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業益は16億円で前年同期比15.6%増となり、上半期実績の同5.5%増から増益率は拡大した。引き合い件数が順調に増加する中で粗利益率も向上し、採用教育費のコントロールも奏効。また、発行済み株式数の2.4%に当たる40万5000株、5億円を上限とする自社株買いの実施も発表、取得期間は本日から11月30日まで。需給面の押し上げ効果も期待される。
関連銘柄 10件
3053 東証スタンダード
192
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 11,407百万円
「いきなり!ステーキ」を主力とする外食チェーン。本格ステーキ専門店「炭焼きステーキくに」、こだわりとんかつ・かつき亭の運営、商品販売事業等も展開。いきなり!ステーキ事業では店舗サービス力の強化図る。 記:2024/08/27
3,300
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 38,353百万円
全品均一価格の焼鳥屋(居酒屋)チェーン「鳥貴族」を展開。チキンバーガー専門店「TORIKI BURGER」等も。グループ店舗数は1100店舗超。配当性向20%以上目安。トリキアプリのDL数は86万DL超。 記:2024/10/08
4936 東証プライム
578
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 14,547百万円
目元ケア、フェイスケアの基礎化粧品等の販売を行う。美容ドリンク等の美容サプリメントも。「AGTHEORY」、「AXXZIA」が主力ブランド。第3市場で販売強化推進。27.7期売上高192億円目標。 記:2024/10/29
6645 東証プライム
5,011
11/22 15:30
-98(%)
時価総額 1,033,494百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6981 東証プライム
2,562
11/22 15:30
-8(%)
時価総額 5,099,951百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
1,833
11/22 15:30
-53(%)
時価総額 30,763百万円
プロジェクト・マネジメント・オフィス(PMO)サービスが主力のマネジメント専門企業。マネジメントコンサル、プロジェクトマネジメント実行支援等を行う。人材の積極採用などにより、事業領域の拡大を図る。 記:2024/10/25
7034 東証プライム
498
11/22 15:30
-13(%)
時価総額 5,576百万円
コストマネジメントを中心とするコンサルティング事業を展開。新規事業開発支援、経営人材派遣によるハンズオン支援、システム導入支援等も。固定報酬型コンサルサービスではバックオフィス業務のBPR支援等が成長。 記:2024/06/09
8890 東証スタンダード
5,890
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 171,287百万円
不動産売買などの資産価値創造事業が主力。賃貸管理や建物管理業務等を行う資産価値向上事業、宿泊施設の運営等を行う未来価値創造事業も展開。配当性向40%目安。海外富裕層との取引機会拡大等で業績向上図る。 記:2024/07/04
9603 東証プライム
1,838
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 146,785百万円
旅行会社大手。海外旅行に強み。「変なホテル」等の運営を行うホテル事業も。九州産業交通HDなどを傘下に収める。ハウステンボスは22年に譲渡。26.10期売上4300億円目標。グローバルマーケットの強化図る。 記:2024/06/09