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【注目銘柄ダイジェスト】:ソフトバンクGが急伸、INSPECは急落

2021/12/7 16:53 FISCO
*16:53JST 【注目銘柄ダイジェスト】:ソフトバンクGが急伸、INSPECは急落 <8278> フジ 1905 -95 大幅反落。MV西日本と株式交換による共同持株会社の設立を発表。同社を株式交換完全親会社とし、MV西日本の普通株式1株に対して同社株1株を割り当てる。前日のMV西日本の終値をベースにすると理論価格は1846円で、同社にとってはディスプレミアムとなる。本日はMV西日本が上昇しており、両社株価がサヤ寄せする動きとなっている。 <8002> 丸紅 1070.5 +50.5 急伸。大和証券は投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価は1000円から1280円に引き上げた。総合商社セクター内で配当利回りからみた割安感があること、現中計期間中にも自己株式取得を検討するなど株主還元意識の高まりが窺えること、Helenaを中心にした成長戦略によるアグリ事業の収益拡大などを格上げの背景としている。また、22年3月期純利益は会社計画3500億円を上回る3700億円に上方修正した。 <6656> INSPEC 1360 -134 急落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は0.26億円で前年同期単独比5割超の減益になった。通期予想の0.8億円は据え置き、前期単独実績は2.8億円の赤字。依然として続いている渡航制限などの影響により海外での受注活動が減速、上半期受注高は前年同期比24.5%減となったもよう。想定上に回復ペースは緩慢との見方が強まっているようだ。 <9984> ソフトバンクG 5508 +405 急伸。前日まで7日続落で、7日間の下落率は24%の水準にも達しており、リバウンド狙いの動きが強まっている。前日のNY市場ではアリババが10%程の上昇、CFO交代などが材料視された。資産価値に占めるアリババ株の影響は依然として大きく、買い安心感につながっている。また、メタバースプラットフォームを運営するネイバーゼットへの出資が伝わっていることも材料視されているようだ。 <6718> アイホン 2028 -206 大幅反落。筆頭株主のイチカワなど既存株主の売出実施を発表している。88万3800株の売出、13万2500株のオーバーアロットメントによる売出を実施する。株式の分布状況の改善及び流動性の向上、コーポレートガバナンス強化による株主価値の向上を目的としている。売出株数は最大で発行済み株式数の5.6%となる。1日出来高が5万株に届かない日も多く、短期的な需給悪化への警戒感が強まる形のようだ。 <1873> 日本ハウスHD 413 +65 大幅反発で一時ストップ高。前日に業績予想の上方修正を発表、21年10月期営業利益は従来予想の18.6億円から27億円、前期比66.7%増にまで引き上げている。住宅事業における完成工事高の増加、経費削減などが背景。年間配当金も従来計画の6円から13円に引き上げ、前期比8円の増配となる。また、発行済み株式数の12.97%に当たる596万4842株の自己株消却を発表、将来的な希薄化懸念も後退する形に。 <4739> CTC 3845 +155 大幅反発。クレディ・スイス証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も3800円から4800円にまで引き上げている。非通信向け受注が回復局面に入り、これまでの株価抑制要因であった5G受注減少リスクは後退と捉えている。今後の株価は非通信事業の成長性を織り込む局面に入るとの見方。23年3月期営業利益は従来予想比35億円増となる593億円にまで増額修正している。 <1332> 日水 556 -33 大幅反落。SMBC日興証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価も750円から650円に引き下げている。22年3月期営業利益は過去最高を更新する見込みだが、好材料はいったん出尽くした感と捉えているもよう。23年3月期は水産相場の上昇効果が剥落し、海外食品もコスト高などの影響を受け、利益成長は踊り場になるとみている。23年3月期営業利益は前期比8.2%減益の225億円を予想。 <6779> 日電波 1729 +238 大幅反発で上昇率トップ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を1200円から2200円に引き上げている。水晶デバイスの需要及び価格前提を見直したことで業績予想を上方修正、22年3月期営業利益は従来予想の38億円から53億円、前期比86.4%増に、23年3月期は42億円から60億円に引き上げ。今後は成長戦略に視点が移っていくともみているようだ。
関連銘柄 9件
1332 東証プライム
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時価総額 287,467百万円
大手水産会社。水産物の加工、販売に加え、家庭用や業務用の冷凍食品、缶詰、練り製品等を提供する。EPA等の化成品、低温物流も行う。今期3Q累計は国内の食品が好調を持続した。不採算在庫の早期処分等も寄与した。 記:2024/02/10
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5/17 15:00
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時価総額 12,520百万円
在来木造住宅を設計・施工・販売。マンションやリフォームも。ホテル経営の子会社を有す。完工は5~10月に集中。決算期変更に伴う6カ月変則決算の24.4期は閑散期間のみの計上に。25.4期は黒字転換の見込み。 記:2024/02/05
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時価総額 1,035,600百万円
伊藤忠傘下のシステムインテグレータ大手。マルチベンダー対応に強み。今年8月に親会社が完全子会社化に向けたTOBを発表。TOB価格は1株4325円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2023/09/14
6656 東証スタンダード
953
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時価総額 3,791百万円
半導体製造装置メーカー。電子回路基板の外観検査装置や製造装置を製造、販売。主力はロールtoロール型など。24.4期2Q累計は受注額が増加。ロールtoロール型検査装置等の受注が寄与。受注残高も増加。 記:2024/02/03
6718 東証プライム
2,888
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時価総額 52,619百万円
大手インターホンメーカー。住宅向けインターホンやテレビドアホン、医療機関向けナースコールを展開。日本は戸建住宅市場の売上が大幅増。テレビドアホンの販売が好調。北米も堅調。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/04/08
6779 東証プライム
1,137
5/17 15:00
-10(%)
時価総額 26,298百万円
大手水晶デバイスメーカー。水晶振動子や発振器の水晶デバイスに加え、応用機器や人工水晶、水晶フィルタ等を提供。車載向けが主力。今期3Q累計は移動体通信向けが堅調も、車載向けにUAWのストライキが影響した。 記:2024/02/08
8002 東証プライム
2,992
5/17 15:00
-13(%)
時価総額 5,140,890百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8278 東証プライム
1,912
5/17 15:00
-1(%)
時価総額 166,071百万円
愛媛県地盤のスーパーマーケットチェーン。イオングループ。四国4県と広島県、山口県で店舗を運営。外食やフィットネス、移動スーパー、ネットショップも展開。デリバリーを拡大。業容好調で3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/01/26
9984 東証プライム
8,550
5/17 15:00
+11(%)
時価総額 14,731,257百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10