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【注目銘柄ダイジェスト】:チェンジが急伸、ヤーマンは急落

2021/11/16 16:52 FISCO
*16:52JST 【注目銘柄ダイジェスト】:チェンジが急伸、ヤーマンは急落 <6564> ミダックHD 5400 -350 急落。前日に上期決算を発表、累計の営業利益は前年同期比26.0%増の11.5億円で、7-9月も同28.4%増と高い成長が続いた。主力の廃棄物処分事業では、自治体等から排出される廃棄物の受託量が増加し、各中間処理施設の稼働率が向上。連結子会社でも旺盛な埋立需要を背景に受託量が増加した。一方、利益水準は4-6月の6.5億円から7-9月は5.0億円へとモメンタムがやや一服。通期計画に対する進捗率も53.8%と順調ながらもサプライズはない。足元の株価水準は昨年末比で3.6倍程にまで大幅上昇しており、利益確定売りが優勢となっている。 <2180> サニーサイド 796 -32 急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1.4億円(前年同期は0.14億円)となった。「収益認識に関する会計基準」の適用で前年同期比は未記載。マーケティング&コミュニケーション事業ではグループシナジーの効果が既存顧客の深堀と新規顧客の獲得の両側面おいて表れた。セールスアクティベーション事業は、大型キャンペーンの獲得等に加え、IP(知的財産)を活用したコラボ商材の企画販売等を背景に好調だった。ただ、通期計画6.5億円に対する進捗率が21.5%と低めにとどまっていることから、目先の利益を確定する売りが先行しているもよう。 <6619> WSCOPE 945 +5 一時急落。前日に第3四半期決算を発表。累計の営業損益は4.2億円で、前年同期比で37.7億円の損益改善となった。主力のリチウムイオン二次電池セパレータ事業において、主力案件の欧州車載用電池向け及び民生ハイエンド電池向け案件ともに販売量が大幅に拡大。一方、通期の営業利益計画を下方修正。主要顧客の需要は引き続き旺盛で売上高は据え置いたが、新設製造ラインの承認手続きの遅れによる生産最適化の遅延、輸送コストの上昇などが要因としている。ただ、7-9月の売上高は前年同期比55.1%増の76.4億円と高水準を維持していることもあり、下げ渋る動きも見せている。 <6615> UMCエレ 574 -77 急落。前日に上期決算を発表、累計の営業利益は前年同期比7.5倍の5.4億円となった。ただ、7-9月期は同70.1%減の1.4億円と大幅減益に。主力のEMS事業では、電動コンプレッサ等の電動自動車向けの製品が伸長し、車載機器向けが拡大した一方、産業機器向けは、部品供給のひっ迫等による市場全体の停滞などの影響があったもよう。前期比75.0%増の15.0億円とする通期計画は据え置いたものの、進捗率は35.6%にとどまっており、低進捗率を嫌気する動きが優勢に。 <6630> ヤーマン 1189 -277 急落。前日に上期業績予想の上方修正を発表。営業利益は前回予想の30.2億円から39.3億円、前年同期比2.5%減に引き上げた。直近の販売動向などを反映したもよう。ただ、通期計画は64.0億円、前期比4.6%増で据え置いており、市場予想の73.0億円は下回ったまま。10月下旬以降、株価は大きく戻していたこともあり、材料出尽くし感とする利益確定売りが優勢となっている。 <5074> テスホールディングス 2786 +196 急伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は32.2億円で着地、通期計画49.1億円に対する進捗率は66%で高進捗率となった。エンジニアリング事業は、福岡みやこメガソーラー向け再エネEPC(開発型)が順調に進捗し、売上及び利益に大きく貢献。受託型EPCでも、顧客の脱炭素ニーズを受けて太陽光発電が前期に引き続き堅調に推移。また、エネルギーサプライ事業は減収となったが計画通りの推移となったもよう。通期計画は据え置いているが、第1四半期時点での高進捗率を受けて、今後の上方修正への期待感が高まっている。 <6098> リクルートHD 7804 -267 大幅反落。前日に上期決算を発表、累計の営業利益は前年同期比3.0倍の2229億円、7-9月期も同2.5倍の1182億円と大幅増益で市場予想の970億円を上回った。通期計画は従来の2700~3400億円から3500~3800億円、レンジ上限で前期比2.3倍にまで上方修正。HRテクノロジー事業では引き続き高い採用需要に起因した有料求人広告利用の増加が寄与。人材派遣事業も欧州、米国などでの増収がけん引。ただ、株価が上場来高値圏にあるなか、上方修正値が市場予想を小幅に上回る程度におさまっていることもあり、利益確定売りが優勢となっている。 <8158> ソーダニッカ 703 +76 急騰で年初来高値更新。前日に発行済株式総数に対する割合4.23%に相当する100万株を上限とした自社株買い実施を発表。取得期間は21年11月16日から22年3月31日まで。株主への利益還元及び経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行が目的。今年5月にも発行済株式総数の6%に相当する自社株買いを発表しており、短期間での立て続けの高水準の自社株買いを評価する動きが優勢に。 <3962> チェンジ 2236 +287 急伸。前日に21年9月期本決算を発表、営業利益は前期比42.4%増の59.9億円となった。NEW-ITトランスフォーメーション事業では大企業や官公庁向けのデジタル化プロジェクトやデジタル人材育成関連の案件が拡大。パブリテック事業では、ふるさと納税プラットフォームビジネスでの手数料率の引き上げ、地方自治体向けSaaSビジネスの有償化などが寄与した。前期の上振れ着地に伴い、22年9月期は中計で掲げていた65億円から68億円、前期比13.6%増に増額修正した。 <6616> トレックスセミ 3400 +503 急伸。前日に上期決算を発表、累計の営業利益は前年同期比6.8倍の17.8億円で、7-9月期は同18倍の11.47億円と増益率が急拡大。通期予想は従来の25億円から27億円、前期比2.2倍にまで上方修正。電子化ニーズの高まりやライフスタイルの変化に伴い、産業機器関連市場やデジタル機器関連市場などが引き続き好調に推移する見通し。為替の円安傾向も寄与するもよう。年間配当金も40円から44円へと増額するとしており、好決算を素直に評価する動きに。
関連銘柄 10件
2180 東証スタンダード
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PRやブランディング、スポーツマーケティング等を手掛けるブランドコミュニケーション事業が柱。フードブランディング、ビジネスディベロップメントも。食品・飲料、コスメ・ファッション関連等のPRを順調に受注。 記:2024/06/24
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時価総額 91,784百万円
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5074 東証プライム
310
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9,308
9/27 15:00
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時価総額 15,785,996百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
1,799
9/27 15:00
+29(%)
時価総額 49,965百万円
産業廃棄物の収集運搬、中間処理、最終処分を行うミダックを中核とする持株会社。廃棄物処分事業の売上構成比率が高い。仲介管理事業なども手掛ける。「奥山の杜クリーンセンター」の廃棄物受託量の増加などに注力。 記:2024/07/28
389
9/27 15:00
-4(%)
時価総額 11,000百万円
国内トップクラスの電子機器受託製造サービス会社。車載機器を軸に、産業機器、OA機器分野等で事業展開。豊田自動織機が筆頭株主。自動車の重要保安部品の開発などに強み。中計では27.3期売上高1500億円目標。 記:2024/07/02
1,634
9/27 15:00
+19(%)
時価総額 18,879百万円
超小型電源IC特化のアナログIC専業メーカー。DC/DCコンバータや電圧レギュレータ、電圧検出器、負荷スイッチ等を手掛ける。海外ではベトナムに生産拠点。車載機器・産業機器向け製品の企画、開発等に注力。 記:2024/08/10
6619 東証プライム
383
9/27 15:00
+15(%)
時価総額 21,119百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
6630 東証プライム
853
9/27 15:00
-13(%)
時価総額 49,772百万円
美容健康機器の製造・販売、化粧品や生活雑貨の販売等を手掛ける。美顔器で国内トップシェア。ヤーマン、ミーゼなどのブランドを展開。28.4期売上高700億円目標。ヘアケア、シェーバーを育成ブランドとして注力。 記:2024/05/08
8158 東証プライム
1,196
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-16(%)
時価総額 27,470百万円
独立系の化学品専門商社。取扱高トップクラスの苛性ソーダに強み。海外はアジアを軸に開拓。次亜塩素酸ソーダは官公庁向け需要が伸びる。マンガン化合物は電池材料向け販売数量が増加。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/04/16