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【注目銘柄ダイジェスト】:大真空が急伸、シルバーライフは急落

2021/9/13 16:53 FISCO
*16:53JST 【注目銘柄ダイジェスト】:大真空が急伸、シルバーライフは急落 <6962> 大真空 4550 +690 急伸。先週末に10月31日を基準日として1株につき4株の割合で株式分割を実施すると発表。投資単位当たりの金額を引き下げ、投資家層の拡大と市場流動性の向上を目的としている。同社は水晶デバイス大手で、22年3月期は営業利益が前期比43.6%増の30.00億円と2桁増益の見通し。第1四半期は前年同期比9.8倍の11.37億円と好スタートを切っており、好業績に加えた流動性の向上を素直に好感する動きが優勢に。 <9143> SGホールディングス 3190 +140 急伸。同社傘下の佐川急便と日本郵便は先週末に協業で基本合意したと発表している。これまで宅配分野などで協業してきたが、小型宅配荷物や国際荷物、クール宅配便などで輸送や集配ネットワークを共同で構築していく計画。また、脱炭素社会の実現などにも共同で取り組んでいくようだ。収益力向上に向けたシナジー効果への期待感が先行。日本郵政<6178>も堅調な動きに。 <3662> エイチーム 1594 +79 急伸。先週末に21年7月期の決算を発表、営業利益は7.01億円で前期比44.9%減益となったが、従来予想の5億円を上回る着地に。経費削減効果などが奏効し収益が上振れる形となった。また、発行済み株式数の1.8%に当たる35万株を上限とする自社株買いの実施を発表。前期上振れや自社株買いを評価する動きが優勢に。なお、新規協業IPゲームのリリース時期、立ち上がりの状況により業績は大きく変動するとして、22年7月期業績見通しは非開示としている。 <9262> シルバーライフ 1651 -250 急落。先週末に21年7月期の決算を発表、営業利益は8.39億円で前期比10.1%減益となり、第3四半期決算時に上方修正した数値7.7億円を上振れる着地に。一方、22年7月期は5.50億円で同34.5%減と大幅減益の見通し。栃木工場稼働による費用の増加が見込まれるほか、積極的な販売促進施策による広告費増加、新倉庫取得にかかる減価償却費発生などを要因としている。減益見通し自体は織り込み済みも減益幅は想定以上との見方に。 <5218> オハラ 1654 +127 急伸。先週末に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は9.91億円で前年同期比24.13億円の損益改善となっている。また、通期予想は従来の12億円から13億円に上方修正(前期実績は17.24億円の赤字)。デジカメ市場の回復で光学機器向けレンズ材の販売が堅調に推移しているほか、半導体露光装置、FPD露光装置向けガラスの需要も堅調のもよう。年間配当金は従来計画の10円から15円にまで引き上げている。 <3843> FB 976 +95 大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は10.3億円で前年同期比67.2%の大幅増益となっている。5G生活様式支援事業である集合住宅向けインターネットサービスが堅調に推移したほか、5Gインフラ支援事業におけるMVNEの帯域増加及び利益率改善なども奏功。戦略投資の拡大を織り込み、通期計画の25億円は据え置いているが、高い進捗率を背景に上振れ期待は高まる状況のもよう。 <7203> トヨタ自 9795 -164 反落。先週末、9-10月の世界生産台数を従来計画から約40万台減らすと発表。9月の生産計画は36万台減産と発表していたが、今回はさらに追加で9月に7万台、10月に33万台を減産するとしている。通期の生産も900万台と3%下方修正へ。東南アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大や半導体不足で部品の調達難が続く状況のようだ。通期業績見通しは引き続き据え置きとしている。前回の減産発表時と比較すると、ネガティブ反応は限定的 <6966> 三井ハイテク 8580 +1500 大幅続伸で上昇率トップ。先週末に上半期決算を発表、営業利益は59.6億円で前年同期比8.2倍となり、通期予想は従来の80億円から116億円、前期比3.1倍の水準にまで上方修正している。今期2度目の上方修正となる。情報通信機器向けや車載向け半導体用リードフレーム、電動車向け駆動・発電用モーターコアの受注がそれぞれ想定以上に伸長しているようだ。予想を上回る好業績をポジティブ視する動きが優勢に。 <6336> 石井表記 990 +150 ストップ高買い気配。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は10.3億円で前年同期比4.0倍の水準となり、従来予想の3.5億円を大幅に上回る着地となっている。工作機械および産業用機械向け操作パネル、および自動車向け印刷製品を中心に売上が想定を上回り、中国子会社でも電子部品実装の需要が増加しているようだ。通期計画は従来の6.3億円から15.6億円、前期比44.3%増にまで上方修正している。 <3996> サインポスト 859 +150 ストップ高買い気配。ファミリーマートでは無人のコンビニエンスストア店舗を2024年度末までに約1000店出店すると報じられている。通常店舗と同様に約3000品目の扱いが可能となり、本格的な無人店の大規模展開は日本で初めてとなるようだ。一連のシステムは無人店技術を開発し、同社とJR東日本スタートアップの合弁会社であるTOUCH TO GOのノウハウを使うとされている。同社への期待材料につながっているようだ。
関連銘柄 11件
3662 東証プライム
1,017
12/20 15:30
+8(%)
時価総額 20,125百万円
引越し比較・予約サイト「引越し侍」、車査定・車買取サイト「ナビクル」等の運営を行うライフスタイルサポート事業が主力。ゲームアプリの運営、EC事業等も。M&Aでデジタルマーケティング領域を強化図る。 記:2024/08/23
3843 東証プライム
1,474
12/20 15:30
+44(%)
時価総額 34,512百万円
ISP向け事業支援サービスや個人向けモバイル通信関連サービス、インターネットマーケティング等を手掛ける。特許取得技術など独自技術が強み。アルプスアルパインと資本業務提携。27.4期営業利益80億円目標。 記:2024/08/23
3996 東証スタンダード
399
12/20 15:30
-6(%)
時価総額 5,104百万円
金融機関等の基幹システム構築・更改のPMO支援などを行うコンサルティング事業が主力。コンパクトPOSセルフレジ「EZレジ」等のイノベーション事業も。コンサル事業は受注順調。DX伴走支援サービスを開始。 記:2024/06/09
5218 東証スタンダード
1,090
12/20 15:30
-17(%)
時価総額 27,741百万円
光学ガラス専業メーカー。交換レンズ向け等の光学ガラス、エレクトロニクス用ガラス等の特殊ガラス等を手掛ける。キヤノンなどが主要取引先。製品の高付加価値化に取り組む。26.10期売上高320億円以上目標。 記:2024/10/26
6178 東証プライム
1,497
12/20 15:30
+0.5(%)
時価総額 5,640,501百万円
日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に収める日本郵政グループの持株会社。約2万4千局の郵便局ネットワークを持つ。郵便・物流事業、不動産事業に資源を積極投入。アジア中心にロジスティクス事業を強化。 記:2024/10/04
6336 東証スタンダード
498
12/20 15:30
-3(%)
時価総額 4,072百万円
自動車内装部品等のデバイス事業、プリント基板製造装置等の装置事業、インクジェット事業を展開。液晶向け大型PIインクジェットシステムで世界シェアトップクラス。新規需要取り込みで液晶パネル製造装置は販売順調。 記:2024/10/25
6962 東証プライム
534
12/20 15:30
+2(%)
時価総額 19,329百万円
水晶振動子、水晶応用製品、MEMS発振器等の製造・販売を行う。兵庫県加古川市に本社。海外売上高比率は8割超。自動車メーカーなどが取引先。Arkhシリーズ、モールドタイプ発振器のラインアップ拡充図る。 記:2024/10/12
6966 東証プライム
844
12/20 15:30
-16(%)
時価総額 166,550百万円
モーターコア製品等の製造・販売を行う電機部品が主力。リードフレーム、プレス用金型、平面研削盤等も手掛ける。福岡県北九州市に本社。車載用モーターコアで世界トップシェア。生産性向上、原価低減に取り組む。 記:2024/10/14
7203 東証プライム
2,771.5
12/20 15:30
+47.5(%)
時価総額 43,775,806百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9143 東証プライム
1,462.5
12/20 15:30
-25(%)
時価総額 936,576百万円
宅配便大手の佐川急便を中核とする持株会社。飛脚宅配便のデリバリー事業、倉庫や通関等のロジスティクス事業、不動産事業などを手掛ける。新規事業の拡大図る。デリバリー事業では適正運賃収受の取り組み継続。 記:2024/11/08
9262 東証スタンダード
693
12/20 15:30
+3(%)
時価総額 7,526百万円
高齢者向け配食サービスのFC本部。店舗数は業界トップ。まごころ弁当、配食のふれ愛などを展開。高齢者施設等への食材販売、冷凍弁当の自社販売等も。森永乳業と宅配分野で連携。28.7期売上高180億円目標。 記:2024/11/10