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【注目銘柄ダイジェスト】:トレックスセミが急伸、KNTCTは続落

2021/6/17 16:56 FISCO
*16:56JST 【注目銘柄ダイジェスト】:トレックスセミが急伸、KNTCTは続落 <8908> 毎コムネット 744 +32 大幅反発。前日に業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の12.3億円から15億円、前期比33.6%減に引き上げている。不動産マネジメント、エネルギーマネジメント、人材ソリューション事業などが計画を上振れているもよう。第3四半期累計では0.4億円、前年同期比96.7%減という低水準であったため、足元で想定以上に収益性が回復していると捉えられている。 <6238> フリュー 1314 +37 大幅続伸。前日に5月の月次動向を発表している。5月売上高は26.7億円で前年同月比82.5%増、前月の同86.9%増に続いて高水準の伸びとなっている。主力のキャラクタ・マーチンダイジング事業が大きく拡大してけん引する形になっている。人気アニメ「呪術廻戦」プライズアイテムを今年から相次ぎ投入しており、販売の好調に寄与しているものとみられる。 <6616> トレックスセミ 2765 +283 急伸。出資先企業のノベルクリスタルテクノロジーが次世代半導体材料である酸化ガリウムのミリウエハー量産に世界で初めて成功したと伝わったことで、タムラ製作所が前日から急伸している。同社も20年6月にノベルクリスタルテクノロジーの第三者割当増資を引き受けており、連想感が強まる展開になっている。 <5957> 日東精工 596 +48 大幅反発。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も640円から680円に引き上げている。業績予想の上方修正が格上げの背景、21年12月期営業利益は会社計画24億円を上回る28.1億円、前期比2.2倍の水準に引き上げている。自動車向け、ゲーム機向け特殊ねじの受注回復に加えて、パソコンなど電機・電子部品向け特殊ねじの需要も増加、ファスナー事業が好調に推移する見通しとしている。 <6905> コーセル 1117 -42 大幅反落。前日に21年5月期業績予想の修正を発表している。営業利益は従来の24.2億円から30.2億円、前期比81.1%増に上方修正、一方、純利益は固定資産の減損計上によって従来の17億円から10.8億円に引き下げている。売上上振れに加えて、経費の節減活動や支出の先送りなどが営業益上振れの背景。ただ、第3四半期までの状況から営業益上振れは想定線、目先の出尽くし感や純利益の下方修正をマイナス視する動きが優勢に。 <9726> KNTCT 1367 -19 続落。前日に東京証券取引所では、同社株が上場廃止にかかる猶予期間に入ったと発表している。21年3月期に債務超過状態となったことが背景。猶予期間は21年4月1日から23年3月31日までの2年間。決算発表で債務超過に転じていることはすでに明らかになっており、第三者割当増資による債務超過の解消を見込んでいることも発表しているが、あらためて先行き警戒感が先行する動きになっている。 <4188> 三菱ケミHD 924.7 +17.3 大幅続伸で年初来高値更新。前日にスモールミーティングが開催されたもよう。新社長に就任したギルソン氏は、同社は成長性や収益性が低く、投資家が満足できるパフォーマンスが達成できていないことが課題とし、ポートフォリオ改革などの施策で収益率を引き上げたいとしている。税前利益率を2-3年で少なくとも10%以上にする必要があると捉えているもよう。野村證券では、企業改革の可能性を確認できたとしている。 <5741> UACJ 2832 +90 大幅反発。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も3000円から3500円に引き上げている。アルミ板市場と同社の収益構造は過去とは大きく変化、海外事業が収穫期入りするほか、飲料缶向けの需要増加でアルミ板の需給がひっ迫、国内も構造改革効果で復調する見通しとしている。22年3月期経常利益は142億円から192億円に修正しているもよう。 <8750> 第一生命HD 2243.5 +56 大幅続伸。米FRBでは前日に終了したFOMCで、2023年中にゼロ金利政策を解除する方針を示し、これまで24年以降としていた利上げ時期の想定が前倒しされる形になっている。FOMCを受けて早期利上げ観測が高まり、米10年債利回りは前日比0.08%上昇の1.57%にまで水準を切り上げている。保険セクターの中でも国債利回りとの連動性が高いとされる同社には買い材料と捉えられる形に。保険セクターは上昇率トップ。 <6920> レーザーテック 21670 +460 小幅続落。前日まで開催されていたFOMCでは、2023年までに2回の利上げの可能性が示唆されるなどタカ派的な内容となった。これを受けて米長期債利回りも1.5%台後半にまで上昇している。結果発表を受けて米国株も下落したが、より警戒されていたナスダックなどは売り一巡後に下げ渋っており、あく抜け感なども感じられる状況であった。グロース株の代表銘柄と位置付けられる同社などにも、ネガティブな反応は限定的にとどまっている。
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4188 東証プライム
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11/27 15:30
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時価総額 1,195,390百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
5741 東証プライム
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時価総額 259,038百万円
古河スカイと住友軽金属工業の経営統合で2013年に誕生。アルミニウム圧延品で国内生産量トップ。東洋製罐等が主要取引先。25.3期は缶材、自動車材等の売上数量増を見込む。28.3期売上高1兆500億円目標。 記:2024/06/28
5957 東証プライム
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時価総額 23,471百万円
工業用ファスナー主力、精密ねじ部品やねじ締め機、計測・検査装置を製造・販売。自動車・カメラ・携帯電話・家電向け。高性能検査選別装置「ミストルAI」を市場投入。自動車向けは売上伸長。建築向け等も拡大。 記:2024/06/13
6238 東証プライム
1,099
11/27 15:30
-62(%)
時価総額 31,097百万円
プリントシール機やクレーンゲーム景品等の開発・販売を行う。家庭用ゲームソフト事業、ゲームアプリ事業等も手掛ける。オムロングループから独立して誕生。IPの商品化やEC販売の強化、海外事業の拡大などに注力。 記:2024/10/22
1,310
11/27 15:30
-12(%)
時価総額 15,136百万円
超小型電源IC特化のアナログIC専業メーカー。DC/DCコンバータや電圧レギュレータ、電圧検出器、負荷スイッチ等を手掛ける。海外ではベトナムに生産拠点。車載機器・産業機器向け製品の企画、開発等に注力。 記:2024/08/10
6905 東証プライム
1,175
11/27 15:30
-10(%)
時価総額 48,394百万円
電源、ノイズフィルタメーカー。富山県富山市に本社。ユニット電源、オンボード電源、ノイズフィルタ等の製造・販売を行う。標準電源で国内シェアトップクラス。訪問営業による拡販、重点顧客への提案活動等に注力。 記:2024/10/05
6920 東証プライム
16,925
11/27 15:30
+220(%)
時価総額 1,595,791百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
3,785
11/27 15:30
-53(%)
時価総額 3,903,656百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
8908 東証スタンダード
723
11/27 15:30
-10(%)
時価総額 13,014百万円
不動産コンサルティング、学生マンション・学生寮の運営受託等を手掛ける不動産ソリューション事業が主力。学生サービス業務のアウトソーシング等も。総管理戸数は1万2000戸超。入居者募集・管理業務のDX化推進。 記:2024/08/12
9726 東証スタンダード
1,199
11/27 15:30
-17(%)
時価総額 32,770百万円
近鉄グループの大手旅行会社。近畿日本ツーリスト、クラブツーリズムなどを傘下に持つ。労働者派遣事業、商事・保険事業等も。中期経営計画では27.3期営業利益85億円目標。地域共創事業、訪日事業の拡大に注力。 記:2024/07/01