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6日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で反落、不動産と金融に売り

2023/3/6 16:54 FISCO
*16:54JST 6日の中国本土市場概況:上海総合0.2%安で反落、不動産と金融に売り 週明け6日の中国本土市場は、主要指標の上海総合指数が前営業日比6.37ポイント(0.19%)安の3322.03ポイントと反落した。 中国の景気テコ入れ策強化に対する期待感がやや後退する流れ。全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が5日に開幕した。冒頭で読み上げられた「政府活動報告」では、今年のGDP成長目標が22年の「5.5%前後」から「5.0%前後」へと低く設定されている。また、上海総合指数はこのところの上昇で、昨年7月以来、約8カ月ぶりの高値水準を終値ベースで回復。利食い売りも出やすかった。もっとも、下値を叩くような売りはみられていない。上述した全人代は開催中のため、これから明らかにされる具体的な政策に対する期待感が残る状況だ。(亜州リサーチ編集部) 業種別では、不動産の下げが目立つ。金地集団(600383/SH)が3.4%安、信達地産(600657/SH)が2.7%安、新城控股集団(601155/SH)が2.5%安、保利地産(600048/SH)が2.0%安で引けた。 金融株も安い。招商銀行(600036/SH)が3.3%、中国郵政儲蓄銀行(601658/SH)が3.1%、中国平安保険(601318/SH)が3.4%、中国人寿保険(601628/SH)が2.3%、中信証券(600030/SH)が2.3%、中信建投証券 (601066/SH)が1.7%ずつ下落した。消費関連株、素材株、エネルギー株なども売られている。 半面、ITハイテク株はしっかり。情報技術サービスの上海宝信軟件(600845/SH)が3.8%高、光ファイバー・ケーブルメーカーの烽火通信科技(600498/SH)が3.7%高、スーパーコンピュータ世界大手の曙光信息産業(603019/SH)が2.4%高、情報技術サービスの中電科数字技術(600850/SH)が2.3%高、液晶パネルメーカーの南京中電熊猫信息産業集団(600775/SH)が2.6%高で取引を終えた。 発電・電力設備株も高い。華能国際電力(600011/SH)が3.9%、華電国際電力(600027/SH)が3.2%、大唐国際発電(601991/SH)が2.6%、東方電気(600875/SH)が6.6%、特変電工(600089/SH)が2.2%ずつ上昇した。医薬品株、軍事関連株も買われている。 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.33ポイント(0.11%)安の297.22ポイント、深センB株指数が0.15ポイント(0.01%)高の1227.18ポイントで終了した。 亜州リサーチ(株) 《CS》