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ティア Research Memo(3):愛知県を中心に店舗展開を進め、直営・FC・グループ店舗含め201店舗まで拡大

2024/6/12 14:03 FISCO
*14:03JST ティア Research Memo(3):愛知県を中心に店舗展開を進め、直営・FC・グループ店舗含め201店舗まで拡大 ■ティア<2485>の事業概要 2. 店舗数の推移 2024年9月期第2四半期末の店舗数は、「ティア」直営店が94店舗(うち、葬儀相談サロン10店舗)、FC店が67店舗(うち、サロン1店舗)となったほか、新たに加わった八光殿17店舗、東海典礼23店舗を加えると、グループ合計で201店舗となっている。地域別店舗数で見ると直営店は名古屋市内で37店舗、名古屋市内を除く愛知県で31店舗、三重県7店舗、大阪府5店舗(うち、サロン1店舗)、東京都10店舗(うち、サロン9店舗)、埼玉県3店舗、千葉県1店舗となっている。また、FC店は愛知県21店舗、岐阜県19店舗、大阪府17店舗(うち、サロン1店舗)、三重県、静岡県、神奈川県、富山県で各2店舗、和歌山県、茨城県で各1店舗を展開している。FC加盟社数は14社で前期末と変わりない。なお「ティア」直営店の葬儀件数に占める名古屋市内の構成比は約5割で、愛知県全体で見ると8割強と大半を占める。 2019年9月期以降の出店形態は、葬儀会館よりも規模の小さい家族葬専用ホールを主に出店している。従来の葬儀会館では敷地面積で500坪前後が必要となり、条件(交通の利便性等)に見合う立地の物件探索が難しいが、家族葬専用ホールは200坪前後の敷地面積、例えばコンビニエンスストアの跡地でも出店可能なため候補物件が見つかりやすいこと、またここ数年は家族葬ニーズが高まっており、店舗運営の面からも家族葬ホールで出店を進めていくことが効率的と考えているためだ。 なお、名古屋市内の斎場シェアは2023年9月期に26.6%と一時的に低下したが、2024年9月期第2四半期累計では28.4%と再上昇している。店舗数は2022年9月期以降、変わりないものの、2023年4月より非会員向けに提供を開始した低料金プラン「ティアシンプル」(火葬式・一日葬)※の受注が好調だったことが一因で、競争の激しい名古屋市内でトップシェアの地位を確立している。 ※火葬式セットプラン(132千円~)、一日葬セットプラン(330千円~)。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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時価総額 9,634百万円
葬儀会館「ティア」を直営・FC展開。中部、関西、関東地区中心。グループ会館数は206店舗。個人宅などでもサービスを提供する。ドミナント出店による利便性向上図る。買収で売上拡大。販管費等の増加を吸収。 記:2024/09/30