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ティア Research Memo(2):葬儀・法要の請負、アフターフォロー、葬儀会館「ティア」の運営とFC事業を展開

2024/6/12 14:02 FISCO
*14:02JST ティア Research Memo(2):葬儀・法要の請負、アフターフォロー、葬儀会館「ティア」の運営とFC事業を展開 ■事業概要 1. 会社沿革と事業内容 ティア<2485>は名古屋を地盤とした葬儀会館「ティア」の運営を目的に、1997年に設立された。「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指して、「葬儀価格の完全開示」「適正な葬儀費用」を業界に先駆けて提唱し、葬儀業が究極のサービス業であるとの認識のもと、「徹底した人財教育によるサービスの向上」によって顧客からの支持を集め、成長を続けている。2017年に愛知県内で湯灌サービス及びメイク納棺、生花販売業務を行う(有)愛共(現 (株)ティアサービス)を子会社化し、連結決算を開始した。また、葬儀周辺サービスに事業領域を拡大することを目的に2022年11月に(株)ベンリーコーポレーションが展開する生活支援サービス「Benry」にFC加盟し、「ティアの会」会員向けの生活支援サービスや自社葬儀会館の営繕業務を名古屋市内の一部地域で開始した。直近では、2023年11月に葬儀会館を運営する2社を子会社化し※、事業規模を拡大している。 ※大阪府八尾市を中心に葬儀会館「八光殿」「リエラ」等を運営する八光殿、愛知県豊川市を中心に葬儀会館「東海典礼」「家族の新しいお葬式」を運営する東海典礼を子会社化した。投資ファンドから全株式を7,304百万円(諸経費含む)で取得。のれんは6,889百万円で15年定額償却となる。 事業セグメントは、葬儀・法要の請負、葬儀施行後のアフターフォロー、葬儀会館「ティア」の運営等で構成される葬祭事業のほか、FC加盟企業向けのサービスとなるFC事業、不動産事業や八光殿で行うリユース事業等で構成されるその他事業に分けて開示しているが、売上高、利益ともに95%以上を葬祭事業が占めている。なお、FC事業では、出店エリアの市場調査から会館企画、従業員教育、経営指導、葬儀付帯品等の販売、アフターフォローに至るまでトータルサポートを行っており、売上高は加盟時に支払う加盟金(2百万円)のほか、出店申込金(3百万円)やロイヤリティ収入(売上高の3%)、物品売上、社員に対する教育サービス料などが含まれる。なお、FC加盟に関しては同一商圏内に複数出店が可能な事業者であることを条件としている。また、以前は同業者の加盟を認めていなかったが、今後は理念に共感する同業者であればFC加盟だけでなく、M&A対象としての検討も進める。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《HN》
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2485 東証スタンダード
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時価総額 9,634百万円
葬儀会館「ティア」を直営・FC展開。中部、関西、関東地区中心。グループ会館数は206店舗。個人宅などでもサービスを提供する。ドミナント出店による利便性向上図る。買収で売上拡大。販管費等の増加を吸収。 記:2024/09/30