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テンポイノベーション---本決算を発表。売上高は前年同期比109%、営業利益は同80%の増収減益

2024/5/14 11:03 FISCO
*11:03JST テンポイノベーション---本決算を発表。売上高は前年同期比109%、営業利益は同80%の増収減益 テンポイノベーション<3484>は13日、2024年3月期(23年4月-24年3月)の決算を発表した。売上高が前年同期比9.1%増の142.63億円、営業利益が同19.6%減の9.74億円、経常利益が同20.1%減の10.11億円、当期純利益が同24.8%減の6.66億円。売上高は過去最高を更新し、15期連続の増収となる一方、営業利益以下の各段階利益は給与・役員報酬、採用費や管理費等の増加により減益となった。 店舗転貸借事業は、転貸借物件数が前事業年度末比229件増の2,445件となり、売上高135.53億円(前年同期比11.2%増)となった。営業利益は8.09億円(同15.8%減)であったが、これは採用費、給与、システム関連費用等、将来に向けた先行投資の影響によるものだという。 不動産売買事業は、店舗転貸借事業を更に推進する為、不動産業者との関係強化を目的として、店舗不動産の仕入販売や建築販売を実施している。今期においては社会経済活動の正常化に伴い、市場における様子見傾向が軽減するなかで、10物件を売却、8物件を取得している。その結果、売上高7.10億円(前年同期比19.0%減)、営業利益1.64億円(同34.3%減)となった。なお、利益における前年同期比大幅減は、前期に大型・高収益物件の複数売却があったことによるという。 連結業績予想は、売上高168.40億円(前年同期比18.1%増)、営業利益9.07億円(同6.9%減)、経常利益9.42億円(同6.9%減)、当期純利益6.30億円(同5.3%減)と増収減益の計画。社会経済活動の正常化が大幅に進む一方、海外景気の下振れ、金融資本市場の変動、物価上昇等のリスクもあり、今後の見通しは不透明としながらも、引き続き営業人員を拡充しつつ、市場性の高い店舗物件の仕入に注力する方針という。 なお、同社は2024年10月以降、グループの経営資源配分の最適化、経営人材の育成、事業集中・拡大できる体制の構築を目的として、持株会社となり、商号を「株式会社イノベーションホールディングス」に変更することを予定している。 配当は、2024年3月期の期末配当を1株当たり20円(前期配当1株当たり16円から4円の増配、連結配当性向50.5%)、2025年3月期の期末配当予想を1株当たり21円(前期配当1株当たり20円から1円の増配、連結配当性向55.9%)としている。 《SI》
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都内中心に外食向け店舗転貸借ビジネスを展開。クロップスが親会社。24.3期3Q累計は将来を睨んだ投資増が利益の重石。物件売却時も後ろ倒しに。ただ転貸借物件数の積み上げ順調。12月の月間成約数も過去最高に。 記:2024/04/15