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日本リビング保証 Research Memo(5):卓越した新商品企画開発力とスピードが企業成長のエンジン(2)

2024/3/14 16:15 FISCO
*16:15JST 日本リビング保証 Research Memo(5):卓越した新商品企画開発力とスピードが企業成長のエンジン(2) ■日本リビング保証<7320>の会社概要 5. 事業セグメントの再定義と事業名称の変更 企業ブランドのリブランディングに伴い、事業セグメントについても、「おうちのトータルメンテナンス事業」と「BPO事業」を、それぞれ「HomeworthTech事業」と「ExtendTech事業」に改称し、主要2事業に再編した。 事業名称の変更については、BPO事業(旧名称)は、業務委託=下請けの印象が強く、実際に提供している価値(資財価値の最大化)とギャップが生じており、ギャップ解消のために改称したと聞いている。 また、2つの事業名称に“Tech”を使ったのは、今後テクノロジー(デジタル)を生かしたソリューション提供を強みにしていくことを考えており、世の中には色々なワード(FinTech、ワランテック、プロップテック)があるが、既存のワードではなく新しい事業名称を選んだようである。また、新事業名称“Extend”は「延長保証」という意味で、すべての保証サービスを延長していこうとの意図が窺える。 (1) HomeworthTech事業(旧:おうちのトータルメンテナンス事業) 住宅・不動産領域に特化し、住宅の価値を高めるという視点で開発したユニークなサービスを提供する。様々なニーズにマッチするサービスを通じて、顧客企業(住宅事業者など)の事業戦略の実現を支援する。 (2) ExtendTech事業(旧:BPO事業) 住宅・不動産領域にとどまらず、幅広い分野に対してサービスを積極的に展開する。ExtendTech事業では、既に4つの新規領域(モビリティ、サイバー、音楽機器、電子端末)で保証サービスを開始している。 国内ではカーボンニュートラルの実現に向け、EV/PV(電気自動車と太陽光発電モジュール連係)の普及が加速しており、サステナブルな社会の実現に向け、機器の新規設置だけでなく、その管理や再利用にも注目が集まっている。同社では、住宅用再生可能エネルギー設備である、太陽光パネル、パワーコンディショナー、蓄電池の保証に加えて、EV関連の充電設備に対する長期保証サービスの提供も始め、EV/PV関連機器をオールカバーで保証引受している。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水啓司) 《SI》
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時価総額 18,297百万円
住宅設備の長期保証「住設あんしんサポート」やアフター業務支援サービス等のHomeworthTech事業が柱。住宅領域以外の長期保証サービスの提供等も。メディアシークと株式交換による経営統合で基本合意。 記:2024/07/04
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