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学情 Research Memo(6):自己資本比率は8割強、収益性を示す指標も依然として高水準

2023/3/14 16:46 FISCO
*16:46JST 学情 Research Memo(6):自己資本比率は8割強、収益性を示す指標も依然として高水準 ■業績動向 3. 財務状況と経営指標 学情<2301>の2022年10月期の財務状況は、流動資産は、主に現金及び預金の減少730百万円、有価証券の減少497百万円、売掛金及び契約資産の減少134百万円により、残高は6,217百万円となった。固定資産は、主に投資有価証券の増加1,607百万円、繰延税金資産の増加152百万円により、残高は7,593百万円となった。流動負債は、主に契約負債の増加174百万円、未払法人税等の減少119百万円により、1,342百万円となった。固定負債は、残高は前期と比べ著しい増減がなく236百万円となった。純資産は、主に当期純利益1,396百万円、配当金の支払い549百万円、自己株式の取得による自己株式の増加238百万円及び自己株式の処分による自己株式の減少11百万円、その他有価証券評価差額金の減少294百万円により12,232百万円となった。 主な経営指標に関しては、自己資本当期純利益率が11.6%、総資産経常利益率が15.0%、売上高営業利益率が23.9となった。前期と比較して若干の減少は見られるものの、依然として収益性が高いと言えるだろう。また自己資本比率は88.3%、1株当たり純資産は876.29円となった。 4. キャッシュ・フローの状況 営業活動によるキャッシュ・フローは、主に税引前当期純利益が生じたことによる資金の増加2,011百万円、法人税等の支払による資金の減少752百万円により1,486百万円の収入となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、主に投資有価証券の取得による支出4,116百万円及び売却による収入2,305百万円及び償還による収入523百万円、無形固定資産の取得による支出118百万円により1,424百万円の支出となった。財務活動によるキャッシュ・フローは主に、配当金の支払による支出550百万円、自己株式の取得による支出238百万円により、793百万円の支出となった。以上より同社の2022年10月期における現金及び現金同等物の残高は前期に比べて730百万円減少し、2,463百万円となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) 《YI》
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