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デリカフHD Research Memo(4):自己資本比率の低下傾向が続くも、営業活動によるキャッシュ・フローは回復

2022/6/24 15:44 FISCO
*15:44JST デリカフHD Research Memo(4):自己資本比率の低下傾向が続くも、営業活動によるキャッシュ・フローは回復 ■業績動向 2. 財務状況と経営指標 デリカフーズホールディングス<3392>の2022年3月期末の財務状況を見ると、資産合計は前期末比312百万円増加の22,945百万円となった。主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が104百万円減少した一方で、売掛金が711百万円増加した。固定資産では有形固定資産が230百万円減少したほか、投資有価証券が68百万円、繰延税金資産が66百万円それぞれ減少した。 負債合計は前期末比1,192百万円増加の16,708百万円となった。有利子負債が459百万円増加したほか、買掛金が412百万円、未払金が269百万円それぞれ増加した。純資産合計は同879百万円減少の6,236百万円となった。配当金支出と親会社株主に帰属する当期純損失の計上により、利益剰余金が825百万円減少した。 経営指標を見ると、自己資本比率が純資産の減少と負債の増加により前期末比4.2ポイント低下の27.2%、有利子負債比率が同29.2ポイント上昇の183.8%となるなど、財務の健全性はここ数年低下傾向となっている。2期連続で損失を計上するなど収益の回復が遅れていることが要因だ。キャッシュ・フローの状況について見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは前期の72百万円から857百万円と増加に転じている。投資活動によるキャッシュ・フローについては設備投資による有形固定資産取得による支出で1,057百万円となっており、投資を賄うまでには至っていないものの、フリーキャッシュ・フローは前期からは改善した状況となっている。ただ、2022年3月期からスタートしている第四次中期経営計画では複数の拠点開設を計画しており、財務基盤の強化が今後必要になってくるものと思われる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《YM》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25