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ユニリタ Research Memo(7):2022年3月期は増収、営業増益見込み、クラウドサービスの伸びが業績をけん引

2021/6/14 15:07 FISCO
*15:07JST ユニリタ Research Memo(7):2022年3月期は増収、営業増益見込み、クラウドサービスの伸びが業績をけん引 ■業績見通し 1. 2022年3月期の業績見通し 新中期経営計画の初年度となる2022年3月期の業績予想についてユニリタ<3800>は、売上高を前期比4.4%増の10,500百万円、営業利益を同5.7%増の800百万円、経常利益を同1.5%増の900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同28.6%減の600百万円と増収及び営業増益を見込んでいる。 売上高は、新セグメント区分によるサービスがそれぞれ伸長する見通しである。特に、主力4サービスを中心とした「クラウドサービス」の伸びが増収に寄与する。 損益面では、増収効果や「プロフェッショナルサービス」(特に旧ソリューション事業)の損益改善などにより営業増益を確保するものの、「クラウドサービス」※等への先行投資が継続することから、営業利益率は7.6%(前期は7.5%)とほぼ横ばいを見込んでいる。なお、最終損益が減益となるのは、前期に特別利益として計上した投資有価証券売却益(519百万円)の反動減によるものである。 ※新区分の「クラウドサービス」がセグメント損失となっているのは、旧「プロダクト事業」の一部を引き継いだことによるものである。 2. 弊社の見方 コロナ禍の影響には引き続き注意する必要があるものの、DX化の動きが加速するなかで、主力サービスが好調な「クラウドサービス」の伸びや、コンサルティングからのワンストップによる「プロフェッショナルサービス」の提供などにより、同社の業績予想の達成は十分可能であるとみている。一方、中長期目線では、2022年3月期以降の成長加速に向けた取り組みが重要となろう。特に、成長の軸となる「クラウドサービス」のカテゴリごとの進捗状況に加え、コロナ禍をきっかけとして加速してきたDX化の流れや社会課題の解決をいかに成長に取り込んでいくのかが、重要なテーマになると捉えている。各クラウドサービスの動向はもちろん、グループ一体となったソリューション提案などにも注目していきたい。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《NB》
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独立系自社開発ソフトウェアメーカー。パッケージソフトウェア及びデータ活用ソリューションの開発・販売・サポート等を手掛ける。システム運用、データ活用に強み。クラウドサービスの事業領域拡大などに取り組む。 記:2024/10/11