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39000円~39500円辺りでのレンジでの推移を継続【クロージング】

2024/12/10 16:31 FISCO
*16:31JST 39000円~39500円辺りでのレンジでの推移を継続【クロージング】 10日の日経平均は続伸。207.08円高の39367.58円(出来高概算17億株)で取引を終えた。円相場が1ドル=151円台と円安に振れるなか、輸出関連株を中心に買いが先行し、日経平均は寄り付き直後に39465.14円まで上昇した。ただ、心理的な節目の39500円を目前に戻り待ちの売りや利益確定売りが散見され、その後は軟化し前場終盤には39171.69円まで伸び悩む場面もあった。後場に入ると、半導体関連株の一角が再び騰勢を強めたことなどから、前場高値に迫る場面があったものの、積極的な上値追いの流れとはならず、米国の重要イベントを前に様子見ムードが広がり、39300円台でのこう着となった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が880に迫り、全体の過半数を占めた。セクター別では、卸売、鉄鋼、電気機器、輸送用機器など16業種が上昇。一方、保険、電気ガス、非鉄金属、その他製品など17業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ソニーG<6758>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>が堅調だった半面、テルモ<4543>、フジクラ<5803>、第一三共<4568>、中外薬<4519>が軟調だった。 前日の米国市場では中国当局が「独禁法違反の疑いでエヌビディアの調査を開始した」と伝わったことが重荷となり、主要な株価指数は下落した。ただ、中国政府が9日、来年の金融緩和と財政支出の拡大を進める方針との報道を受け、中国景気の回復期待からリスク選好ムードにつながり、円安が進んだことが東京市場には支援材料となった。一方、このところ堅調だった保険や銀行などの金融株には利益確定売りが出たほか、フジクラやNTTデータ<9613>などのデータセンター関連株なども利益を確定する売りが優勢となった。 日経平均は続伸したが、39000円~39500円辺りでのレンジでの推移を継続している。11日に米国では11月の消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、米金融当局の利下げペースに影響を及ぼし兼ねないだけに、CPIの結果を見極めたいと考える投資家も多いだろう。また、これまで強い上昇が目立っていた銘柄に利益を確定させる動きが目立ってきた。年末に向けていったんキャッシュポジションを高めておきたい動きもありそうだ。反対に調整が続いていた銘柄などは買い戻しの動きが意識されやすいだろう。 《CS》
関連銘柄 9件
4519 東証プライム
6,650
12/20 15:30
-52(%)
時価総額 11,165,736百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4543 東証プライム
3,027
12/20 15:30
-19(%)
時価総額 4,512,340百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,382
12/20 15:30
+30(%)
時価総額 8,531,903百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5803 東証プライム
6,244
12/20 15:30
±0(%)
時価総額 1,847,369百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6758 東証プライム
3,284
12/20 15:30
+24(%)
時価総額 20,502,334百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
8,609
12/20 15:30
-81(%)
時価総額 6,595,708百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6954 東証プライム
4,017
12/20 15:30
-31(%)
時価総額 3,998,598百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,300
12/20 15:30
-150(%)
時価総額 10,989,049百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,966.5
12/20 15:30
-17.5(%)
時価総額 4,160,516百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10