マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 2:38:08
15,210,731
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

自律反発狙いの買いで過去最大の上げ幅に【クロージング】

2024/8/6 16:12 FISCO
*16:12JST 自律反発狙いの買いで過去最大の上げ幅に【クロージング】 6日の日経平均は4営業日ぶり大幅に反発。3217.04円高の34675.46円(出来高概算は34億8000万株)で取引を終えた。また、上げ幅は1990年10月2日の2676.55円を上回り過去最大となった。前日の記録的な下落の反動から自律反発を狙った買いや円相場も1ドル=146円台へと円安に振れていることもあって、朝方から幅広い銘柄に買い戻しが優勢となった。日経平均は32000円台回復して始まった後、前場中盤には34911.80円まで上値を伸ばした。その後は、米国景気の行方などを見定めたいと考える向きも多く、心理的な抵抗となる35000円回復を目前に強弱感が対立する格好だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1500を超え、ほぼ全面高となった。セクター別では、33業種すべてが上昇し、海運、ゴム製品、その他金融、保険、精密機器、輸送用機器の上げが際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が堅調だった半面、味の素<2802>、ヤマトHD<9064>、アステラス薬<4503>、ソフトバンク<9434>が軟化した。 7月の米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことなどから、米景気後退懸念が和らいだことが投資家心理の改善につながった。東証プライム市場の9割以上の銘柄が上昇し、日経平均の上げ幅は一時3400円を超え、前日の下げ幅の8割近くを戻す形となった。前日の出来高が40億株超に膨らみ、持ち高を圧縮する動きもピーク感が意識されていたなかでのリバウンドであり、明日以降も買いが継続するかが注目される。 グローベックスの主要な米株先物はプラス圏で推移しており、米国市場の反発が期待されよう。世界的な株安の流れはひとまず日本主導で止めた形であり、欧州市場も反発をみせてくるようだと、センチメント改善に向かわせよう。なお、東証プライムのストップ高は80社を超えていた。直近の急落の反動に決算評価が加わった銘柄も目立っていた。ストップ高となった銘柄においても、水準としては自律反発の範囲内の銘柄は多く、明日以降も買いが継続するかが注目される。 《CS》
関連銘柄 9件
2802 東証プライム
6,312
11/22 15:30
+121(%)
時価総額 3,255,294百万円
国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
4063 東証プライム
5,649
11/22 15:30
+53(%)
時価総額 11,307,558百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4503 東証プライム
1,562
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 2,826,694百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9434 東証プライム
193.7
11/22 15:30
+0.8(%)
時価総額 9,235,495百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17