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個人投資家・有限亭玉介:バイデン大統領勇退もトランプ氏優勢変わらず!?気になる銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

2024/8/4 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:バイデン大統領勇退もトランプ氏優勢変わらず!?気になる銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年7月29日14時に執筆 7月21日にバイデン氏が大統領選から撤退すると発表しました。驚きというよりは、やむを得ないという印象でしたな。その後、候補者に挙がったハリス副大統領に勝機があるのか気になりますねぇ。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 銃撃事件以降、トランプ氏の勝率が圧倒的と予想するメディアが多いようです。民主党はバイデン大統領からハリス副大統領を指名候補者に立てたものの、果たしてトランプ氏の勢いを上回れるのか懐疑的な意見もありますな。 そもそも高齢で認知症疑惑がありながらもバイデン大統領を候補者として選んでいたわけですから、その次に選ばれたハリス氏に関しても大統領としての実力を持ち合わせているのか疑問です。最終的な選挙の結果はまだ先なのでわかりませんが、株式市場にいるアナリスト達は今のところトランプ氏が優勢と見ている事でしょう。 日経平均は7月11日に史上最高値を記録したかと思えば、円高に急伸すると26日まで急転直下の真っ逆さまとなりましたが、これはさすがにメンタルにきましたねぇ。おまけに7月16日のブルームバーグのインタビューにて、トランプ氏が台湾防衛やTSMC等の半導体企業に不満を表明したとの報道が伝わると市場は嫌気しております。 地合いは最悪ですが、挫けずに円高メリットのある銘柄はチェックして参りましょう。トランプ関連としては防衛分野やインフラ関連も引き続き注視ですな。半導体関連は直近のトランプ氏の発言で下落したものの、国策銘柄として企業業績が好調であれば日米が協力し合い中長期では上がってくると予想しております。今日はそんな銘柄をご紹介。 さて、まずは外部環境が悪化している中でも底堅く推移している武蔵精密工業<7220>です。同社はAIサーバー向けハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)が材料視されている模様。業績も25年3月期は過去最高益を更新する予想で、8月6日の決算発表後は下値を切り上げるか監視を強めております。 続いて半導体関連からは半導体シリコン大手のトクヤマ<4043>をチェックです。7月26日の決算は製造コスト改善が業績寄与し好調です。PER・PBRの割安感も目立っております。同じく半導体関連のアドテック プラズマ テクノロジー<6668>も直近の決算が好感されました。半導体製造装置向けの需要拡大がどこまで続くか注視したいです。 トランプ再任が実現すれば石油やガスなどエネルギー生産が活発化すると見て、低圧用・高圧用のゴムホース等を手掛けるクリヤマHD<3355>も思惑がありますな。同社もPER・PBRが割安です。8月8日の決算発表前後でチャートがどうなるか監視しております。 円高メリットで注目されるマルハニチロ<1333>は、直近で年初来高値を更新しました。7月に北海道釧路で開かれた国際会議で大型マグロの漁獲枠が1.5倍増加で合意との発表もあり、同社には追い風でしょうな。円安の環境下でもしっかりとしたパフォーマンスを上げていた同社ですから、円高では上振れ余地もあると見ております。こちらも円高メリットの思惑のあるニチレイ<2871>です。冷凍食品で知られる同社は、直近で下値を切り上げると75日線を上抜いておりますよ。この円高が一時的なものか継続するか…要注目です。 最後は半導体関連からレゾナックHD<4004>です。7月に台湾ハードディスクメディア事業終了に伴い固定資産の譲渡による特別利益が発生しました。7月後半の地合いは悪いですが、反発の兆しを見逃さないように注視したいですな。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 7件
1333 東証プライム
2,986.5
11/27 15:30
-67.5(%)
時価総額 151,054百万円
水産国内最大手。2007年にマルハ、ニチロが経営統合。水産物の輸出入・販売・養殖のほか、冷凍食品等の加工食品事業、食材流通事業等も。紀文食品と資本業務提携。中計では28.3期営業利益310億円以上目標。 記:2024/06/13
2871 東証プライム
4,163
11/27 15:30
+48(%)
時価総額 558,262百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04
3355 東証スタンダード
1,217
11/27 15:30
-14(%)
時価総額 27,139百万円
産業用樹脂ホース等の製造・販売を行う北米事業が主力。アジア事業では建機・農機向け部材や尿素SCRシステム、スポーツ・建設資材等を手掛ける。北米事業では米国インディアナ州で消防用ホースの内製化に着手。 記:2024/06/24
4,155
11/27 15:30
+163(%)
時価総額 768,264百万円
昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
4043 東証プライム
2,666
11/27 15:30
-39.5(%)
時価総額 192,187百万円
1918年創立の総合化学メーカー。苛性ソーダ、ソーダ灰等の製造・販売を行う化成品が主力。セメント、多結晶シリコン、医療診断システム等も手掛ける。電子先端材料等を成長事業に位置付け。化成品等の効率化進める。 記:2024/10/08
1,286
11/27 15:30
+5(%)
時価総額 11,042百万円
プラズマ用高周波電源、自動インピーダンス整合装置等の開発、製造、販売等を手掛ける。半導体・液晶製造装置向けが主力。プラズマ技術の応用力等が強み。研究機関・大学関連事業では一般産業用向け製品の拡大図る。 記:2024/10/26
7220 東証プライム
3,370
11/27 15:30
-5(%)
時価総額 220,927百万円
ホンダ系の自動車部品メーカー。パワートレイン、サスペンション部品に強み。e-Mobility、アミノ酸サプリメントなどの新規事業も。配当性向は30%目標。パワートレイン領域では高い仕様要件の製品に注力。 記:2024/06/29