マーケット
7/5 15:15
40,912.37
-1.28
39,375.87
+67.87
暗号資産
FISCO BTC Index
7/6 18:19:37
9,104,584
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米ハイテク株高受け半導体関連株を中心に買い戻しの動き【クロージング】

2024/4/12 15:54 FISCO
*15:54JST 米ハイテク株高受け半導体関連株を中心に買い戻しの動き【クロージング】 12日の日経平均は3日ぶりに反発。80.92円高の39523.55円(出来高概算16億3000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株を中心に買われた流れを背景に、東京市場でも半導体関連など値がさ株を中心に買いが先行。また、円相場が1ドル=153円台へと円安基調にあることも支援材料と受け止められ、輸出関連株がしっかりしたことも投資マインドの好転につながったようだ。ただ、週末を前に持ち高調整の売りが出たほか、来週以降、国内外の主要企業の決算発表が本格化する。業績動向を確認したいとの見方が多く、積極的に買い上がる雰囲気にはつながらず、次第に様子見ムードが強まり上値の重さが意識された。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が900を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、不動産、その他金融、ガラス土石、水産農林など26業種が上昇。一方、石油石炭、小売、電気ガス、海運など7業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、テルモ<4543>、アドバンテス<6857>、三井不<8801>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、7&iHD<3382>、日東電工<6988>、安川電<6506>が軟化した。 前日の米国市場は、3月の卸売物価指数(PPI)の伸び率が予想を下回ったことを受け、インフレへの過度な懸念が後退したことが材料視されたほか、「米アップルが新型『Mac』の刷新準備を検討している」と米メディアが伝えたこともあり、ハイテク株を中心に買い戻された。ナスダック指数は最高値を更新。東京市場もこの流れを受け、買い先行で始まり、日経平均の上げ幅は一時300円を超えた。また、三井不が前日、長期経営方針を発表。資本政策の拡充などが明らかになり、同社株が一時8%超上昇したほか、同様に資本政策を拡充するのではないかとの思惑もあって、他の不動産株も軒並み値を上げたことも投資家心理の改善に寄与したとみられる。 来週は17日に蘭ASML、18日に台湾のTSMCの決算や、米国でもゴールドマン・サックスやアルコアなど主要企業の決算発表が予定され、投資家の関心は業績動向に移っていこう。特に半導体関連企業の業績見通しに上方修正などが出てくれば、日本でも半導体関連株への見直し買いにつながる可能性があるだけに注目したい。 《CS》
関連銘柄 9件
1,993.5
7/5 15:00
-1(%)
時価総額 5,301,366百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
4543 東証プライム
2,747.5
7/5 15:00
+28(%)
時価総額 4,095,690百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6506 東証プライム
5,972
7/5 15:00
+7(%)
時価総額 1,592,673百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6857 東証プライム
6,631
7/5 15:00
-145(%)
時価総額 5,080,467百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
34,290
7/5 15:00
-150(%)
時価総額 3,233,067百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6988 東証プライム
13,035
7/5 15:00
-25(%)
時価総額 1,952,096百万円
包装材料・半導体関連材料・光学フィルム等を製造。液晶用光学フィルム、自動車用表面保護フィルム等で世界首位。24.3期3Qはインダストリアルテープの収益が堅調。ハイエンドスマホ向け組み立て用部材は需要増。 記:2024/04/07
8035 東証プライム
36,370
7/5 15:00
+520(%)
時価総額 17,153,292百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8801 東証プライム
1,519.5
7/5 15:00
+11(%)
時価総額 4,270,758百万円
大手不動産会社。オフィスビルや商業施設の賃貸を主力に、マンションや住宅の分譲、不動産仲介、管理、ホテルやリゾート施設の運営も行う。今期3Q累計は売上高、利益ともに過去最高を更新した。賃貸と施設営業が増加。 記:2024/04/01
9983 東証プライム
42,100
7/5 15:00
+270(%)
時価総額 13,397,104百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10