マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 11:26:15
9,355,545
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~膠着のなかで決算を手掛かりとした個別対応に~

2024/4/9 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~膠着のなかで決算を手掛かりとした個別対応に~ 9日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■膠着のなかで決算を手掛かりとした個別対応に ■フジ、24/2営業利益 33.5%増 151億円、25/2予想 2.6%増 155億円 ■前場の注目材料:丸紅、生成AIを外販、オーダーメード対応、中堅に照準 ■膠着のなかで決算を手掛かりとした個別対応に 9日の日本株市場は、膠着感の強い相場展開になりそうだ。8日の米国市場は、NYダウが11ドル安、ナスダックは5ポイント高だった。前週末の3月の米雇用統計後の買いが継続し、上昇して始まった。ただ、金利の上昇が重荷となったほか、今週発表が予定されている消費者物価指数(CPI)などの重要インフレ指標の発表を控えるなか、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まった。シカゴ日経225先物は大阪比60円高の39450円。円相場は1ドル151円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まろう。米国では利下げ期待が後退する格好のなか、米CPIの結果待ちの状況であり、小幅な値動きであった。ナスダックは続伸とはなったものの、半導体株の一角は軟調であったため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への反応は限られそうである。日経平均株価は25日線が心理的な抵抗線として意識されやすく、リバウンド機運は高まらないと考えられ、インデックスに絡んだ商いも限られそうだ。 もっとも、米CPIの発表を控えるなか、売り仕掛け的な売買も入りづらいだろう。日経平均株価は昨日の自律反発でボリンジャーバンドの-1σを上回ってきた。同水準での底堅さが意識されるなか、短期的な売り仕掛けの動きに対しては、その後のリバウンド狙いのスタンスに向かわせそうだ。ただし、決算発表が徐々に本格化するなか、注目された安川電<6506>の反応はさえなかった。買い先行で始まったものの、その後は軟化する格好から、結局は下落に転じていた。 決算内容を見極めたいとするムードも強まりやすく、先回り的な動きは限られるだろう。とはいえ、先回りがない分、決算を受けて評価する動きが強まる可能性はあるため、決算を手掛かりとした物色に向かいやすいと考えられる。昨夕決算を発表したところでは、MSコンサル<6555>、アルファ<4760>、中本パックス<7811>、AFC-HD<2927>、eBASE<3835>などが注目されそうだ。 ■フジ、24/2営業利益 33.5%増 151億円、25/2予想 2.6%増 155億円 フジ<8278>が発表した2024年2月期業績は、営業収益が前期比2%増の8010.22億円、営業利益は同33.5%増の151.10億円だった。3日に業績予想を上方修正しており、これに沿った着地である。統合シナジー効果の創出によるコスト低減効果等に加え、プロセスセンターの活用やデジタル化の推進などによる生産性の向上に取り組んだ。2025年2月期業績は、営業収益が前期比1.1%増の8100億円、営業利益は同2.6%増の155億円を計画。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39347.04、+354.96) ・ナスダック総合指数は上昇(16253.96、+5.44) ・1ドル=151.70-80円 ・シカゴ日経先物は上昇(39450、大阪比+60) ・SOX指数は上昇(4825.39、+6.26) ・VIX指数は低下(15.19、-0.84) ・米国のインフレ沈静化観測 ・丸紅<8002>生成AIを外販、オーダーメード対応、中堅に照準 ・トヨタ自<7203>ダイハツ、「軽」集中、小型車認証をトヨタに移管 ・鹿島<1812>変化する技術立社、工事の生産プロセス“進化” ・ローソン<2651>ファミマと、東北で初の共同輸送、「24年問題」対応 ・SBテクノロジー<4726>ベトナム企業に出資、オフショア開発拡大 ・丸紅<8002>メタバースにファッションモール、新たな生活圏構築 ・商船三井<9104>アフリカで事業拡大、英社運営ファンドに出資、社会課題解決へ ・双日<2768>丸紅と、ジャワで火力発電、浮体式貯蔵設備と一体運営 ・川崎重<7012>船舶用安全離岸支援システム発売、データ化で効率・安全性高める ・三浦工業<6005>医療器具洗浄器を改良、運転時間20%短縮 ・住友重機<6302>商船三井などと、海事協会の認証取得、鉄鋼壁面走行ロボ ・ローム<6963>樹脂製光拡散材で封止、赤外線光源、LED並み照射角度 ・IIJ<3774>中国・無錫に営業所、DX支援強化 ・NTT<9432>不採算地域への展開、NTT東西に義務付け、情通審作業部会 ・ケル<6919>米に販社設立、グローバル展開加速 ・日立<6501>日立システムズ、生成AIで業務改革推進、統括本部新設 ・大阪ガス<9532>インドで都市ガス拡大、AG&Pに360億円出資 ・東急不動産HD<3289>冷凍冷蔵倉庫に本格参入 ・東洋製罐GHD<5901>住友不など3社で、アルミ缶「水平リサイクル」で供給網構築 ・中国電力<9504>中国電力ネットワーク、車カメラで電柱点検 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 26件
1812 東証プライム
2,654.5
10/11 15:00
-32.5(%)
時価総額 1,403,317百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
2768 東証プライム
3,368
10/11 15:00
-2(%)
時価総額 843,010百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
831
10/11 15:00
+4(%)
時価総額 11,956百万円
健康食品のOEM等を行うヘルスケア事業が主力。健康食品のOEMで国内トップクラス。一般用医薬品のOEM等を行う医薬品事業等も。百貨店のさいか屋などを傘下に収める。医薬品事業では漢方薬のOEM受注が順調。 記:2024/05/06
984.7
10/11 15:00
-14.3(%)
時価総額 708,818百万円
東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブルなどを傘下に収める持株会社。渋谷エリアの商業施設、オフィスビルの開発・運営に強み。配当性向30%以上目安。25.3期は売上、各利益ともに過去最高更新を見込む。 記:2024/07/05
2,985
10/11 15:00
-12.5(%)
時価総額 558,404百万円
1992年創業の総合IT企業。国内で初めてインターネット接続サービスを開始。格安SIM等のIIJmio、システム構築・運用保守等を展開。ネットワークサービスは売上順調。27.3期売上3800億円規模目標。 記:2024/06/15
3835 東証プライム
633
10/11 15:00
±0(%)
時価総額 29,855百万円
統合商品情報データベース「eBASE」の開発、販売を行う。食品業界、日雑業界向けが主力。IT開発アウトソーシングビジネス等も手掛ける。「商材えびす」では商品情報データプールサービス関連の提案を推進。 記:2024/05/16
4726 東証プライム
2,945
9/5 15:00
+1(%)
時価総額 67,022百万円
ICTサービス会社。通信やエンタープライズ、公共、個人向けにクラウドソリューション、セキュリティソリューション等の提供を行う。通信領域は生産性向上推進。ソフトバンクによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/07/02
4760 東証スタンダード
1,673
10/11 15:00
-56(%)
時価総額 1,531百万円
広告等販売促進用品の企画・製作、販売等を行う。POP作成の業務効率化ツール「POPKIT」、販売促進用品の通販サービス、キャンペーンシステム等を手掛ける。POPKIT個人向けサービスは契約が増加。 記:2024/05/17
2,294.5
10/11 15:00
-9.5(%)
時価総額 465,467百万円
東洋製罐を中核とする持株会社。製缶、PETボトルなどで国内トップシェア。エンジニアリング・充填・物流事業、鋼板関連事業、機能材料関連事業等も。総還元性向80%目安。既存事業領域の持続的な成長図る。 記:2024/08/19
6005 東証プライム
3,655
10/11 15:00
-29(%)
時価総額 457,939百万円
ボイラメーカー。蒸気ボイラや温水ボイラ、水処理機器、食品機器、メディカル機器、ダイオキシン類分析等を手掛ける。小型貫流ボイラで国内トップシェア。ボイラ事業の拡大等により、海外顧客基盤の強化などを図る。 記:2024/08/09
6302 東証プライム
3,540
10/11 15:00
-1(%)
時価総額 435,084百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6501 東証プライム
3,942
10/11 15:00
+7(%)
時価総額 18,277,355百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6506 東証プライム
4,627
10/11 15:00
-22(%)
時価総額 1,233,975百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6555 東証スタンダード
510
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 2,344百万円
販売促進サービス会社。顧客満足度の覆面調査を行う。モニター数は国内最大規模。主要顧客は飲食やサービス、流通、ホテル等。ミステリーショッピングリサーチは堅調。海外関連調査等が拡大。人件費増等をこなす。 記:2024/05/24
6919 東証スタンダード
1,545
10/11 15:00
-3(%)
時価総額 11,963百万円
コネクタメーカー。工業機器、車載機器の売上構成比率が高い。BtoB製品に特化。日立製作所などが主要取引先。ラック、ICソケット等も手掛ける。ハーネス事業の強化、欧州や中国、北米の販売体制強化などを図る。 記:2024/06/29
6963 東証プライム
1,721.5
10/11 15:00
-33.5(%)
時価総額 709,258百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7012 東証プライム
6,502
10/11 15:00
+163(%)
時価総額 1,091,829百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7203 東証プライム
2,562
10/11 15:00
-19(%)
時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7811 東証スタンダード
1,680
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 14,987百万円
グラビア印刷やクリーンコーティング加工、導電性ポリマーコーティングシートなどの素材開発を手掛ける。食品関連が主力。ラミネート加工等に強み。26.2期売上高58億円目標。環境対応製品の開発強化を図る。 記:2024/05/12
8002 東証プライム
2,432.5
10/11 15:00
-6(%)
時価総額 4,179,551百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8278 東証プライム
2,073
10/11 15:00
-15(%)
時価総額 180,055百万円
愛媛県地盤のスーパーマーケットチェーン。イオングループ。四国4県と広島県、山口県で店舗展開。外食やフィットネス、移動スーパー、ネットショップも。27.2期売上高1兆円目標。トップバリュ商品の展開拡大図る。 記:2024/05/06
9104 東証プライム
4,854
10/11 15:00
+80(%)
時価総額 1,757,201百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29
9432 東証プライム
148
10/11 15:00
-1.9(%)
時価総額 13,401,447百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9504 東証プライム
985.8
10/11 15:00
-12.8(%)
時価総額 381,657百万円
中国地方地盤の電力会社。総合エネルギー事業や送配電事業、情報通信事業を手掛ける。石炭火力比率が高い。26.3期連結自己資本比率15%以上に回復させる目標を掲げる。島根原発2号機は24年12月に再稼働予定。 記:2024/06/11
9532 東証プライム
3,288
10/11 15:00
+17(%)
時価総額 1,370,044百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13