マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 1:33:05
9,433,450
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~為替介入警戒で軟調な地合いに

2024/3/25 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~為替介入警戒で軟調な地合いに 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は5日ぶりに反落、為替介入警戒で軟調な地合いに ・ドル・円は反落、米金利高も失速 ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098> ■日経平均は5日ぶりに反落、為替介入警戒で軟調な地合いに 日経平均は5日ぶりに反落。前営業日比267.19円安(-0.65%)の40621.24円(出来高概算8億3000万株)で前場の取引を終えている。 22日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は305.47ドル安(-0.77%)の39475.90ドル、ナスダックは26.98ポイント高(+0.16%)の16428.82、S&P500は7.35ポイント安(-0.14%)の5234.18で取引を終了した。史上最高値付近からの利益確定売りに押され、寄り付き後、下落。ダウは終日軟調に推移した。一方、携帯端末アップルの回復や生成人工知能(AI)利用の急拡大を背景としたエヌビディアなど半導体セクターの上昇で、ナスダックはプラスに改善し連日で過去最高値を更新。終盤にかけダウは下げ幅を拡大し、まちまちで終了した。 米国株安を受けて、東京市場は売り優勢で取引を開始し、日経平均も前営業日比100円安ほどの水準でスタート。朝方の日経平均は下げ幅を縮小する場面も見られたが、政府・日銀による為替介入警戒がやや高まり、為替が1ドル151円10銭台と先週末比では円高に振れたことなどが影響して、日経平均は40568.77円まで下げる場面も見られた。 日経平均採用銘柄では、先週末に買われたシャープ<6753>が反落となったほか、三井不動産<8801>、住友不動産<8830>、三菱地所<8802>と不動産株がさえない。また、オリンパス<7733>、クボタ<6326>、HOYA<7741>が売られた。日経平均採用以外の銘柄では、さくらインターネット<3778>が売り優勢。また、紅?を使用した機能性表示食品の自主回収が影響して小林製薬<4967>がストップ安売り気配となった。 一方、エヌビディア上昇を材料にアドバンテスト<6857>が買われたほか、日本製鋼所<5631>、日本取引所グループ<8697>、フジクラ<5803>が上昇。このほか、内需関連のニトリHD<9843>が3日続伸で上場来高値を更新。日経平均採用以外の銘柄では、24年3月期最終利益と配当予想を上方修正した北海道電力<9509>が大幅高となった。 セクターでは、精密機器、パルプ・紙、不動産業、サービス業、ゴム製品などが下落した一方、陸運業、石油・石炭製品、水産・農林業、海運業、空運業などが上昇した。 25日午前、神田真人財務官は、為替市場で円安が進んでいることに関して「経済のファンダメンタルズに沿っておらず明らかに投機」との見解を示したほか、「(為替介入の)常に準備はできている」「行き過ぎた変動に対してはあらゆる手段を排除せずに適切な行動をとる」とも述べるなど、強い口先介入を実施した。為替の円安基調は一服となっている。後場の為替が1ドル150円台突入となれば、日経平均は下げ幅をじりじりと広げる可能性はある。 ■ドル・円は反落、米金利高も失速 22日午前の東京市場でドル・円は序盤の堅調地合いで151円42銭まで上昇後、151円05銭まで値を下げた。米10年債利回りの上昇でドル買いに振れる場面もあったが、日本政府の円安けん制を受け円売りの抑制やドルの利益確定売りが強まった。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は151円05銭から151円42銭、ユーロ・円は163円31銭から163円64銭、ユーロ・ドルは1.0802ドルから1.0822ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・ファンデリー<3137>、レントラックス<6045>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はリクルートHD<6098> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・カナダ・1月小売売上高:前月比-0.3%(予想:-0.4%、12月:+0.9%) 【要人発言】 ・神田財務官 「為替、緊張感をもって注視してきた。(現行は)違和感を持っている」 「大きな変動が見られ、ファンダメンタルズに沿っていない」 「日米金利差は明らかに縮小し、今後も縮小が期待される」 ・日銀金融政策決定会合議事要旨(1月22・23日分) 「能登地震のマクロ経済への影響が大きくなければ正常化検討の判断可能」(1人) 「海外が利下げに向かえば日本の金融政策の自由度低下もありうる」(ある委員) <国内> ・14:00 1月景気動向指数・先行改定値(速報値:109.9) <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 19件
3137 東証グロース
265
10/7 15:00
±0(%)
時価総額 1,711百万円
食品宅配会社。栄養士が作った健康食の宅配や健康食の通販、冷凍食宅配等のサービスに加え、カタログの広告枠販売、レシピサイトの運営を行う。今期3Q累計は健康食宅配が足踏みも、冷凍食宅配が堅調に推移した。 記:2024/04/09
3778 東証プライム
4,100
10/7 15:00
-40(%)
時価総額 154,246百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
4967 東証プライム
5,815
10/7 15:00
+51(%)
時価総額 477,121百万円
市販薬・日用品メーカー。医薬品やオーラルケア、芳香消臭剤等のカテゴリーでブランド展開。開発スピードの速さなどが強み。国内事業は新製品などが売上貢献。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/13
5631 東証プライム
5,698
10/7 15:00
+93(%)
時価総額 423,863百万円
フィルム・シート製造装置などの産業機械が主力。原発製品やクラッド鋼管も。配当性向は30%以上目安。販売価格の改善等で素形材・エンジニアリング事業は黒字転換。特別損失は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
5803 東証プライム
4,987
10/7 15:00
+208(%)
時価総額 1,475,469百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6045 東証グロース
616
10/7 15:00
+1(%)
時価総額 4,913百万円
クローズド型ASPの成果報酬型広告サービス事業が主力。金融の取扱高シェアが高い。検索連動型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業等も。既存広告事業の強化、海外展開の拡充等に取り組む。 記:2024/07/26
9,439
10/7 15:00
+482(%)
時価総額 16,008,166百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6326 東証プライム
2,095.5
10/7 15:00
+17.5(%)
時価総額 2,515,118百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6753 東証プライム
1,019.5
10/7 15:00
+6(%)
時価総額 663,090百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6857 東証プライム
7,191
10/7 15:00
+217(%)
時価総額 5,509,521百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7733 東証プライム
2,801
10/7 15:00
+51(%)
時価総額 3,601,783百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
7741 東証プライム
20,695
10/7 15:00
+505(%)
時価総額 7,472,468百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,650
10/7 15:00
+295(%)
時価総額 12,097,386百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8697 東証プライム
1,905
10/7 15:00
+28(%)
時価総額 1,989,921百万円
東京証券取引所グループ、大阪証券取引所の経営統合で2013年に誕生。東京商品取引所、日本証券クリアリング機構なども傘下に持つ。配当性向60%程度目標。金利関連デリバティブの利便性向上、流動性の強化図る。 記:2024/08/01
8801 東証プライム
1,405
10/7 15:00
+19(%)
時価総額 3,948,941百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
8802 東証プライム
2,342.5
10/7 15:00
-23(%)
時価総額 3,259,540百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
8830 東証プライム
4,871
10/7 15:00
-53(%)
時価総額 2,319,015百万円
大手総合不動産会社。住友本社の不動産部門を継承する会社として1949年に設立。東京都心部を中心にオフィスビル230棟超を管理・運営。不動産販売やリフォーム等も。六本木五丁目、飯田橋など進行中の案件は豊富。 記:2024/07/07
9509 東証プライム
1,045
10/7 15:00
+4.5(%)
時価総額 224,980百万円
北海道を管轄する電力会社。原発停止で火力と他社受電が柱に。ガス小売等も手掛ける。連結子会社に北海道電力ネットワーク、北海電気工事など。販売電力量は足踏みを見込む。石狩湾新港発電所は30年度に運転開始予定。 記:2024/06/09
9843 東証プライム
20,395
10/7 15:00
-490(%)
時価総額 2,334,065百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13