マーケット
10/15 15:15
39,910.55
+304.75
43,065.22
+201.36
暗号資産
FISCO BTC Index
10/15 17:24:33
9,812,967
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ急伸で一時35800円台まで上昇

2024/1/12 12:23 FISCO
*12:23JST 後場に注目すべき3つのポイント~ファーストリテ急伸で一時35800円台まで上昇 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅高で5日続伸、ファーストリテ急伸で一時35800円台まで上昇 ・ドル・円は軟調、145円台を維持できず ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098> ■日経平均は大幅高で5日続伸、ファーストリテ急伸で一時35800円台まで上昇 日経平均は大幅高で5日続伸。前日比373.09円高(+1.06%)の35422.95円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。 11日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は15.29ドル高(+0.04%)の37711.02ドル、ナスダックは0.53ポイント高(+0.00%)の14970.18ポイント、S&P500は3.21ポイント安(-0.07%)の4780.24ポイントで取引を終了した。原油高に連れたエネルギーセクターの上昇がけん引し、寄り付き後は上昇。しかし、12月消費者物価指数が予想を上回ったため早期利下げ観測が後退し、長期金利上昇を警戒し相場は大きく下落した。終日軟調に推移したが、終盤にかけて30年債入札の良好な結果や中東地政学的リスク上昇を受け長期金利が低下に転じると相場は下げを消し前日終値水準で終了。 米国株はまちまちだが、フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発したことや、時価総額が大きい銘柄への買い継続などが影響し、日経平均はマドを伴う上昇で取引を開始。指数インパクトが大きいファーストリテ<9983>が好決算で買われたことや、朝方のオプション特別清算指数(SQ)算出にからんだ売買フローが買いに傾いたことなども影響し、寄付き後の日経平均は35839.65円まで上昇する場面が見られた。買い一巡後は、さすがに5日続伸で上げ幅が2000円を超えていることなどから、短期的な過熱感も意識されて上値は重くなったが、日本株の強さは感じられる地合いとなった。 日経平均採用銘柄では、昨日、業績発表したファーストリテが寄付きから買い気配となり急伸したほか、富士フイルム<4901>、サッポロHD<2501>、TDK<6762>、丸紅<8002>、リクルートHD<6098>と引き続き幅広い銘柄が買われた。また、任天堂<7974>も買われ、連日で分割考慮後の上場来高値を更新した。 一方、昨日決算を発表した7&iHD<3382>は買い一巡後はマイナス圏で推移したほか、LINE ヤフー<4689>、ネクソン<3659>がさえない。その他の銘柄では、決算がネガティブ視されてディップ<2379>、わらべや日洋HD<2918>がきつい下げとなった。 セクターでは、その他製品、鉱業、精密機器、海運業、卸売業などが上昇した一方、ゴム製品、証券・商品先物、パルプ・紙、その他金融業、空運業などが下落した。 朝方に算出された1月SQ値の速報値は36025.97円と、前場時点では幻のSQ値となっている。時価総額が大きいTOPIXコア30銘柄が強い地合いとなっていることから外国人投資家の買いが入っているとの観測だが、やや短期的な過熱感は気になるところだ。本日、1月のSQ値算出のタイミングで上影(上ヒゲ)を残すこととなれば、イベント通過などが意識されて来週以降の日本株の上げは一服となる可能性はある。後場の東京市場は、足元大幅高となっている時価総額が大きい銘柄の上げ幅が維持できるか注目したい。 ■ドル・円は軟調、145円台を維持できず 12日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、145円40銭から144円90銭まで値を下げた。米10年債利回りの戻りは鈍く、ドル売りに振れやすい。また、米英軍による親イラン武装組織フーシ派への攻撃で地政学リスクが高まり、円買いを強めた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は144円90銭から145円40銭、ユーロ・円は159円08銭から159円56銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0985ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・クラウディアホールディングス<3607>、アルファ<4760>など、4銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はリクルートHD<6098> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月経常収支:+1兆9256億円(予想:+2兆3851億円、10月:+2兆5828億円) ・中・11月消費者物価指数:前年比-0.3%(予想:-0.4%、10月:-0.5%) ・中・11月生産者物価指数:前年比-2.7%(予想:-2.6%、10月:-3.0%) 【要人発言】 ・ラガルドECB総裁 「データでインフレの軌道確認できれば利下げ開始は可能」 <国内> ・14:00 12月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:49.8、11月:49.5) <海外> ・時間未定 中・12月輸出(前年比予想:+1.5%、11月:+0.5%) ・時間未定 中・12月輸入(前年比予想:-0.5%、11月:-0.6%) ・16:00 英・11月鉱工業生産(前月比予想:+0.3%、10月:-0.8%) ・16:00 英・11月貿易収支(予想:-156.50億ポンド、10月:-170.32億ポンド) 《CS》
関連銘柄 14件
2379 東証プライム
2,965
10/15 15:00
+108(%)
時価総額 178,315百万円
アルバイト求人情報サイト「バイトル」の運営等を行う人材サービス事業が柱。中堅・中小企業のDX化を支援するDX事業も。27.2期営業利益200〜250億円目標。生成AI活用の対話型バイト探しサービスを開始。 記:2024/06/04
7,498
10/15 15:00
+7(%)
時価総額 590,797百万円
ビールで国内4位の酒類メーカー。傘下に飲料・食品のポッカ。保有地活用の不動産ビジネスでも収益を稼ぐ。24.12期は「黒ラベル」を牽引役にビールの伸長を想定。不動産も安定推移の見込み。増収増益・増配を計画。 記:2024/04/10
2,129
10/15 15:00
-14(%)
時価総額 37,526百万円
米飯類を中心に惣菜や和菓子を製造・販売する。セブンイレブン向け売上比率が高い。米国、中国にも進出。米オハイオ新工場の稼働は25年に。食品関連事業は売上回復や商品規格の見直し等で堅調。先行費用重いが増益基調。 記:2024/05/15
2,287.5
10/15 15:00
-4.5(%)
時価総額 5,957,922百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。株主優待制度を導入。26.2期EBITDA1.1兆円以上目指す。 記:2024/05/08
3607 東証スタンダード
327
10/15 15:00
-4(%)
時価総額 3,168百万円
直営ドレスサロン「銀座クチュールナオコ」の運営等を行うコンシューマー事業が柱。ウエディングドレス、タキシード等の製造・卸売なども。二条丸八を子会社化。個人向け挙式関連サービス事業領域の開拓を推進。 記:2024/05/10
3659 東証プライム
2,751.5
10/15 15:00
-20.5(%)
時価総額 2,382,450百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4689 東証プライム
426.7
10/15 15:00
+6.6(%)
時価総額 3,256,216百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
4760 東証スタンダード
1,750
10/15 15:00
+77(%)
時価総額 1,601百万円
広告等販売促進用品の企画・製作、販売等を行う。POP作成の業務効率化ツール「POPKIT」、販売促進用品の通販サービス、キャンペーンシステム等を手掛ける。POPKIT個人向けサービスは契約が増加。 記:2024/05/17
3,762
10/15 15:00
-18(%)
時価総額 4,679,465百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
9,841
10/15 15:00
+176(%)
時価総額 16,689,942百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6762 東証プライム
1,889.5
10/15 15:00
+2.5(%)
時価総額 3,672,923百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7974 東証プライム
7,944
10/15 15:00
+66(%)
時価総額 10,316,793百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8002 東証プライム
2,414.5
10/15 15:00
-18(%)
時価総額 4,148,623百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
9983 東証プライム
53,520
10/15 15:00
-970(%)
時価総額 17,031,188百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10