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後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加

2024/1/11 12:29 FISCO
*12:29JST 後場に注目すべき3つのポイント~幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅に4日続伸、幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加 ・ドル・円は軟調、米金利の伸び悩みで ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は大幅に4日続伸、幅広い銘柄が買われ売買代金も前日比では増加 日経平均は大幅に4日続伸。前日比668.80円高(+1.94%)の35110.52円(出来高概算9億8000万株)で前場の取引を終えている。 10日の米国株式市場は上昇。ダウ平均は170.57ドル高(+0.45%)の37695.73ドル、ナスダックは111.94ポイント高(+0.75%)の14969.65ポイント、S&P500は26.95ポイント高(+0.57%)の4783.45ポイントで取引を終了した。今週予定されている重要インフレ指標や銀行決算の発表を控えた調整が続き、寄り付き後、小幅高。長期金利が上昇に転じたため一時相場は下落に転じたが、ソフトランディング期待を受けた買いやハイテクの買いが下値を支え、終盤にかけて上げ幅を拡大した。引けにかけ、NY連銀のウィリアムズ総裁がバランスシート縮小ペースを減速する段階にはまだ達していないとの発言を受けて上昇一服し終了。 米国株の上昇を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始。昨日に続き、本日も幅広い銘柄に買いが入ったことや、明日12日がオプション特別清算指数(SQ)算出日ということで思惑的な買いも加わったことなどから日経平均は上げ幅を拡大。1990年2月23日以来となる35000円を突破、一時35140.63円まで上昇した。 日経平均採用銘柄では、一部証券関連会社のレポートを材料に伊藤忠<8001>、三井物産<8031>、丸紅<8002>など総合商社株が買われたほか、為替の円安推移なども影響してトヨタ自<7203>、ホンダ<7267>など自動車株も強い。また、第一三共<4568>、東京海上<8766>、KDDI<9433>、東京電力HD<9501>と幅広い銘柄も買われた。 一方、昨年上昇が目立っていたレーザーテック<6920>、ルネサスエレクトロニクス<6723>など半導体関連の一角が売られたほか、昨日大幅高したオリンパス<7733>もさえない。なお、TOPIXコア30採用銘柄で、唯一アステラス製薬<4503>のみ小幅下落した。 セクターでは、全業種が上昇する全面高の展開となった。とくに、輸送用機器、卸売業、証券・商品先物、保険業、機械などの上昇が目立った。 昨日の意外高に続く本日の大幅高を受けて、日経平均はバブル後の最高値を連日で更新している。過熱感が意識される可能性はあるが、前場のプライム市場の売買代金が既に2.6兆円まで膨らんでいることから、多少の利益確定売りを受け止める地合いはできつつあると想定。参加者が増加していることなどから、後場の日経平均は35000円の高値圏を維持したまま取引を終える可能性は高いと考える。もっとも、今晩の12月米消費者物価指数(CPI)発表を控えていることから、念のためドル・円の動向には注意しておきたい。 ■ドル・円は軟調、米金利の伸び悩みで 11日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、145円80銭から145円32銭まで値を下げた。米10年債利回りの低下でややドル売りに振れやすい。一方、欧州中銀(ECB)当局者のタカ派的な発言でユーロが買われ、対円では一時160円を付けた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円32銭から145円80銭、ユーロ・円は159円56銭から160円00銭、ユーロ・ドルは1.0971ドルから1.0984ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・クラウディアホールディングス<3607>、テモナ<3985>など、5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・豪・11月貿易収支:+114.37億豪ドル(予想:+73.00億豪ドル、10月:+76.60億豪ドル←+71.29億豪ドル) 【要人発言】 ・OECD 「日本のインフレ率、どの時期よりも2%付近で永続的に落ち着く可能性」 <国内> ・14:00 11月景気動向指数・先行速報値(予想:107.9、10月:108.9) ・14:00 日銀・1月地域経済報告 ・日銀支店長会議 <海外> 特になし 《CS》
関連銘柄 17件
3607 東証スタンダード
368
9/27 15:00
+7(%)
時価総額 3,566百万円
直営ドレスサロン「銀座クチュールナオコ」の運営等を行うコンシューマー事業が柱。ウエディングドレス、タキシード等の製造・卸売なども。二条丸八を子会社化。個人向け挙式関連サービス事業領域の開拓を推進。 記:2024/05/10
3985 東証スタンダード
202
9/27 15:00
-12(%)
時価総額 2,304百万円
サブスク販売特化のEC事業者向けショッピングカートシステムを提供。化粧品・健康食品分野に強み。24.9期1Qはサービス利用アカウント数や流通総額が伸びず。システム受託開発も足踏み。通期では黒字復帰を計画。 記:2024/04/16
4503 東証プライム
1,709.5
9/27 15:00
-9.5(%)
時価総額 3,138,389百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4568 東証プライム
4,867
9/27 15:00
-25(%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
2,199
9/27 15:00
+78(%)
時価総額 4,302,185百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6920 東証プライム
26,235
9/27 15:00
+1,985(%)
時価総額 2,473,593百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7203 東証プライム
2,751.5
9/27 15:00
+25(%)
時価総額 44,890,687百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,621.5
9/27 15:00
+6.5(%)
時価総額 8,811,693百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7733 東証プライム
2,827
9/27 15:00
+144.5(%)
時価総額 3,635,217百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8001 東証プライム
7,943
9/27 15:00
-34(%)
時価総額 12,588,781百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8002 東証プライム
2,427.5
9/27 15:00
-1(%)
時価総額 4,170,960百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8031 東証プライム
3,269
9/27 15:00
+30(%)
時価総額 9,896,528百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
5,381
9/27 15:00
+6(%)
時価総額 10,977,240百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
701.6
9/27 15:00
+14.8(%)
時価総額 1,127,484百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10