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トヨタの上方修正が支援材料につながる【クロージング】

2023/11/1 15:59 FISCO
*15:59JST トヨタの上方修正が支援材料につながる【クロージング】 1日の日経平均は大幅続伸。742.80円高の31601.65円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えた。前日の米国市場で主要株価指数が上昇した流れが波及し、幅広く買われた。また、前日の日銀金融政策決定会合が波乱なく通過し、植田総裁の会見でも「粘り強く緩和を継続する」と語ったほか、為替介入額がなかったことで円安が進んだことも投資家心理の改善につながった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明するため、見極めたいとの見方も多かったものの、トヨタ<7203>の上方修正が支援材料につながり、日経平均は高値引けとなった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、空運を除く32業種が上昇。輸送用機器、証券商品先物、海運、精密機器、倉庫運輸の上昇が目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ファナック<6954>、信越化<4063>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、日ハム<2282>、JAL<9201>が軟化した。 前日の米国市場は、FOMCを控える中で金利据え置きとの見方から、足もとの調整で積み上がっていた売り方の買い戻す動きとなった。また円相場が1ドル=151円台へと円安が進んでいることもあり、前日の日銀会合後のリバウンド基調が継続した。決算発表が本格化するなか、前日に好決算を発表したファナック、村田製<6981>、スクリン<7735>、レーザーテック、三菱電<6503>などが買われた。また、本日午後に決算を発表したトヨタは、2024年3月期通期業績予想を上方修正し、自社株買いを発表した。 日経平均は25日線水準を上回ってきたため、今後は75日線水準を目指す動きになってくる。FOMCは金利据え置きが見込まれており、今後の金融政策運営について、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がどのような発言をするのか確認したいところだ。FOMCも波乱なく通過すれば、投資家の関心は本格化する企業決算に移っていき、今下期業績回復を織り込みに行く動きが意識されてきそうだ。 《CS》
関連銘柄 12件
2282 東証プライム
5,333
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-108(%)
時価総額 549,080百万円
国内食肉業界最大手。食肉事業のほか、加工事業、海外事業、ボールパーク事業も手掛ける。「シャウエッセン」などロングセラー商品多数。配当性向40%以上目安。加工事業では主力商品のブランディング強化を図る。 記:2024/08/02
4063 東証プライム
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時価総額 12,098,183百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
6503 東証プライム
2,303.5
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時価総額 4,946,080百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6857 東証プライム
6,741
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-468(%)
時価総額 5,164,745百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
23,605
9/30 15:00
-2,630(%)
時価総額 2,225,621百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,190
9/30 15:00
-251(%)
時価総額 4,230,002百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,806.5
9/30 15:00
-171.5(%)
時価総額 5,690,019百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
2,542.5
9/30 15:00
-209(%)
時価総額 41,480,854百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
9,973
9/30 15:00
-717(%)
時価総額 1,013,157百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9201 東証プライム
2,517.5
9/30 15:00
-18.5(%)
時価総額 1,100,510百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10