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前場に注目すべき3つのポイント~センチメント悪化で持ち高調整の動きが強まる~

2023/10/4 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~センチメント悪化で持ち高調整の動きが強まる~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■センチメント悪化で持ち高調整の動きが強まる ■クスリのアオキ、1Q営業利益 48.8%増 66.6億円 ■前場の注目材料:三菱マ、スペインで超硬切削工具の生産5倍に、独に開発機能 ■センチメント悪化で持ち高調整の動きが強まる 4日の日本株市場は、売り優勢の相場展開が見込まれる。3日の米国市場はNYダウが430ドル安、ナスダックは248ポイント安だった。8月のJOLT求人件数が減少予想に反して増加に転じたため、強い労働市場を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げに踏み切るとの観測が強まった。さらに、米民主党議員の協力を仰ぎ、11月中旬までのつなぎ予算を成立させ政府機関の閉鎖回避にこぎつけたが、共和党内の保守強硬派からの反発にあいマッカーシー下院議長が解任され、政局不安がさらなる売り材料になった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比450円安の30750円。円相場は1ドル149円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経平均は昨日の下げで8月の直近安値を下回ったが、日経225先物についてもナイトセッションで8月安値を下回ったことから、持ち高調整の動きが強まりそうだ。急ピッチの下げに対する売られ過ぎは意識されるものの、戻り待ち狙いの売り圧力が強そうである。また、ファーストリテ<9983>が発表した「ユニクロ」の9月の既存店売上高が、3カ月ぶりに前年実績を下回ったことが嫌気されやすく、指数の重荷となるほか、他のアパレル各社へも警戒した売りが波及する可能性がありそうだ。 また、9月の配当志向の物色が通過した後は、バリュー株の持ち高調整の動きが強まっている。昨日の東証プライムの騰落銘柄は9割が下落したほか、東証33業種はすべて下げていた。米株安の流れからハイテク株へのシフトも期待しづらく、物色は個別の材料株などでの短期的な値幅取り狙いの動きにとどまりそうである。米国では予想を上回る経済指標の発表が続くなか、FRBによる金融引き締め長期化への警戒が根強い。週末には雇用統計の発表を控えていることもあり、様子見ムードが強まりそうだ。 そのほか、足もとでリバウンドの動きを見せていたマザーズ指数は、2.6%超の下落であっさり年初来安値を更新した。個人投資家のセンチメント悪化も意識されやすく、市場参加者が限られるなか、断続的なインデックス売りなどから下へのバイアスが強まりやすい。本日はくすりの窓口<5592>、キャスター<9331>がIPOとなるが、相場全体が手掛けづらいなか、短期的な資金が向かいやすいだろう。 ■クスリのアオキ、1Q営業利益 48.8%増 66.6億円 クスリのアオキ<3549>が発表した2024年5月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比17.1%増の1074.39億円、営業利益は同48.8%増の66.60億円だった。2024年5月期業績は、売上高が前期比8.2%増の4100億円、営業利益は同16.4%増の178億円とする計画を据え置いており、営業利益の進捗率は37.4%となる。 ■前場の注目材料 ・米原油先物は上昇(89.23、+0.41) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・三菱マ<5711>スペインで超硬切削工具の生産5倍に、独に開発機能 ・クボタ<6326>滋賀に新棟、北米で排水処理の需要増、液中膜1.5倍増産 ・戸田建設<1860>熊谷組など6社で、中古SEP船調達、シンガポール社と契約 ・堀場製作所<6856>ラマン分光装置の米社買収、産業向け拡充 ・楽天グループ<4755>楽天モバイル、プラチナバンド申請、携帯基地局開設計画 ・三井物産<8031>米治験サービスに出資、アジアの製薬支援 ・武田薬品工業<4502>米で肺がん治療薬の販売取り下げ ・武田薬品工業<4502>米バイオ社と契約、ALS治療薬候補取得 ・川崎重<7012>地球環境産業技術研究機構と石炭火力発電所でCO2分離・回収 ・マイクロ波化学<9227>大日印と高透明・導電性フィルム開発、車載センサーなど向け ・富士通<6702>アイスランドのアトモニアと貴金属不使用の新触媒材発見 ・東レ<3402>PPS樹脂で新技術、再生後も初期性能維持 ・大阪ガス<9532>豪東部2州で太陽光発電・蓄電池開発、現地に合弁 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) 《ST》
関連銘柄 16件
1860 東証プライム
962.3
10/4 15:00
+12.1(%)
時価総額 310,493百万円
ゼネコン準大手。大学や官公庁、病院の建築に強み。ミュージアムタワー京橋などで施工実績。再エネ事業などを重点管理事業に位置付け。建築部門は受注増。海外グループ会社は好調。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/04/13
3402 東証プライム
849
10/4 15:00
+8(%)
時価総額 1,385,127百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3,487
10/4 15:00
+207(%)
時価総額 329,863百万円
北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。グループ店舗数は900店舗超。調剤併設推進。株主優待制度を拡充。26.5期売上高5000億円目指す。調剤併設率は70%目標。 記:2024/04/29
4502 東証プライム
4,240
10/4 15:00
+40(%)
時価総額 6,708,846百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4755 東証プライム
913
10/4 15:00
-4.5(%)
時価総額 1,881,702百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5592 東証グロース
1,343
10/4 15:00
+4(%)
時価総額 14,746百万円
国内最大級の薬局・ドラッグストア検索サイト「EPARKくすりの窓」、国内最大級の医薬品売買のマッチングサイト「みんなのお薬箱」の運営等を行う。メディア事業では処方箋ネット受付の認知度向上などに注力。 記:2024/08/09
5711 東証プライム
2,621.5
10/4 15:00
-1(%)
時価総額 344,701百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6326 東証プライム
2,078
10/4 15:00
+9.5(%)
時価総額 2,494,113百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6702 東証プライム
2,999
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時価総額 6,211,253百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6856 東証プライム
9,705
10/4 15:00
+14(%)
時価総額 412,783百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
7012 東証プライム
6,225
10/4 15:00
+30(%)
時価総額 1,045,314百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
8031 東証プライム
3,375
10/4 15:00
+26(%)
時価総額 10,217,431百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
9227 東証グロース
806
10/4 15:00
-4(%)
時価総額 12,250百万円
電子レンジにも使われるマイクロ波を活用した独自の製造技術を化学業界に提供。グリーン、ヘルスケア、エレクトロニクスが成長分野。売上は下半期に偏重する傾向。大型試験を行うための実証棟が24年3月に竣工。 記:2024/05/02
9331 東証グロース
1,068
10/4 15:00
+11(%)
時価総額 2,038百万円
バックオフィス業務等の代行を中心とする「CASTER BIZ」やオンライン業務発注サービス等を手掛ける。稼働社数は1188社。WaaS事業は経理、労務特化のサービス中心に売上増。24.8期2Qは売上堅調。 記:2024/04/17
9532 東証プライム
3,289
10/4 15:00
+38(%)
時価総額 1,370,461百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10