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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める~

2023/8/25 8:24 FISCO
*08:24JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極める~ 25日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■売り一巡後の底堅さを見極める ■ARアドバンスト、23/8上方修正 営業利益 5.09億円←4.38億円 ■前場の注目材料:いすゞ、EV実験棟を新設、来年度の設備投資、最大2000億円 ■売り一巡後の底堅さを見極める 25日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。24日の米国市場はNYダウが373ドル安、ナスダックは257ポイント安だった。エヌビディアの決算評価から買いが先行して始まった。その後、週次新規失業保険申請件数が予想外に減少するなど労働市場の強さが再確認されると、長期金利の上昇を警戒し下落に転じた。さらに、ボストン連銀のコリンズ総裁が追加利上げの可能性に言及すると下げを加速した。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比530円安の31690円。円相場は1ドル145円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートになろう。エヌビディアは一時7%ほど上昇して相場をけん引する格好となったが、その後は上げ幅を縮めていた。ジャクソンホール会議で25日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控えるなか、コリンズ総裁の発言をきっかけに利益確定の流れが強まっており、この影響から日経平均は前日のリバウンド部分を帳消しにすることになろう。 ただし、パウエルFRB議長の講演を前に神経質な相場展開は予想されていた。出来高も低水準で積極的な売買が手控えられていたため、エヌビディアの決算インパクトが帳消しになるものの、波乱含みの展開にはならないだろう。日経平均は前日まで4日続伸で800円超上昇していたこともあり、売り一巡後は次第に底堅さが意識されそうである。 パウエルFRB議長の講演を前に利益を確定する流れは強まるだろうが、仕掛け的な売りを強めてくる流れにはなりづらく、短期的な売り仕掛けの動きがあったとしても、オーバーウィークのポジションを避けると考えられ、早い段階でのショートカバーに向かわせやすいと考えられる。ハイテク株などは利食いの動きが強まろうが、エヌビディアはプラス圏をキープしていることもあり、押し目狙いのスタンスになりそうだ。また、外部要因の影響を避ける狙いから、内需系の一角には買いが入りやすいと考えられる。 ■ARアドバンスト、23/8上方修正 営業利益 5.09億円←4.38億円 ARアドバンスト<5578>は2023年8月期業績予想の修正を発表。営業利益を4.38億円から5.09億円に上方修正した。高収益案件へのシフトや品質管理の強化による原価逓減策が功を奏した。販管費も採用数が計画を下回ったことにより、採用費及び人員増に伴う人件費の増加が計画を下回ったため。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32287.21、+276.95) ・1ドル=145.90-00円 ・米原油先物は上昇(79.05、+0.16) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・いすゞ<7202>EV実験棟を新設、来年度の設備投資、最大2000億円 ・大阪ソーダ<4046>医薬精製用シリカゲル増産、兵庫・尼崎に新棟建設 ・多摩川HD<6838>今年度に小形風力50基超新設、売電収入を安定確保 ・NEC<6701>米ボストンジーンなどと、がん治療法で新会社、ゲノム検査技術活用 ・東海理化<6995>北米再編、子会社操業停止、スイッチ生産集約 ・鹿島<1812>NEC・NTT東と、通信用光ファイバーでトンネル掘削の振動検知 ・東芝テック<6588>リコーとの複合機統合に仏子会社も追加 ・ダイドーリミテッド<3205>オンワードとの資本提携解消 ・JVCケンウッド<6632>新型ドラレコ来月投入、後方の視認性高める ・不二越<6474>小型協働ロボ投入、産ロボベースに開発 ・アンリツ<6754>5G端末の試験効率化、制御ソフト ・出光興産<5019>LOPSと提携、使用済み食用油などのSAF原料を安定調達 ・三井化学<4183>超高分子量ポリエチレンが「アルマ望遠鏡」レンズ素材に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 8月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.9%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 14件
1812 東証プライム
2,654.5
10/11 15:00
-32.5(%)
時価総額 1,403,317百万円
ゼネコン大手。超高層ビルに強み。海外不動産開発にも力注ぐ。24.3期3Q累計は土木・建築ともに堅調。不動産販売案件の売却も順調に進む。昨年末単体受注残は23年末比7%増の2兆803億円。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
3205 東証スタンダード
844
10/11 15:00
-16(%)
時価総額 30,128百万円
アパレルメーカー。「ニューヨーカー」ブランドの紳士向け、婦人向けアパレル製品を製造、販売に加え、糸や毛織物の繊維材料も卸売。商業施設も運営する。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向。衣料、不動産ともに増加。 記:2024/04/09
4046 東証プライム
1,820
10/11 15:00
-51(%)
時価総額 243,261百万円
基礎化学品、機能化学品を手掛ける化学メーカー。1915年創業。アリルエーテル、ダップ樹脂等で世界トップシェア。医薬品原薬・中間体等も。全固体電池用超高イオン伝導性ポリマーなどの開発加速に取り組む。 記:2024/06/25
4183 東証プライム
3,663
10/11 15:00
-18(%)
時価総額 750,051百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
5019 東証プライム
1,080.5
10/11 15:00
-15(%)
時価総額 1,609,215百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
1,228
10/11 15:00
+28(%)
時価総額 4,019百万円
クラウド総合活用支援サービス「cnaris」、データ・AI活用支援サービス「dataris」、ファイルサーバ統合管理ソリューション等を手掛ける。高付加価値案件へのシフト等により、粗利率の向上を図る。 記:2024/08/20
6474 東証プライム
3,210
10/11 15:00
-25(%)
時価総額 79,990百万円
総合機械メーカー。ベアリングや油圧機器等の部品事業が主力。工具・ロボット等の機械工具事業、特殊鋼事業も手掛ける。1928年設立。富山県富山市に本社。工場再編や内製拡大など事業構造改革の推進等に取り組む。 記:2024/05/17
6588 東証プライム
3,665
10/11 15:00
-45(%)
時価総額 211,210百万円
POSシステムやRFIDシステム、自動認識システム、デジタル複合機等を手掛ける。東芝グループ。POSシステムで国内トップシェア。リテールソリューション事業ではリカーリングビジネスの強化などを図る。 記:2024/07/02
6632 東証プライム
1,279
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 209,756百万円
カーナビ等の車載機器、無線システム、音響機器等を手掛ける電機メーカー。日本ビクターとケンウッドの経営統合により誕生。中計では26.3期売上高3700億円以上目標。ゲーム・アニメ事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/04
6701 東証プライム
13,680
10/11 15:00
+30(%)
時価総額 3,732,588百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6754 東証プライム
1,136.5
10/11 15:00
-17.5(%)
時価総額 154,412百万円
通信用計測器、測定システムの製造・販売等を行う通信計測事業が主力。1895年創業。自動重量選別機、EV・電池向け試験装置等も。配当性向は50%以上目標。中計では27.3期営業利益200億円目指す。 記:2024/06/15
6838 東証スタンダード
771
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 4,683百万円
電子機器メーカー。無線機器に必要な高周波回路製品を製造、販売。小形風力発電所、低圧太陽光発電所の開発、売電等も。順調な売電等により、再生可能エネルギー事業は売上伸長。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/04/14
6995 東証プライム
1,963
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 184,981百万円
自動車部品メーカー。自動車向け各種スイッチやスマートキー、シフトレバー等の製造・販売を行う。レバーコンビネーションスイッチ等で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。シフトバイワイヤシフター等を拡販。 記:2024/06/17
7202 東証プライム
1,960
10/11 15:00
-24(%)
時価総額 1,523,786百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20