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注目銘柄ダイジェスト(前場):東製鉄、技研製作所、DWTIなど

2023/7/24 11:53 FISCO
*11:53JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東製鉄、技研製作所、DWTIなど ISID<4812>:5000円(-260円) 大幅続落。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の97.3億円から107億円、前年同期比10.6%増に引き上げ。ビジネスソリューションおよび製造ソリューションを中心に売上が予想を上回る見通しのほか、販売費及び一般管理費も計画以上に低減できているもよう。ただ、第1四半期実績値56.8億円からみて上振れにサプライズは限定的であり、短期的な出尽くし感につながっているようだ。 インソース<6200>:1221円(+50円) 大幅反発。対話型AI「ChatGPT」をより活用するための研修「ChatGPT応用編研修~プロンプトエンジニアリングについて学ぶ」を新たに開発したと発表している。対話型AIで汎用的に使えるプロンプトの効果的なテクニックを知り、対話型AIから満足のいくアウトプットを引き出すためのプロンプトエンジニアリングが学べる研修となっているもよう。今後の市場成長期待が高い分野であり、需要の拡大を想定する動きが先行へ。 技研製作所<6289>:2053円(+102円) 大幅反発。先週末に自己株式の取得実施を発表している。発行済み株式数の2.91%に当たる80万株、15億円を取得上限としており、取得期間は7月24日から11月22日まで。資本効率の向上および株主還元の充実を図ることを取得目的としている。当面の需給面での下支えにつながるとの期待が先行しているもよう。なお、同社の自社株買いは2009年以来とみられる。 三菱UFJ<8306>:1055円(-19.5円) 反落。銀行セクターは本日、下落率のトップになっている。先週末には、日銀は27-28日に開く金融政策決定会合で、金融政策の現状維持を決める公算などと一部で報じられている。YCCの枠組みも維持し、10年金利の変動幅も上下0.5%で据え置かれる可能性とされている。海外経済や賃金上昇の持続性への不確実性から物価目標達成への確信は深まっていないようだ。YCC修正に伴う金利上昇や利ザヤの拡大期待などが後退する展開に。 東製鉄<5423>:1703円(+300円) ストップ高。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は123億円で前年同期比69.9%増となり、上半期計画は従来予想の150億円から200億円、前年同期比3.1%減に、通期では300億円から350億円、前期比8.0%減に上方修正している。出荷単価の上振れや鉄スクラップ価格の下振れでマージンが改善しているほか、出荷数量も増加しているもよう。通期上方修正値はコンセンサスの335億円レベルも上回る水準に。 ファインズ<5125>:1029円(+18円) 大幅に反発。より機動的に動画制作でのドローン撮影に対応するため、ドローン取扱事業者との提携を全国各地に順次拡大すると発表している。これまでの実写動画やアニメーション動画、マンガ動画、インタラクティブ動画などの動画制作の実績に加え、ドローン撮影による企画立案を全国的に行えるようになることで、より多角的なソリューションを提案できるとしている。 ペイロール<4489>:1031円(+29円) 年初来高値。セブン&アイ・ホールディングス<3382>傘下のセブン-イレブン・ジャパンでフルスコープ型給与計算アウトソーシングサービスの稼動を開始したと発表している。従業員の情報をタイムリーに収集するWebサービス、企業ごとの就業規則に基づく給与計算ロジックから算出する給与エンジン、企業の人事部門に代わって実施するオペレーションの3つの機能を一括で提供するという。 DWTI<4576>:220円(+16円) 大幅に3日ぶり反発。自社開発品の眼科手術補助剤「DW-1002」とトリパンブルーの配合剤について、サブライセンスアウト先のDORC社が硝子体手術時の内境界膜及び網膜上膜染色を適応症として米国で開発することを決定し、米食品医薬品局(FDA)からオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)指定を受けたと発表している。今後、FDAと協議を進める予定で、25年の製造販売承認申請を計画しているという。 《ST》
関連銘柄 9件
2,556.5
11/22 15:30
+0.5(%)
時価総額 6,658,547百万円
国内流通グループ最大手。セブン-イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂、セブン銀行等を傘下に収める持株会社。海外コンビニ事業の売上構成比率が高い。海外コンビニ事業は店舗網の拡大、オリジナル商品の強化等に注力。 記:2024/10/24
4489 東証グロース
1,375
6/7 15:00
±0(%)
時価総額 24,701百万円
給与計算業務のアウトソーシングサービスを提供。主な顧客は製造業やサービス業、小売、飲食など。月平均解約率は低水準。クラウド新システムは順調に稼働。MBO成立で同社株は24年6月10日付けで上場廃止予定。 記:2024/04/29
98
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 3,722百万円
眼科領域に注力するバイオベンチャー。プロテインキナーゼ阻害剤中心に新薬候補化合物の創出を行う。基礎研究から臨床開発に経営資源集中。パイプラインの拡充図る。眼科手術補助剤「DW-1002」は販売順調。 記:2024/06/18
4812 東証プライム
5,380
11/22 15:30
+170(%)
時価総額 350,679百万円
SAPソリューションの導入等を行うコミュニケーションIT部門が主力。金融、製造業向けITソリューションの提供等も。電通グループ傘下。旧社名は電通国際情報サービス。無借金経営。事業領域の拡張等に取り組む。 記:2024/08/26
5125 東証グロース
479
11/22 15:17
±0(%)
時価総額 2,217百万円
動画制作サービスや動画分析プラットフォーム「Videoクラウド」、DXコンサルサービスなどを手掛ける。中小企業、個人事業主がターゲット。Videoクラウドの導入実績社数は4900社超と順調に増加。 記:2024/10/20
5423 東証プライム
1,470
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 161,794百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
6200 東証プライム
1,058
11/22 15:30
+27(%)
時価総額 90,187百万円
講師派遣型研修事業が主力。公開講座事業やITサービス事業、eラーニング・動画販売等も。取引先は製造業や官公庁関連など4万5000組織超。講師派遣型研修事業は中堅企業中心に民間企業の研修実施回数が順調。 記:2024/06/28
6289 東証プライム
1,788
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 50,413百万円
油圧式杭圧入引抜機「サイレントパイラー」の製造・販売等を行う建設機械事業が主力。油圧式杭圧入引抜機は世界トップシェア。圧入工事事業も。硬質地盤対応機「サイレントパイラーF112」など一般機は販売順調。 記:2024/06/11
1,825
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 24,239,641百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29