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米CPIショックを受けたリスク回避の動きが強まり27000円割れ【クロージング】

2022/6/13 15:54 FISCO
*15:54JST 米CPIショックを受けたリスク回避の動きが強まり27000円割れ【クロージング】 13日の日経平均は大幅続落。836.85円安の26987.44円(出来高概算12億1000万株)と5月27日以来となる27000円割れで取引を終えた。米国のインフレ懸念が再燃し大幅な利上げへの警戒感が強まったほか、利上げにより世界景気が減速することへの懸念も重しとなり、幅広い銘柄に売りが先行した。日銀による上場投資信託(ETF)買いへの思惑から下げ渋る場面もあったものの、時間外取引での米株先物安や中国でのロックダウン再延長報道などを受けて先行き不安感が拭えず、後場に入り一時26948.22円まで下押す場面もあった。 東証プライムの騰落銘柄は値下がり銘柄が1400を超え、全体の8割近くを占めた。セクターでは、電気ガス、水産農林、食料品、空運、保険を除く28業種が下落し、機械、電気機器、輸送用機器、サービス、非鉄金属の下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、大塚HD<4578>、JT<2914>、明治HD<2269>がしっかりだった半面、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、信越化<4063>が軟調だった。 5月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.6%の上昇となり、市場予想(8.3%)を上回った。これにより米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げ継続との見方が強まり、10日の米国市場では主要株価指数が大幅安となった。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.75%の利上げ、9月以降も0.5%の利上げが続く可能性があるとの声もあり、投資家のリスク回避行動が東京市場にも波及した。後場は日銀のETF買い入れへの思惑もあったことから27000円を挟んだこう着となったが、週明けの米国市場の下落が警戒されるなか、押し目買いの動きには繋がらなかった。 米CPIが大幅な伸びとなったことで、市場の関心は15日のFOMCの結果とパウエルFRB議長の会見内容が一段と注目されることになった。また、同時に発表される最新のドットチャートで、年末のフェデラルファンド金利水準の動向も警戒される。9月以降も0.25%の追加利上げを意味する2.675%を上回るのかどうかがポイントだ。また、14日には米国で卸売物価指数(PPI)も発表されるため、インフレ高進が強まるのかも引き続き要警戒だ。一方、過剰に反応する場合は「投資の好機」と見ている向きもある。 《FA》
関連銘柄 9件
2269 東証プライム
3,199
11/26 15:30
±0(%)
時価総額 938,775百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
2914 東証プライム
4,253
11/26 15:30
+6(%)
時価総額 8,506,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
4063 東証プライム
5,660
11/26 15:30
-99(%)
時価総額 11,329,577百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4578 東証プライム
8,613
11/26 15:30
-186(%)
時価総額 4,804,641百万円
大塚製薬、大鵬薬品工業などを傘下に収める持株会社。抗精神病薬「レキサルティ」、抗悪性腫瘍剤「ロンサーフ」などが主要製品。ポカリスエットで知名度高い。医療関連事業では新製品等による事業領域の拡大図る。 記:2024/08/19
6367 東証プライム
18,505
11/26 15:30
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時価総額 5,424,075百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
8035 東証プライム
22,650
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-485(%)
時価総額 10,682,487百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,926
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時価総額 10,797,033百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
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+720(%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17