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政策期待からの買い一巡、米中警戒から約1カ月ぶりに29000円割れ【クロージング】

2021/10/1 15:53 FISCO
*15:53JST 政策期待からの買い一巡、米中警戒から約1カ月ぶりに29000円割れ【クロージング】 1日の日経平均は大幅に5日続落。681.59円安の28771.07円(出来高概算13億8000万株)と9月2日以来約1カ月ぶりに29000円台を割り込んで取引を終えた。前日の米国市場で主要3株価指数が揃って下落したことが買い見送り気分を強めた。また、時間外取引で米株先物がじりじりと下げ幅を拡大させたことから、投資家心理が一段と冷え込み、海外勢などとみられる225先物売りも増加。政策期待からの買いが一巡するなか、後場に入ると、一時28680.73円まで下げ幅を広げる場面もあった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄が1900を超え、全体の9割超を占めた。セクター別では、鉱業を除く32業種が下落。その他製品が5%を超える下落となったほか、金属製品、倉庫運輸、卸売、機械、精密機器、ゴム製品などの下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、楽天グループ<4755>、日電硝<5214>、中外薬<4519>、ソフトバンク<9434>、NTT<9432>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、ダイキン<6367>、東エレク<8035>、コナミHD<9766>、ファナック<6954>が軟調だった。 中国の不動産業界での資金繰り不安問題、米国での債務上限問題を巡る議会の動向も懸念材料として依然として残っている。また、足元の米中の経済指標も想定より悪いものが出ており、先行きの景気に対する不安感もある。加えて、国内では新内閣の顔ぶれに対する新味の無さもあって、9月のパフォーマンスが良かった日本株に対して、外国人投資家の失望売りを招く恐れもありそうで、目先は調整色の強い展開が続きそうだ。 一方で、週末の大幅な下落によって日経平均は一気に75日線水準まで下落してきた。8月下旬からの上昇で警戒されていた過熱感は後退している。センチメントは悪化したものの、調整一巡感も意識されやすく、4日の岸田内閣発足によって、改めて政策期待が高まる可能性からの押し目買い意欲が高まる展開を見極めたいところであろう。 《FA》
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4519 東証プライム
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時価総額 10,908,840百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4755 東証プライム
883.3
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時価総額 1,900,461百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5214 東証プライム
3,432
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時価総額 341,563百万円
薄型パネルディスプレイ用ガラスや電子デバイス用ガラス、ガラスファイバ等を手掛ける。FPD用ガラス、自動車部品用ガラス繊維で高シェア。28.12期売上高4000億円目標。高付加価値製品の開発、事業化推進。 記:2024/10/20
6367 東証プライム
18,740
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時価総額 5,492,956百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,135
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時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9432 東証プライム
154.8
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時価総額 14,017,189百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9434 東証プライム
192.5
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時価総額 9,178,279百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9766 東証プライム
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時価総額 2,133,128百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
50,730
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時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25