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好決算銘柄の一角に資金が集中し、全体としてはこう着相場に【クロージング】

2021/8/5 16:03 FISCO
*16:03JST 好決算銘柄の一角に資金が集中し、全体としてはこう着相場に【クロージング】 5日の日経平均は反発。144.04円高の27728.12円(出来高概算9億5000万株)で取引を終えた。好決算銘柄を中心に買いが優勢となったものの、新型コロナウイルスの新規感染者の増加傾向、コロナ対策の「まん延防止等重点措置」の対象地域の拡大などが、売買を手控えさせていた。国内景気の正常化が遅れるとの警戒感などから、積極的に上値を買い上がる雰囲気にもなく、後場の日経平均は50円程度の狭い値幅での推移となった。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数は1200を超え、全体の6割近くを占めた。セクター別では、海運が9.50%と大きく上昇したほか、鉄鋼、精密機器、その他製品など18業種が上昇。一方、パルプ紙、建設、空運、鉱業など15業種が下落している。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、テルモ<4543>、キッコーマン<2801>、ダイキン<6367>、アドバンテス<6857>が堅調。一方、ファーストリテ<9983>、ソフトバンクG<9984>、リコー<7752>、KDDI<9433>、第一三共<4568>が軟調だった。 米雇用関連指標が市場予想に届かなかったことから、米景気の減速懸念が警戒され、朝方は売りが先行してスタート。ただ、好業績銘柄を中心に見直し買いが入ったほか、ハイテク関連株が堅調だったため、この動きが波及する格好から東エレクやソニーGといった指数寄与度の高い値がさ株にも値を上げる物が増えた。一方、前日に引き続きトヨタ<7203>が軟調に推移したほか、通期業績予想を据え置いたいすゞ<7202>、第1四半期業績がアナリスト予想に届かなかったリコーなどが下落した。 東京市場は好業績銘柄を中心に買われ日経平均は反発したが、依然として200日線水準には届いておらず、買い戻しの域を抜け出ていない。また、米国市場では雇用の回復テンポのスローダウンが意識されているだけに、6日に発表の米雇用統計の内容には一段と注目が集まりそうだ。加えて、国内でもコロナ対策により7-9月期の経済活動の制限が業績の下押し要因になりかねないだけに、買いの勢いが鈍ると戻り待ちの売りも散見されており、目先は狭い値幅でのもみ合い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 12件
2801 東証プライム
1,656
10/4 15:00
+1(%)
時価総額 1,605,353百万円
1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
4543 東証プライム
2,813.5
10/4 15:00
+59(%)
時価総額 4,194,076百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4568 東証プライム
4,867
10/4 15:00
+31(%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6367 東証プライム
20,040
10/4 15:00
-45(%)
時価総額 5,874,005百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7202 東証プライム
1,983.5
10/4 15:00
-7.5(%)
時価総額 1,542,056百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7752 東証プライム
1,660.5
10/4 15:00
+15.5(%)
時価総額 1,058,516百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。海外売上高比率は6割超。25.3期はオフィスサービス事業の堅実な成長などを見込む。 記:2024/06/18
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17