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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした日替わり物色に~

2021/8/5 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした日替わり物色に~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算を手掛かりとした日替わり物色に ■ホンダ、22/3上方修正 営業利益7800億円←6600億円、コンセンサス水準に ■前場の注目材料:SMC、量産品供給・BCP対策で東西物流再編、まず茨城に新拠点 ■決算を手掛かりとした日替わり物色に 5日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開が続きそうである。4日の米国市場ではNYダウが323ドル安だった。民間の雇用者数をあらわす7月ADP雇用統計が前月分や予想の半分の伸びにとどまったため労働市場の回復の遅れを警戒し売りが広がった。その後、連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長が2022年末までに利上げの準備が整うとの見解を示すと、金利の上昇を警戒しさらなる売りに押される格好に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の27520円。円相場は1ドル109円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行の流れから始まりそうである。ただし、米国では経済指標の発表などを受けて長期金利の動向に敏感に反応する形であり、景気敏感株を中心とした利益確定の動きであろう。クラリダ副議長についてもこれまで伝えられていたタイミングであることから、相場の需給が大きく悪化した下落ではない。また、AMDが5%を超える上昇となるなど、ハイテクの一角が堅調である。 そのため、日経平均は27500円処でのこう着感の強い相場展開ながらも、ハイテク株への物色が底堅さに繋がる可能性は期待したいところ。また、商いが膨らみづらいなか、先物市場においても出来高は薄く、短期的な売買が中心となっている。現物市場でも決算発表がピークを迎えるなかで、好決算銘柄への日替わり物色が中心。薄商いのなかで一部の銘柄に資金が集中しやすい需給状況であり、好決算銘柄をピンポイントで狙う展開にも。 なお、昨日の決算ではトヨタ<7203>は材料出尽くしといったところであり、本日はホンダ<7267>に関心が向かうかが注目されそうだ。また、決算前に持ち高調整に押されていたソニーG<6758>の見直しにも期待したいところ。その他、昨夕の決算ではテルモ<4543>、戸田工<4100>、グンゼ<3002>、日光電<6849>、ダスキン<4665>、ホーブ<1382>などが注目されそうである。 一方で、決算銘柄以外では個別に材料の出ている銘柄などに限れると見られ、足元で弱い値動きが続いているマザーズの主力銘柄などへのリバウンドを想定した展開は期待しづらいところであろう。 ■ホンダ、22/3上方修正 営業利益7800億円←6600億円、コンセンサス水準に ホンダ<7267>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は6600億円から7800億円に上方修正した。コンセンサス自上限(7815億円程度)に近づく修正となった。半導体不足により四輪車などの販売見通しを引き下げたものの、為替の円安おほか、販管費の抑制やコストダウン効果を見込む。あわせて発行済み株式数(自己株式を除く)の1.0%に相当する1800万株、700億円を上限とした自社株の取得を決議。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(14780.53、+19.24) ・1ドル109円40-50銭 ・SOX指数は上昇(3436.90、+40.24) ・VIX指数は低下(17.97、-0.07) ・海外コロナワクチン接種の進展 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・SMC<6273>量産品供給・BCP対策で東西物流再編、まず茨城に新拠点 ・日立<6501>仏社から鉄道信号事業を買収、2150億円 ・スズキ<7269>今年度の国内生産計画、4輪車91万台に ・楽天グループ<4755>米社を404億円で買収、仮想化ネットワークの海外展開加速 ・IHI<7013>回転機械事業、30年度売上高倍増、海外で収益拡大 ・ローム<6963>チップ性能25%高効率化、SBD新シリーズ、月産50万個の量産体制 ・eBASE<3835>医薬・日用・化粧品の特徴をスマホで翻訳、ドラッグ店向け ・NEC<6701>九州のグループ主要拠点を福岡に統合、来年1月に新オフィス ・東レ<3402>ゴム補強用接着剤開発、暴露成分含まず ・武田薬<4502>ノロワクチン開発で新会社 ・クラボウ<3106>抗ウイルス加工の繊維、デルタ株に効果確認 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:30 豪・6月貿易収支(予想:+104.50億豪ドル、5月:+96.81億豪ドル) 《ST》
関連銘柄 20件
1382 東証スタンダード
1,820
10/7 13:24
-15(%)
時価総額 1,387百万円
業務用いちご果実が主力のいちご果実・青果事業が柱。夏秋期に収穫できる自社品種が強み。クリスマス需要のある2Qが商盛期。種馬鈴薯の生産販売等も行う。自社品種「夏瑞」の生食用販売、業務用販売などに注力。 記:2024/06/07
3002 東証プライム
5,550
10/7 15:00
+40(%)
時価総額 101,532百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
3106 東証プライム
5,170
10/7 15:00
+185(%)
時価総額 103,400百万円
大手繊維メーカー。化成品や環境メカトロニクス、食品等の分野で事業展開。ホテル等の運営や不動産開発も。軟質ウレタンは自動車内装材向けの国内受注が順調。断熱材も販売順調。24.3期3Qは化成品事業が堅調。 記:2024/04/15
3402 東証プライム
857.5
10/7 15:00
+8.5(%)
時価総額 1,398,995百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3835 東証プライム
648
10/7 15:00
+17(%)
時価総額 30,563百万円
統合商品情報データベース「eBASE」の開発、販売を行う。食品業界、日雑業界向けが主力。IT開発アウトソーシングビジネス等も手掛ける。「商材えびす」では商品情報データプールサービス関連の提案を推進。 記:2024/05/16
4100 東証スタンダード
1,788
10/7 15:00
-24(%)
時価総額 10,905百万円
金属化合物素材メーカー。磁性粉末材料や顔料、環境材料の機能性顔料と、磁石材料や誘電体材料等の電子素材を提供する。二次電池正極材も手がける。今期3Q累計は機能性顔料の需要回復が遅れた。電子素材も足踏み。 記:2024/04/14
4502 東証プライム
4,268
10/7 15:00
+28(%)
時価総額 6,753,150百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4543 東証プライム
2,843.5
10/7 15:00
+30(%)
時価総額 4,238,797百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4665 東証プライム
4,057
10/7 15:00
+8(%)
時価総額 206,887百万円
清掃用品、衛生用品の定期レンタル及び販売などを行うクリーンサービス事業が主力。ミスタードーナツのフード事業なども手掛ける。ミスタードーナツは好調続く。25.3期は電子タグ取り付け費用の減少等を見込む。 記:2024/07/02
4755 東証プライム
923.5
10/7 15:00
+10.5(%)
時価総額 1,903,343百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6273 東証プライム
66,810
10/7 15:00
+600(%)
時価総額 4,500,923百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6501 東証プライム
3,904
10/7 15:00
+143(%)
時価総額 18,101,165百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6701 東証プライム
13,925
10/7 15:00
-145(%)
時価総額 3,799,436百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6758 東証プライム
2,880.5
10/7 15:00
+113.5(%)
時価総額 17,983,244百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6849 東証プライム
2,100
10/7 15:00
+44(%)
時価総額 370,570百万円
医用電子機器メーカー。国内で唯一AEDを製造。脳波計、生体情報モニタなどで国内トップシェア。医療機器の設置工事、保守サービス等も。総還元性向35%以上目安。製品競争力の強化、北米事業の成長等に注力。 記:2024/06/29
6963 東証プライム
1,850.5
10/7 15:00
+6.5(%)
時価総額 762,406百万円
半導体・電子部品メーカー。LSI事業、半導体素子事業が柱。パワーダイオードや小信号ダイオードは世界シェア上位。LSI事業では自動車向けを強化。絶縁ゲートドライバIC、SiCパワーデバイスなどが注力製品。 記:2024/04/30
7013 東証プライム
7,835
10/7 15:00
+198(%)
時価総額 1,211,918百万円
総合重工メーカー大手。1853年に石川島造船所として創業。産業システム・汎用機械、資源・エネルギー・環境、航空・宇宙・防衛等の分野で事業展開。航空エンジン・ロケット分野、クリーンエネルギー分野に注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,645.5
10/7 15:00
+59.5(%)
時価総額 43,161,298百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,602
10/7 15:00
+33.5(%)
時価総額 8,705,725百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,598.5
10/7 15:00
+28(%)
時価総額 3,140,391百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14