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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は次第にバリューシフトが意識されやすい~

2021/2/5 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後は次第にバリューシフトが意識されやすい~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:買い一巡後は次第にバリューシフトが意識されやすい ■三菱UFJ、3Q経常利益22.7%減 8406億円 ■前場の注目材料:住友重、産ロボ・搬送車向け精密減速機を増産、月3万台体制 ■買い一巡後は次第にバリューシフトが意識されやすい 5日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。4日の米国市場ではNYダウが332ドル高だった。週次新規失業保険申請件数が予想外に減少し労働市場の改善に期待が高まった。追加経済対策が成立するとの期待も高く、景気敏感株を中心に買われており、引けにかけては上げ幅を拡大。ナスダック総合指数は史上最高値を更新している。シカゴ日経225先物清算値は大阪比280円高の28610円。円相場は1ドル105円50銭台と円安に振れて推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からギャップアップでのスタートになりそうである。ナスダックの最高値更新の流れもあり、日経平均の重石となっている値がさハイテク株の一角にも自律反発を意識した買いが向かいやすいだろう。日経平均は引き続き28500円を固める動きになりそうであり、5日、25日線辺りが支持線として意識されやすく、売られる場面においては押し目買い意欲の強さがみられそうである。 もっとも、米国市場では景気敏感セクター中心の上昇であるため、引き続き指数インパクトの大きい値がさ株の動向には注視する必要がある。特にエムスリー<2413>や東エレク<8035>などには利益確定の流れが続いていることもあり、戻りの鈍さが意識される場面においては戻り待ちの売り圧力も警戒されることになるだろう。また、足元ではTOPIX型の買いが優勢となっている。米国ではバイデン政権による経済対策による期待感が根強いほか、新規失業保険申請件数の改善や原油相場の上昇の流れをみても、経済活動が進むとの期待感が先行しているようであり、日本においてもTOPIX型優位の流れに向かわせよう。 そのため、朝方こそ米株高の流れから指数インパクトの大きい値がさ株が指数をけん引する格好となろうが、買い一巡後は次第にバリューシフトが意識されやすいとみておきたい。三菱UFJ<8306>の決算を受けた市場反応なども材料視されやすいところである。そのほか、昨日の大引け後の決算ではGSユアサ<6674>、KADOKAWA<9468>、中外薬<4519>、マツダ<7261>、ヤマハ<7951>、イビデン<4062>辺りが注目されそうである。 ■三菱UFJ、3Q経常利益22.7%減 8406億円 三菱UFJ<8306>が発表した第3四半期決算は、経常利益が前年同期比22.7%減の8406.19億円。純利益が同3.3%増の6070.37億円だった。前年同期ののれん一括償却に伴う損失を計上していた影響がはく落したことから利益を底上げ。一方で、新型コロナの影響による信用リスク増加を背景とした与信関連費用が重荷。21年3月期通期の連結業績目標は、純利益で前期比13.6%増の6000億円とする従来の目標を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(31055.86、+332.26) ・ナスダック総合指数は上昇(13777.74、+167.20) ・シカゴ日経225先物は上昇(28610、大阪比+280) ・1ドル105円50-60銭 ・SOX指数は上昇(3008.42、+25.54) ・VIX指数は低下(21.77、-1.14) ・米原油先物は上昇(56.23、+0.54) ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・住友重<6302>産ロボ・搬送車向け精密減速機を増産、月3万台体制 ・OKI<6703>本庄工場に新棟、5G搭載機器生産 ・住友商事<8053>建機販売・レンタル社を買収 ・双日<2768>レコテックに出資 ・コマツ<6301>中国に低燃費建機、大型ショベル、価格競争と一線 ・堀場製作所<6856>米試薬メーカー買収、生化学ビジネス拡充 ・富士フイルム<4901>放射線治療、AIで計画作成支援ソフト ・共英製鋼<5440>異形棒鋼8.2万円に据え置き ・参天製薬<4536>緑内障・高眼圧治療薬、米で新薬承認申請 ・塩野義<4507>コロナワクチン、グローバルで第3相臨床を年内検討 ・三菱ケミHD<4188>エチレングリコール類、キロ7円超値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月家計支出(前年比予想:-1.8%、11月:+1.1%) <海外> ・特になし 《ST》
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8053 東証プライム
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9468 東証プライム
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旧KADOKAWAとドワンゴが経営統合。出版・IP創出事業が主力。アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、通信制高校の運営等も。中計では28.3期売上高3400億円目標。出版IP数の拡大などに取り組む。 記:2024/06/13