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MS&AD、ミラースHD、あみやきなど

2024/5/21 15:49 FISCO
<7599> IDOM 1369 +42大幅反発。東海東京証券では投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に、目標株価も760円から1700円にまで引き上げている。旧ビッグモーターと伊藤忠の新会社設立による中古車業界全体での信頼回復期待、中古車価格の高止まり、大型店の積極展開によるシェア拡大などを格上げの背景としている。中古車業界の環境の好調さにより、株価バリュエーションも改善するものと想定しているようだ。 <7864> フジシール 2323 +125大幅反発。岡三証券では投資判断を「中立」から「強気」に格上げ、目標株価も1800円から3100円に引き上げている。31年3月期のROE2ケタ実現、配当性向の引き上げなど、投資家目線の経営に変化していることを評価している。また、国内外で不採算案件・製品の見直しに着手していること、環境配慮型製品の中期的な成長性なども評価しているもようだ。 <9037> ハマキョウ 3990 +85大幅続伸。前日に24年3月期の決算を発表、営業利益は126億円で前期比8.8%増となり、従来計画121億円をやや上振れ着地。年間配当金は従来計画を10円引き上げて120円としている。25年3月期営業利益は129億円で同2.6%増の見通し、配当金は140円を計画。また、9月末を基準とした1:4の株式分割実施、22万株、10億円を上限とする自己株式の取得実施なども発表している。 <2753> あみやき 6270 +390大幅続伸。1:3の株式分割を実施すると前日に発表。9月30日が基準日となる。株式の投資単位当たりの金額を引き下げることで、より投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性向上と投資家層のさらなる拡大を図ることが目的。25年3月期年間配当金は従来計画100円に対して34円(分割考慮前ベースで102円)にすると修正、実質小幅な増配に。現在の株価水準が高いため、流動性向上効果は大きいと。 <6416> 桂川電機 1145 +150ストップ高比例配分。前日に24年3月期の決算を発表、経常利益は1.9億円で前期7.6億円の赤字から黒字転換、売上増や原価率改善などが寄与。また、為替差益の計上によって従来予想の0.6億円を大幅に上回って着地する格好に。25年3月期見通しは現時点で未定としている。黒字化の達成によって、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消と発表、買い安心感が強まる状況となっているもよう。 <9873> 日本KFC 6400 +1000ストップ高比例配分。米投資ファンドのカーライル・グループが同社を買収すると発表。買収額は約1300億円、TOBのほか大株主の三菱商事などから株式を買い取り、9月をめどに完全子会社化する計画のようだ。TOB価格は1株当たり6500円で前日終値に対するプレミアムは約20%となっている。TOB期間は5月21日から7月9日まで。同社ではTOBに賛同しており、TOB価格にサヤ寄せを目指す展開となった。 <8897> ミラースHD 493 -91急落。1600万株の公募増資、600万株の自己株式処分、330万株を上限とするオーバーアロットメントによる売出の実施を発表している。公募、自己株処分、売出を合わせた株式数は2530万株で、自己株式を除いた発行済み株式数の23%程度の水準となる。株式価値の希薄化が警戒される状況のようだ。なお、調達資金は連結子会社の投融資資金に充当、太陽光発電施設の取得や開発などが計画されているもよう。 <8630> SOMPO 2942 -190大幅続落。前日に24年3月期決算を発表、純利益は4161億円で従来計画3240億円を上振れ、一方、25年3月期は2300億円で44.7%減益予想。保険金・費用の増加、自然災害準備金の増加、一過性利益の減少などを想定。年間配当金は株式分割考慮後で前期比12円増の112円を計画。発行済み株式数の4.04%に当たる4000万株、770億円を上限とする自社株買いを発表。相対的なガイダンスの弱さを嫌気。 <8766> 東京海上 5083 +116大幅続伸。前日に24年3月期決算を発表、純利益は6958億円で前期比85.7%増となり、従来計画の6700億円を上振れ。25年3月期は8700億円で同25.0%増を見込む。年間配当金は前期比36円増の159円を計画。また、発行済み株式数の3.0%に当たる6000万株、1000億円を上限とする自社株買いも発表。2029年度末までに政策保有株式をゼロとする売却方針などもポジティブに。 <8725> MS&AD 3149 +381.5急伸。前日に24年3月期決算を発表、純利益は3693億円で前期比75.0%増となり、従来計画3500億円を上回る。25年3月期は6100億円で同65.2%増と大幅増益を見込み、コンセンサスをも上回る。年間配当金は145円を計画し、株式分割考慮後で前期比55円の増配に。さらに、発行済み株式数の8.2%に当たる1億3000万株、1900億円を上限とする自社株買いも発表、取得水準の大きさも高評価。 《ST》
関連銘柄 10件
2753 東証プライム
1,628
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 33,449百万円
国産牛使用の焼肉店「あみやき亭」、焼肉食べ放題「どんどん」等の運営を行う。「美濃路」等の焼鳥事業、「感動の肉と米」等のレストラン事業も展開。店舗数は280店舗超。店舗構造改革によって収益拡大目指す。 記:2024/06/04
6416 東証スタンダード
830
11/22 12:46
±0(%)
時価総額 1,289百万円
大判デジタル機器メーカー。プリンタや複写機、スキャナ等の開発、製造、販売を行う。米国など世界中で販売。大判のデジタルプリンターに強み。販売力の増強に注力。大判プリンタの従来モデルは製品付加価値の向上図る。 記:2024/08/06
7599 東証プライム
1,073
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 114,691百万円
中古車買取販売店「ガリバー」を展開。中古車の買取・小売のほか、中古車オークションでの卸売、自動車保険・車検・整備など付帯商品の販売等も。価格設定精度の向上、小売に伴う付帯収益の増加への取り組みに注力。 記:2024/08/06
2,440
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 146,795百万円
国内トップシェアのシュリンクラベルが主力製品。1897年創業。タックラベルや軟包装袋の製造・販売、シュリンクラベラーなど機械の設計・製作も。配当性向30%目標。製品マーケット、ターゲットエリアの拡大図る。 記:2024/08/22
8630 東証プライム
3,863
11/22 15:30
-62(%)
時価総額 1,275,408百万円
大手損害保険会社の損害保険ジャパンを中核とする持株会社。セゾン自動車火災保険、SOMPOひまわり生命保険、SOMPOケアなども傘下に持つ。自動車保険が主力。海外保険事業では地域、事業領域の拡大を図る。 記:2024/08/30
3,531
11/22 15:30
+13(%)
時価総額 5,678,604百万円
3メガ損保の一角。三井住友海上火災保険、あいおいニッセイ同和損害保険、三井ダイレクト損害保険などを傘下に収める。総資産は27兆円超。事業・リスクポートフォリオなどの変革で安定収益基盤の構築を図る。 記:2024/10/09
5,681
11/22 15:30
+63(%)
時価総額 11,589,240百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
8897 東証プライム
490
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 68,747百万円
不動産ディベロッパーのタカラレーベンを中核とする持株会社。再生可能エネルギー事業、アセットマネジメント事業等も。新築分譲マンションは2000戸~2200戸の安定供給目指す。エネルギー事業の拡大等も図る。 記:2024/06/07
9037 東証プライム
1,241
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 94,376百万円
独立系の物流会社。企業の物流業務を一括受託するサードパーティー・ロジスティクス(3PL)に強み。運送も。M&Aに前向き。新規受託物流センターや買収会社が貢献。運送の賃上げも利益に効く。人件費やコスト増吸収。 記:2024/07/31
9873 東証スタンダード
6,480
9/17 15:00
±0(%)
時価総額 145,308百万円
大手ファストフードチェーン「ケンタッキー・フライド・チキン」を全国展開。店舗数は1200店舗超。新チキン商品の積極投入、広告・PR強化などを図る。米カーライルがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/06/24