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フューチャー、アマノ、日野自など

2023/7/28 15:52 FISCO
<6645> オムロン 7617 -800急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は143億円で前年同期比19.9%増となったが、220億円程度の市場予想は大幅に下振れている。据え置きの通期予想1020億円に対する進捗率は14.0%にとどまり、前四半期比では48.6%の減益となる形に。中国の売上回復ペースが想定よりも鈍く、アプリ開発などの先行投資増も負担になったもよう。通期計画の未達懸念が一段と強まる状況のようだ。 <4722> フューチャー 1585 -221急落。前日に上半期決算を発表、営業利益は63.2億円で前年同期比1.8%増となり、従来計画の66億円をやや下回った。通期計画の138億円、前期比12.8%増は据え置いているが、やや進捗は低水準と捉えられたようだ。バリュエーションに割高感が残る中で、売り材料につながった。主力のITコンサルティング&サービス事業は2ケタの売上成長となったものの、研究開発投資などコスト増で収益は伸び悩んだ。 <2002> 日清粉G 1773.5 +35.5大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は119億円で前年同期比33.9%増となっており、市場予想の100億円を上回る着地になっている。製粉や中食・総菜などが想定以上に好調だったもよう。食品事業は低調な需要などで伸び悩んでいるが、据え置きの通期計画390億円、前期比18.8%増の上振れは意識される状況に。通期の市場コンセンサスは会社計画やや未達の水準となっている。 <4063> 信越化 4565 -41反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1908億円で前年同期比23.6%減となり、1980億円程度のコンセンサスを下振れ。新たに公表した通期見通しは7000億円で前期比29.9%減、例年保守的な傾向は強いものの、8400億円程度の市場予想を大きく下回り、ネガティブな反応が優勢になった。一方、1000億円を上限とする自社株買いの実施を発表しており、下支え要因にはつながっているようだ。 <6436> アマノ 3175 +220大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は28.4億円で前年同期比68.1%増となり、据え置きの通期計画177億円、前期比12.1%増に対して、想定以上に順調なスタートと評価されている。同社に関しては第2四半期、第4四半期に業績が偏重しやすい傾向にあり、業績上振れが意識される展開のようだ。日本や米国において、主力のパーキング事業が好調な推移となっているもよう。 <7751> キヤノン 3616 -143大幅続落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は1767億円で前年同期比1.2%増となったが、4-6月期は923億円で同6.3%減と減益に転じている。コンセンサスは30億円程度下振れたものとみられる。通期予想は3800億円から4000億円、前期比13.2%増に上方修正しているものの、為替前提の変更が主因であり、ポジティブな反応は限定的にとどまる。本日は為替の円高反転の動きも逆風とみられる。 <6504> 富士電機 6301 +283大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は147億円で前年同期比48.5%増となり、市場予想を30億円程度上振れる着地になった。つれて、通期予想は従来の940億円から960億円に上方修正した。第1四半期の上振れや為替前提の見直しを反映し、コンセンサス水準にまで引き上げられている。想定以上の堅調決算を受けて、パワー半導体事業の成長期待などもあらためて反映される状況のようだ。 <6702> 富士通 18095 -740大幅反落。前日に第1四半期決算を発表、営業損益は17億円の赤字となり、280億円程度の黒字予想であった市場コンセンサスを大幅に下振れ。会社側ではおおむね想定通りとしているもようだが、据え置きの通期計画3400億円、前期比1.3%増の未達懸念は強まる状況になっている。リストラや買収費用などの一過性費用も含まれているが、デバイス部門の下振れも想定より大きいとの評価が優勢のようだ。 <7205> 日野自 569.2 -60.4急落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は11億円で前年同期比73.7%減となり、70億円程度のコンセンサス水準を大幅に下振れ。国内認証関連損失の計上により、純損益は165億円の赤字となっている。一時的な費用増に加えて、材料価格の高騰が営業大幅減益の背景となっている。認証不正の影響は今後軽減するとみられるが、据え置きの通期計画200億円、前期比14.9%増達成には不透明感が強まる形に。 <8306> 三菱UFJ 1136 +57続伸。日経平均が売り先行となる中でメガバンクは揃って買い優勢に。日銀金融政策決定会合が開催されているが、本日の報道では、日銀はYCCの修正案を議論すると伝わった。長期金利の操作の上限は0.5%のまま据え置くが、市場動向に応じて0.5%を一定程度超えることも容認する案が浮上しているとされる。同報道を受けて債券市場では長期金利が急上昇、10年債利回りは一時5か月ぶりに0.5%を超える水準となった。 《ST》
関連銘柄 10件
2002 東証プライム
1,820
10/4 15:00
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時価総額 553,932百万円
日清製粉、日清製粉ウェルナなどを傘下に持つ持株会社。1900年創業。国内小麦粉販売シェアトップ(重量ベース)。家庭用製品でも国内トップシェア商品多数。豪州製粉事業、インドイースト事業の業績回復施策を推進。 記:2024/07/29
4063 東証プライム
6,023
10/4 15:00
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時価総額 12,191,293百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4722 東証プライム
1,777
10/4 15:00
+4(%)
時価総額 169,398百万円
フューチャーアーキテクトを中核とする持株会社。ITコンサルティング&サービス事業が主力。企画・立案から実装まで一貫して行う。東京カレンダーなども傘下に持つ。メディア向けCMSの導入プロジェクト等は順調。 記:2024/06/09
6436 東証プライム
4,382
10/4 15:00
+34(%)
時価総額 335,915百万円
就業時間管理システム最大手。国産初のタイムレコーダー開発企業。パーキングシステム、環境システム等も。情報システムは2桁増収。国内はソフトウェア、ハードウェアともに売上増。24.3期3Q累計は業績堅調。 記:2024/04/15
6504 東証プライム
8,308
10/4 15:00
+10(%)
時価総額 1,240,359百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6645 東証プライム
6,515
10/4 15:00
-30(%)
時価総額 1,343,686百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6702 東証プライム
2,999
10/4 15:00
-9(%)
時価総額 6,211,253百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
7205 東証プライム
474.5
10/4 15:00
+2(%)
時価総額 272,639百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。トヨタの連結子会社。国内販売台数が増加。海外低調も価格改定進める。 記:2024/07/25
7751 東証プライム
4,843
10/4 15:00
+41(%)
時価総額 6,459,414百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
1,480
10/4 15:00
+31.5(%)
時価総額 19,657,353百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29