マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 11:08:42
14,982,491
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスに

2024/8/6 8:51 FISCO
*08:51JST 大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスに  6日の日本株市場は、不安定ながらも直近の大幅な下落に対する自律反発を意識したスタンスになりそうだ。5日の米国市場は、NYダウが1033ドル安、ナスダックは576ポイント安だった。先週末の7月の米雇用統計を受けた景気後退懸念からの売りが続いた。世界株安で投資家心理が急速に悪化しており、これまで相場をけん引してきたハイテク株の下げが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比1810円高の33190円。円相場は1ドル145円10銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。昨日の日経平均株価はブラックマンデー時の下落幅を超える記録的な下げとなった。週明けの米国市場も大きく下げており、世界株安の動きは止まっていないものの、記録的な下落に対する自律反発狙いの動きが入りやすいだろう。昨日の東証プライムの売買高は40億株台に膨れており、セリングクライマックスが意識されてくる可能性はある。為替市場では前日に1ドル=141円台に突入したいたが、現在は1ドル=145円台と急激な円高進行が落ち着いていることも、やや安心感につながるだろう。  米国ではVIX指数が一時65.73まで急伸する場面もみられた。終値は38.57となったが、リスク回避に向かわせやすい20を上回っている。明確な底入れを見極めるまでは荒い値動きが続くと考えられ、これによりヘッジ対応の商いも強まることは警戒されそうである。ただし、米国においてもセリングクライマックスが意識されてくる可能性があるほか、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げを前に、緊急利下げ期待も高まってきているようである。  楽観視はできないものの、昨日はメガバンクや大手商社株でストップ安となる銘柄がみられるなど、持ち高を圧縮する動きが一気に加速したようである。イレギュラー的な下落との見方にも向かわせやすく、修正リバウンドを狙った動きに期待したいところだろう。好決算ながらも大きく売られていた銘柄も多く、あらためて決算評価の動きも意識されそうである。なお、昨日の引け後に決算を発表したところでは、伊藤忠<8001>、オリックス<8591>、日製鋼所<5631>、GSユアサ<6674>、UBE<4208>、キッコマン<2801>、アルフレッサ<2784>、ツムラ<4540>、長瀬産<8012>、邦チタニウム<5727>、日立造<7004>、オークマ<6103>などが注目される。 《AK》
関連銘柄 12件
2,274.5
11/22 15:30
+15(%)
時価総額 461,360百万円
医薬品卸最大手。医療用医薬品、診断薬を手掛ける。医薬品原薬製造や国内メーカーへの受託製造も。再生医療等製品の受託製造サービスを提供する体制構築図る。医薬卸堅調も物流センターの減価償却費や人件費が重し。 記:2024/10/12
2801 東証プライム
1,678.5
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,627,165百万円
1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
4208 東証プライム
2,450
11/22 15:30
+48(%)
時価総額 260,190百万円
コンポジット、ナイロンポリマーなどの製造・販売を行う樹脂・化成品部門が主力。ポリイミド等の機能品、産業機械等も。1897年創業。旧社名は宇部興産。ポリイミドフィルムで世界トップシェア。事業構造改革推進。 記:2024/10/09
4540 東証プライム
4,858
11/22 15:30
+35(%)
時価総額 372,890百万円
漢方薬最大手。1893年創業。医療用漢方製剤で国内トップシェア。高齢者、がん、女性関連が重点領域。大建中湯や補中益気湯、抑肝散などが主力。メディカルサイトの拡充、中国における生薬・飲片の売上拡大図る。 記:2024/10/20
5631 東証プライム
6,486
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 482,617百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
5727 東証プライム
1,029
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 73,338百万円
チタンメーカー。スポンジチタンやチタンインゴッド、高純度チタンの提供に加え、プラスチック等の製造用触媒等を手掛ける。ENEOSホールディングスの連結子会社。金属チタンは航空機向け等堅調。中国向け製品は低調。 記:2024/10/28
6103 東証プライム
3,110
11/22 15:30
+50(%)
時価総額 209,956百万円
1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
2,805
11/22 15:30
+63.5(%)
時価総額 281,751百万円
電池専業メーカー。日本電池、ユアサコーポレーションが経営統合して誕生。京都府京都市に本社。オートバイ用バッテリーで世界トップシェア。26.3期売上高6000億円以上目標。BEV用電池の開発などに注力。 記:2024/08/06
7004 東証プライム
958
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 163,066百万円
ごみ焼却発電施設、海水淡水化プラント等の建設を行う環境部門が主力。1881年創業。ごみ焼却発電施設で世界シェアトップクラス。精密機械、風力発電等も。25.3期は営業増益計画。環境事業の収益改善等を見込む。 記:2024/07/04
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8012 東証プライム
3,187
11/22 15:30
+25(%)
時価総額 366,212百万円
老舗化学品専門商社。1832年創業。機能素材、加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連分野で事業展開。メーカー機能も持つ。取引社数は約1.8万社。フード、半導体、ライフサイエンスが注力領域。 記:2024/08/30
8591 東証プライム
3,303
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 4,013,016百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07