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決算を手掛かりとした日替わり物色

2023/8/10 8:22 FISCO
*08:22JST 決算を手掛かりとした日替わり物色  10日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。9日の米国市場はNYダウが191ドル安、ナスダックは162ポイント安だった。欧州株の反発に連れて買い先行で始まったが、明日発表が予定されている消費者物価指数(CPI)を警戒した売りに押され下落に転じた。金利の低下に伴いダウは一時プラス圏回復も原油高を嫌気した売りや戻り売りに押された。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比100円安の32120円。円相場は1ドル143円60銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32050円まで売られており、節目の32000円処での底堅さは意識されそうだが、リバウンド狙いの動きは限られそうだ。また、バイデン米大統領は量子コンピューターや人工知能(AI)分野の一部の中国企業への米国の投資を規制する大統領令に署名したと報じられた。警戒されていたこともあり、嫌気売りが強まる流れにはならないだろうが、半導体株や生成AI関連などへの物色を手控えさせそうだ。  アドバンテスト<6857>は足もとで調整が継続しており、75日線に接近している。同線を下回ってくるようだとセンチメントを冷ます流れにもつながりそうだ。一方で、決算を手掛かりとした日替わり物色は活発であり、決算内容によって明暗を分ける動きが目立つ。昨日引け後に決算を発表したところでは、ホンダ<7267>、いすゞ<7202>、板硝子<5202>、日空ビル<9706>などがポジティブな反面、三菱マ<5711>、カネカ<4118>、メルコ<6676>などが嫌気される可能性があるとみられる。  日経平均は32000円辺りでの底堅さが意識される一方で、25日線が上値抵抗線として意識されやすい。SQ通過で動きやすくなるものの、三連休を前に積極的な売買は手控えられるなか、狭いレンジでの推移が継続しそうだ。物色は決算を手掛かりとした日替わり物色が中心になるだろう。 《AK》
関連銘柄 8件
4118 東証プライム
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時価総額 262,480百万円
苛性ソーダ・塩ビから発砲樹脂、電子材料、医療機器、食品素材等を手掛ける。液状樹脂は建築用シーリング材として国内トップシェア。26.3期売上高9000億円目標。コエンザイムQ10の能力増強等に取り組む。 記:2024/06/11
5202 東証プライム
364
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時価総額 33,175百万円
大手ガラスメーカー。1918年創業。住友グループ。2006年に英国ピルキントン社を買収。建築用ガラス、自動車用ガラスが柱。取引先の生産回復で自動車用ガラス事業は売上順調。27.3期営業利益640億円目標。 記:2024/06/15
5711 東証プライム
2,560.5
10/10 15:00
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時価総額 336,680百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6676 東証スタンダード
2,349
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時価総額 42,136百万円
パソコン周辺機器メーカーのバッファローを中核とする持株会社。メモリ製品やストレージ製品、ネットワーク製品等を手掛ける。ダイワボウ情報システムなどが主要取引先。PC周辺機器の値上げなどで収益改善を図る。 記:2024/08/10
6857 東証プライム
7,538
10/10 15:00
-101(%)
時価総額 5,775,382百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7202 東証プライム
1,984
10/10 15:00
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時価総額 1,542,445百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7267 東証プライム
1,574
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時価総額 8,553,565百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9706 東証プライム
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時価総額 500,841百万円
羽田空港国内・国際ターミナルビルのオーナー。羽田、成田などの空港で免税店・売店の運営も。24.3期3Q累計は旅客数増に伴って施設利用料収入や店舗売上が回復。販管費増こなして黒字に。配当性向は3割以上目安。 記:2024/04/11