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節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか

2021/11/11 8:18 FISCO
*08:18JST 節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところか  11日の日本株市場は、神経質な相場展開になりそうだ。10日の米国市場はNYダウが240ドル安だった。10月消費者物価指数(CPI)が予想を上回り30年ぶり最大の伸びを記録したため、インフレ加速が警戒され売りが広がった。長期金利の上昇を受けてハイテク株も弱い値動きとなったほか、原油先物相場の下落によりエネルギー株も軟調だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比30円安の29080円。円相場は1ドル113円90銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好からやや売り先行の展開になりそうだ。米国ではAMDが6%を超える下落となるなど半導体株の下げが目立っていることから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが指数の重荷となる可能性がある。日経225先物はナイトセッションで一時29000円まで下落しているため、節目の29000円での攻防が意識されやすいところ。同水準には25日線が位置していることもあり、支持線として機能してくるようだと、いったんはリバウンドを試す展開も期待されよう。  一方で、中国恒大集団のデフォルトリスクが高まっており、日中は不安定な動きが見込まれる。報道によると猶予期間が10日に終了した社債3本の利払いが行われデフォルトは回避されたもようと報じられているほか、デフォルトした、といった報道も伝わっているため、中国や香港市場の動向に神経質にならざるを得ない状況である。様子見姿勢のなかで短期筋による売り仕掛け的な動きも出やすい需給状況であるため、節目の29000円水準での押し目買い意欲も強まりづらいところであろう。  そのため、インデックスに絡んだ売買に振らされやすい需給状況のなか、物色は決算を手掛かりとした個別物色のほか、政策期待を背景としたテーマ株の一角にとどまりそうである。昨日の引け後の決算では、NTT<9432>、セコム<9735>、凸版印<7911>などが注目されるほか、個人主体の売買としてはサンアスタリスク<4053>、グローバルW<3936>などに短期資金が集まりやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 5件
3936 東証グロース
150
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時価総額 5,460百万円
クラウドプラットフォーム構築支援やセールスフォースの導入支援、人材転職サービスの提供、転職口コミサイト「キャリコネ」を運営。。プラットフォームはDX支援が堅調。人件費や開発費重し。継続前提重要事象。 記:2024/08/08
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時価総額 19,669百万円
デジタル・クリエイティブスタジオ事業を展開。新規事業及びプロダクトの開発支援、IT人材の発掘・育成・紹介等を手掛ける。ストック型顧客数は120社超。生成AI活用の新規事業創出支援アプリの提供を開始。 記:2024/08/01
7911 東証プライム
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-60(%)
時価総額 1,550,596百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。DXや半導体関連が堅調。海外のパッケージや建装材も回復傾向。アフリカにも進出。 記:2024/07/28
9432 東証プライム
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時価総額 13,428,612百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9735 東証プライム
5,383
10/8 15:00
+46(%)
時価総額 2,511,708百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01