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日経平均は377円安でスタート、三井住友や東京海上などが下落

2023/3/14 9:30 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;27455.95;-377.01TOPIX;1973.92;-27.07 [寄り付き概況]  14日の日経平均は377.01円安の27455.95円と3日続落して取引を開始した。前日13日の米株式市場で、ダウ平均は90.50ドル安の31819.14ドル、ナスダックは49.95ポイント高の11188.84で取引を終了した。シリコンバレー銀やシグネチャー銀の破綻を受け、連鎖的な金融危機への警戒感がくすぶり寄り付き後、下落。当局が全預金者を保護する救済策を発表したことに続き、バイデン大統領がシステムや預金の安全性を強調したため、警戒感が後退すると買戻しが優勢となった。また、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止するとの思惑も浮上して長期金利が大幅に低下したこともハイテク株の買戻しに拍車をかけ、主要株価指数はプラス圏を一時回復した。しかし、終盤にかけ銀行への不安が拭えず、ダウ平均は再び下落に転じまちまちで終了した。  今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の米市場でダウ平均やS&P500が下落したことが東京市場の株価の重しとなった。また、外為市場で1ドル=133円20銭台と昨日15時頃に比べ1円ほど円高・ドル安に振れたことが東京市場で輸出株などの買い手控え要因となった。さらに、今晩、2月の米消費者物価指数(CPI)が発表されることから、これを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあった。一方、昨日の米株式市場でダウ平均は下落したが、米金利低下を受けナスダック総合指数が上昇したことが、東京市場でハイテク株などの株価の支えとなった。また、昨日までの2日間で日経平均は800円近く下げており、押し目買いも入りやすかったが、寄付き段階では売りが優勢だった。  セクター別では全業種が値下がり。鉱業、輸送用機器、銀行業、繊維製品、その他金融業などが値下がり率上位に並んでいる。東証プライムの売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、東京海上<8766>、日本郵政<6178>、第一生命HD<8750>、三井物産<8031>、日産自<7201>、トヨタ<7203>、三菱重<7011>、日本製鉄<5401>、ENEOS<5020>、住友商事<8053>、ソニーG<6758>、ソフトバンクG<9984>などが下落。他方、JR東<9020>などが上昇している。 《CS》
関連銘柄 16件
5020 東証プライム
771.1
11/1 15:00
-5.3(%)
時価総額 2,490,871百万円
ENEOS、JX石油開発、JX金属などを傘下に収める持株会社。石油元売り国内トップ。機能材事業、電気事業、再生可能エネルギー事業等も手掛ける。機能材事業の収益改善図る。JX金属が東証に新規上場申請。 記:2024/10/14
5401 東証プライム
3,053
11/1 15:00
-16(%)
時価総額 2,901,330百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。米鉄鋼大手USスチール買収へ。中国減速で需要や市況は伸び悩み。原材料高も響く。 記:2024/06/24
6178 東証プライム
1,407.5
11/1 15:00
-10(%)
時価総額 5,303,277百万円
日本郵便、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険を傘下に収める日本郵政グループの持株会社。約2万4千局の郵便局ネットワークを持つ。郵便・物流事業、不動産事業に資源を積極投入。アジア中心にロジスティクス事業を強化。 記:2024/10/04
6758 東証プライム
2,674.5
11/1 15:00
-49(%)
時価総額 16,697,166百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7011 東証プライム
2,113.5
11/1 15:00
-79.5(%)
時価総額 7,130,205百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7201 東証プライム
402.2
11/1 15:00
-9(%)
時価総額 1,697,572百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7203 東証プライム
2,615.5
11/1 15:00
-67(%)
時価総額 42,671,848百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8031 東証プライム
3,154
11/1 15:00
-8(%)
時価総額 9,548,379百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8053 東証プライム
3,189
11/1 15:00
-56(%)
時価総額 3,862,195百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
1,620.5
11/1 15:00
-8(%)
時価総額 21,523,473百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,239
11/1 15:00
-34(%)
時価総額 12,711,559百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
3,210
11/1 15:00
-2(%)
時価総額 8,150,993百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
3,840
11/1 15:00
-24(%)
時価総額 3,960,380百万円
第一生命保険を中核とする持株会社。第一フロンティア生命保険、アイペット損害、ベネフィット・ワンなども傘下に持つ。既存進出国の資本効率改善などに取り組む。中期経営計画では27.3期ROE10%程度目標。 記:2024/08/30
5,435
11/1 15:00
-133(%)
時価総額 11,087,400百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9020 東証プライム
3,045
11/1 15:00
-25(%)
時価総額 3,454,285百万円
国内最大、世界でも最大級の鉄道会社。関東、甲信越、東北までの1都16県が営業エリア。流通・サービス事業、不動産・ホテル事業等も。ホテル、ショッピングセンターは売上順調。28.3期営業利益4100億円目標。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,964
11/1 15:00
-534(%)
時価総額 15,444,560百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17