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日経平均は大幅反落、一時800円超安、ウクライナ原発攻撃で

2022/3/4 16:03 FISCO
*16:03JST 日経平均は大幅反落、一時800円超安、ウクライナ原発攻撃で 日経平均は大幅反落。3日の米国市場でNYダウは反落し、96ドル安となった。ロシアとウクライナの停戦交渉への期待が支えとなる一方、経済指標の悪化やインフレによる金融引き締め観測が相場を押し下げた。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで155円安からスタート。ウクライナのザポロジエ原子力発電所でロシア軍の攻撃により火災が発生したと報じられると大きく値を崩し、前場中ごろには一時25774.28円(前日比802.99円安)まで下落した。その後も関連報道が相次ぐなか、軟調もみ合いの展開が続いた。 大引けの日経平均は前日比591.80円安の25985.47円となった。東証1部の売買高は15億2925万株、売買代金は3兆6277億円だった。業種別では、ガラス・土石製品、輸送用機器、非鉄金属が下落率上位で、その他も全般軟調。海運業と石油・石炭製品の2業種のみ上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の88%、対して値上がり銘柄は10%となった。 個別では、レーザーテック<6920>が6%近い下落となったほか、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>、東エレク<8035>、ソニーG<6758>などの軟調ぶりが目立った。米ハイテク株安を受けて値がさグロース(成長)株を中心に売りが広がったようだ。川崎船<9107>は小安い。ユーロ安進行を受けてAGC<5201>などの下げがきつかった。また、日野自<7205>は排出ガスなどデータ不正の疑いが報じられて後場急落し、東証1部下落率トップとなった。一方、海運市況の先高観から郵船<9101>や商船三井<9104>が買われた。NTT<9432>や三井物産<8031>も堅調。一部証券会社の投資判断引き上げが観測された三菱重<7011>、前日に中期経営計画の進捗説明会を開催したリコー<7752>は大きく上昇。また、ギフティ<4449>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。 《HK》
関連銘柄 15件
4449 東証プライム
1,335
1/22 15:30
-7(%)
時価総額 39,345百万円
eギフトプラットフォーム事業が主力。カジュアルギフトサービス「giftee」、eGift Systemなどを手掛ける。地域通貨サービス等も。配当性向30%目安。gifteeサービスの会員数は着実増。 記:2024/12/21
5201 東証プライム
4,530
1/22 15:30
-17(%)
時価総額 984,981百万円
1907年創立の素材メーカー。建築ガラスや自動車用ガラス、塩化ビニル等の化学品、医薬品・農薬等を手掛ける。フロート板ガラス、自動車用ガラスなどで世界トップシェア。26.12期営業利益2300億円目標。 記:2024/10/07
6758 東証プライム
3,275
1/22 15:30
+40(%)
時価総額 20,446,146百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。ゲーム&ネットワークサービス分野は売上堅調。自社制作以外のゲームソフトウェア販売の増加などが寄与。 記:2024/12/08
6920 東証プライム
15,710
1/22 15:30
+235(%)
時価総額 1,481,233百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置、レーザー顕微鏡なども。1960年創業。24年9月に新製品「SiCウェハ欠陥検査/レビュー装置SICA108」を発表。 記:2024/11/11
7011 東証プライム
2,087
1/22 15:30
+27.5(%)
時価総額 7,040,803百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,915.5
1/22 15:30
+40(%)
時価総額 46,050,285百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7205 東証プライム
612.1
1/22 15:30
+1.4(%)
時価総額 351,701百万円
トヨタグループの商用車メーカー。1910年創業。トラック及びバスの製造・販売、TOYOTAブランド車の受託生産等を行う。大・中型トラックに強み。国内は大型トラックの売上台数が順調。固定費のスリム化図る。 記:2024/12/21
7752 東証プライム
1,697
1/22 15:30
+13.5(%)
時価総額 996,120百万円
大手複合機メーカー。1936年創業。プリンターやオフィス機器消耗品、電子黒板、ITインフラ、ヘルスケア関連システム等も。オフィスサービス事業は国内売上順調。オフィスプリンティング事業の構造改革図る。 記:2024/11/28
8031 東証プライム
3,055
1/22 15:30
-9(%)
時価総額 9,248,667百万円
大手総合商社。金属資源、エネルギー、機械・インフラ、化学品、鉄鋼製品、生活産業など多角的に事業展開。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。LNG、モビリティ、ヘルスケアなどを成長ドライバーに位置付け。 記:2024/11/09
8035 東証プライム
27,490
1/22 15:30
+455(%)
時価総額 12,965,191百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向は50%目処。海外売上高比率が高い。積極的な設備投資を継続。 記:2024/12/20
9101 東証プライム
4,705
1/22 15:30
-83(%)
時価総額 2,169,005百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。航空運送事業は貨物取扱量が増加、運賃単価は高水準。 記:2024/12/15
9104 東証プライム
5,003
1/22 15:30
-78(%)
時価総額 1,813,858百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。自動車船などは好調。運行費用増が重し。 記:2024/12/23
9107 東証プライム
1,931
1/22 15:30
-22.5(%)
時価総額 1,303,757百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。ドライバルクセグメントでは運航コスト削減、配船効率の向上図る。 記:2024/11/27
9432 東証プライム
150.6
1/22 15:30
+0.2(%)
時価総額 13,636,878百万円
国内最大の通信会社。NTT東日本、NTT西日本、NTTドコモ、NTTデータグループなどを傘下に持つ。研究開発部門を有する点が特徴。データセンターを拡張。コンシューマ通信事業では顧客基盤の強化を推進。 記:2024/10/10
9984 東証プライム
10,230
1/22 15:30
+982(%)
時価総額 15,038,049百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。スマホ契約数は増加。コンシューマ事業はモバイルサービス、ブロードバンドサービス売上等が順調。 記:2024/11/27