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日経平均は大幅続伸、円安推移と半導体株上昇で一時36000円台回復

2024/8/13 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は大幅続伸、円安推移と半導体株上昇で一時36000円台回復  日経平均は大幅続伸。前営業日比760.55円高(+2.17%)の35785.55円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えている。  12日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は140.53ドル安(-0.36%)の39357.01ドル、ナスダックは35.31ポイント高(+0.21%)の16780.61、S&P500は0.23ポイント高(+0.004%)の5344.39で取引を終了した。ソフトランディング期待の再燃で寄り付き後、上昇。その後、イランによるイスラエル報復攻撃が差し迫っている可能性が報じられ地政学的リスク上昇を嫌気した売りが加速し、相場は下落に転じた。値ごろ感から半導体のエヌビディアなどの買戻しに拍車がかかり、ナスダック指数は底堅く推移。一方、ダウは重要インフレ指標発表を控えた調整売りも見られ終盤にかけて、下げ幅を拡大しまちまちで終了。  為替が一時1ドル148円台まで円安に振れたことなどが材料視されて、連休明けの東京市場は買い優勢でスタートした。半導体株の一角が買われたこともあり、日経平均は一時36000円台を回復する場面も見られ、上昇幅は前営業日比1000円を超えた。買い一巡後は35800円水準でのもみ合いとなったが、8月2日以降、空いていたマド(35849.77円-35880.15円)は埋める格好となった。  日経平均採用銘柄では、先週末の上昇を引継ぎフジクラ<5803>が買い優勢となったほか、決算が材料視されてSOMPOホールディングス<8630>、東京海上<8766>、MS&AD<8725>も買われた。このほか、荏原製作所<6361>、キーエンス<6861>、フジクラ<5803>、TDK<6762>、ソニーグループ<6758>、アドバンテスト<6857>も買い優勢となった。なお、MSCIが発表した代表的な株価指数である「グローバルスタンダード指数」の構成銘柄の定期見直しにおいて、採用されたKOKUSAI<6525>は大幅高となった。  一方、決算がネガティブ視されてシャープ<6753>、明治ホールディングス<2269>が下落したほか、MSCIグローバルスタンダード指数から除外されたヤマトホールディングス<9064>、NXHD<9147>は売り優勢となった。このほか、王子HD<3861>、清水建設<1803>、ZOZO<3092>、鹿島建設<1812>が売られた。  業種別では、保険業、海運業、電気機器、鉱業、証券・商品先物取引業などが上昇した一方、空運業、陸運業、パルプ・紙、ゴム製品、その他製品などが下落した。  為替の円安推移と半導体株の上昇などを受けて、前場の東京市場は買い優勢となった。先物市場では225先物中心に買戻しが入っているとの観測もあり、TOPIXよりも日経平均優勢の地合い。過去最大の暴落から1週間ほどで市場は落ち着きを取り戻しつつあるが、日経平均VIはまだ35ポイント台で推移しており、まだまだ先行き警戒感を持つ投資家は多いようだ。後場の日経平均は前営業日比プラス圏を維持すると考えるが、36000円手前では上値が重くなろう。 《AK》
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1803 東証プライム
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1804年創業の大手ゼネコン。麻布台ヒルズ(土木)などで施工実績。チャンギ国際空港第3ターミナルなど海外でも実績多数。日本道路などを傘下に持つ。建設事業は生産体制の再構築などで収益力向上を目指す。 記:2024/10/10
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時価総額 1,446,138百万円
1840年創業のゼネコン大手。国内初の超高層ビル「霞が関ビル」を手掛けるなど超高層ビルに強み。六本木ヒルズ森タワーなどで実績。スエズ運河橋など海外でも実績。不動産開発事業など成長領域の拡大に注力。 記:2024/10/10
2269 東証プライム
3,347
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-118(%)
時価総額 982,207百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
3092 東証プライム
5,200
11/11 15:30
+20(%)
時価総額 1,562,465百万円
国内最大級のファッションECサイト「ZOZOTOWN」を運営。LINEヤフー傘下。ファッションメディア「WEAR」の運営等も。配当性向70%目安。ZOZOTOWN事業では取扱アイテム、ブランドの拡充図る。 記:2024/06/09
3861 東証プライム
547.4
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-1.8(%)
時価総額 555,273百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
5803 東証プライム
5,908
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時価総額 1,747,959百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6361 東証プライム
2,565
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時価総額 1,184,797百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
2,953
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時価総額 680,383百万円
半導体製造装置専業メーカー。日立国際電気から独立。成膜プロセス、膜質改善プロセスを軸に事業展開。バッチALD対応成膜装置に強み。海外売上比率は8割超。生産・開発、販売・サービス体制の拡充などに取り組む。 記:2024/10/05
6753 東証プライム
872.8
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時価総額 567,675百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6758 東証プライム
2,975
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時価総額 18,573,217百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
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2,028
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6857 東証プライム
9,824
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SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6861 東証プライム
67,680
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時価総額 16,460,317百万円
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8630 東証プライム
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時価総額 1,146,646百万円
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11/11 15:30
-1(%)
時価総額 5,839,425百万円
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5,963
11/11 15:30
-7(%)
時価総額 12,164,520百万円
メガ損保の一角。生保も。M&Aで海外拡大。北米を中心とする海外保険事業、アセットマネジメント事業なども。損害保険事業は国内事業の自動車保険料率改定、海外事業の成長により好調な業績推移を見込む。30年3月末までに政策保有株ゼロにする方針。 記:2024/05/09
9064 東証プライム
1,616.5
11/11 15:30
+4(%)
時価総額 582,742百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
7,411
11/11 15:30
+53(%)
時価総額 671,429百万円
日本通運を中核とする持株会社。国内最大の総合物流企業。自動車輸送、利用航空輸送、海上輸送等を手掛ける。「NIPPON EXPRESS」で世界的な知名度。グローバル市場における事業成長の加速などに注力。 記:2024/07/29