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注目銘柄ダイジェスト(前場):日立化成、ミナトHD、日立など

2019/12/19 12:18 FISCO
*12:18JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):日立化成、ミナトHD、日立など 日立<6501>:4649円(+184円) 大幅続伸。、南アフリカ案件に関する三菱重工<7011>との和解、日立化成<4217>の売却、画像診断事業の売却を揃って前日に発表している。それに伴って業績予想の修正も発表、和解費用計上などで親会社株主に帰属する当期利益は3600億円から1700億円に下方修正。発表内容は既報でもあり、業績修正とあわせてあく抜け感へとつながっている。。また、南アフリカ案件でのキャッシュアウトが想定よりも小幅にとどまる見込みであることも買い材料視。 ニトリHD<9843>:17035円(-545円) 大幅続落。第3四半期累計営業利益は前年同期比8%増の840億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。10月の消費税率引き上げ前に高額家具を中心にして駆け込み需要が膨らんだもよう。また、為替予約によって輸入の決済レートが円高になったことも収益を押し上げたようだ。上半期の小幅減益から増益に転じる形へ。ただ、通期計画は据え置くもようとされており、駆け込み需要の反動減の影響には不透明感残るとの見方が優勢に。 いすゞ自<7202>:1330.5円(-54.5円) 大幅反落。前日はボルボとの包括提携が伝わり一時急伸する展開になっていたが、正式発表を受けて本日は売りが優勢の展開になっている。トヨタ<7203>との資本提携解消後はアライアンスでの進展がなかったため、ボルボとの提携自体には期待感も高まる形ではあるもよう。ただ、戦略的提携の一環とされるボルボ・グループ保有のUDトラックス買収に関しては、同社の負担増につながるとして警戒する見方が優勢のもようだ。 SREホールディング<2980>:2407円 公開価格(2650円)を6.6%下回る2475円で初値を付けた。会社設立は14年4月14日。不動産事業やITプラットフォーム事業、AIソリューション事業などを展開している。20年3月期の営業利益予想は前期比47.7%増の6.29億円。不動産事業の堅調に加え、ITプラットフォーム事業やAIソリューション事業で新規法人契約の獲得を見込む。第2四半期累計の実績は2.60億円だった。 日立化成<4217>:4565円(+485円) 急騰。前日に昭和電工<4004>が同社の買収を正式に発表している。TOBを通じ9600億円強ですべての株式を買い入れ完全子会社化する。TOB価格は4630円と、前日の同社株4080円に対して13%強のプレミアムとなる。TOB価格にサヤ寄せの動きとなっている。先の観測報道では買収額は9000億円規模とされていた。一方、昭和電工は資金負担の増加もあって売りが先行する形に。 ミナトHD<6862>:448円(+25円) 大幅に反発。台湾のEmBestor Technology Inc.と資本業務提携すると発表している。EmBestorの優先株(普通株への転換権付き、転換後の出資割合は約1%)を取得する。また、EmBestorから製品供給を受けるとともに技術面での協力・提携関係を強化し、メモリー事業の強化・拡大を図る。EmBestorは産業・組込用途でのフラッシュストレージ・モジュールなどの開発・販売を手掛けており、研究・開発力や生産体制に強みを持つという。 ヒビノ<2469>:2440円(+80円) 大幅に反発。大型映像サービスのシグマ映像(横浜市)を完全子会社化すると発表している。今後のMICE(国際会議場・展示場)市場の拡大に備え、技術者を獲得して大型映像サービスの対応力強化を図る。取得価額は概算で6.95億円。シグマ映像は20年に創業30周年を迎えるなど長期に渡って映像システムの運用ノウハウを蓄積しており、強固な顧客基盤により安定したリピート受注を獲得しているという。 プロルート<8256>:119円(+1円) 3日続伸。アーティストのコンサートグッズの商品化を手掛けるSanko Advance(東京都港区)を株式交換で完全子会社化すると発表している。Sanko Advance株1株に対し、プロルート丸光株1450株を割当て交付する。子会社化で自社が企画・製造する製品のコンサートグッズへの採用を図る。10月9日に年初来高値(185円)を付けてから株価が軟調に推移していたことも値頃感につながっているようだ。 《ST》
関連銘柄 11件
2469 東証スタンダード
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業務用音響・映像機器等の輸入販売・施工を行う。コンサート・イベントサービス事業、建築音響施工事業も展開。日産スタジアムなどで実績。スタジアム・アリーナ向けトータルソリューションの販売拡大などに注力。 記:2024/07/29
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3,992
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時価総額 738,125百万円
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4217 東証1部
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時価総額 963,688百万円
リチウム電池向け負極材で世界首位。電子材料など機能材料事業や先端部品・システム事業が主力。昭和電工がTOBで完全子会社へ。3Q累計では足踏みも、ダイボンディング材や封止材などの電子材料で巻き返しを展望。 記:2020/03/20
6501 東証プライム
3,712
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時価総額 17,210,944百万円
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6862 東証スタンダード
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時価総額 6,861百万円
組み込み向け電子デバイス等のデジタルデバイス、テレワークソリューション等のICTプロダクツが柱。デバイスプログラミング事業、システム開発事業等も。既存事業領域の拡大図る。27.3期売上高480億円目標。 記:2024/10/10
7011 東証プライム
2,259
11/26 15:30
-76.5(%)
時価総額 7,621,071百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7202 東証プライム
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時価総額 1,556,935百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8256 東証スタンダード
1
1/5 15:00
±0(%)
時価総額 46百万円
総合衣料卸会社。アパレルや雑貨、インテリア用品等の卸売に加え、ヘアケア商品や研究用試薬等の販売も。自社D2Cサイトでは販売チャネルを拡大。ミライロ薬局は会員顧客が順調増。24.3期1Qは損益改善。 記:2023/11/12
9843 東証プライム
18,550
11/26 15:30
+230(%)
時価総額 2,122,918百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13