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新興市場銘柄ダイジェスト:アイリッジはストップ高、Welbyが急騰

2019/9/18 15:26 FISCO
*15:26JST 新興市場銘柄ダイジェスト:アイリッジはストップ高、Welbyが急騰 <4597> ソレイジア 154 +5 反発。現在実施中の開発品SP-02(新規抗がん剤、ダリナパルシン)の第2相臨床試験で、被験者の登録が目標症例数に到達したと発表している。今回の臨床試験は再発または難治性の末梢性T細胞リンパ腫を対象疾患としており、承認申請前の最終試験。20年に統計解析を経た試験結果を公表する予定で、結果が良好な場合は当局との最終協議を経て承認申請に移行するとしている。 <4570> 免疫生物研究所 755 +27 続伸。熊本大学などとともに「抗HIV抗体及びその製造方法」に関する国内特許の共同出願手続きを完了したと発表。遺伝子組換えカイコによる抗HIV抗体の製造に関して有効性が確認できたため、知的財産権を確保する。遺伝子組換えカイコで生産した抗体は高い抗体依存性細胞傷害活性を有しており、有望な医薬品候補物質であるという。今回特許出願した抗HIV抗体は、同社が最も注力するパイプラインのひとつ。 <4438> Welby 13100 +1570 急騰。10月3日を基準日として、1株につき4株の割合で分割すると発表している。株式の投資単位当たりの金額を引き下げ、流動性を高めるとともに投資家層の拡大を図ることが目的。併せて定款を一部変更し、発行可能株式総数を700万株から2800万株に引き上げる。株式分割後の発行済株式総数は778万4800株。前日までの続落を受け、値頃感が高まっていることも買いを後押ししたようだ。 <3917> アイリッジ 878 +150 ストップ高。同社の顧客データ分析プラットフォーム「FANSHIP」がゆうちょ銀行<7182>の「ゆうちょPay」に採用、導入されたと発表している。ゆうちょPayはゆうちょ銀の口座保有者が対応店舗で使えるスマホ決済アプリ。FANSHIPが導入されたことにより、アイリッジはゆうちょPayの利用者にクーポンを配信できるようになった。このため将来の利益拡大が期待できるとの見方から買いが膨らんだ。 <3927> Fーブレイン 983 +65 一時ストップ高。電力プラットフォーム事業を手掛けるデジタルグリッドと資本業務提携すると発表している。フーバーブレインがセキュリティアドバイザーとして関与するほか、技術を提供する。また、第三者割当増資で約1億円分のS種優先株を取得する。デジタルグリッドはIoTやブロックチェーンを応用した電力取引の独自技術を活用し、電力プラットフォーム「デジタルグリッドプラットフォーム」を開発している。 <4582> シンバイオ製薬 616 +36 急反発。再発・難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫を対象とした抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」の第3相臨床試験で、目標症例数の登録後、すべての被験者の観察期間が完了したと発表している。20年第2四半期に向けて承認申請の準備を進める。患者団体から厚生労働省に対しトレアキシンとリツキシマブの併用療法を早急に使えるようにして欲しいとの要望書が出されているとされ、適応症追加への期待から買いが入っている。 《ST》
関連銘柄 7件
3917 東証グロース
500
11/25 15:30
-14(%)
時価総額 3,792百万円
スマホアプリの開発・運営支援を通じて実店舗の集客・販促を支援。デジタル地域通貨プラットフォームも。主力のオンラインマーケはアプリ開発支援システム『APPBOX』が好調。ディップに第三者割当増資。 記:2024/08/07
3927 東証グロース
705
11/25 15:30
+54(%)
時価総額 3,949百万円
サイバーセキュリティ製品やセキュリティ&ネットワーク製品の販売等を行うITツール事業、ITエンジニアサービス等のITサービス事業を展開。働き方改革製品はインサイドセールスの強化などでユーザー数積み上げ。 記:2024/08/29
4438 東証グロース
374
11/25 15:30
±0(%)
時価総額 3,092百万円
予防・治療領域に特化したパーソナル・ヘルス・レコード(PHR)プラットフォームサービスを手掛ける。中部電力と資本業務提携。新規PHRサービスの企画開発等の売上を計上。売上パイプライン拡充の取り組みを継続。 記:2024/06/28
4570 東証グロース
503
11/25 15:30
+3(%)
時価総額 4,685百万円
診断試薬サービスや検査サービス、TGカイコサービスを手掛ける抗体関連事業が主力。化粧品原料の化粧品関連事業も。診断試薬サービスは国内外の代理店との関係強化を図る。体外診断用医薬品領域の製品化進める。 記:2024/06/28
4582 東証グロース
245
11/25 15:30
-10(%)
時価総額 11,249百万円
がん、血液、ウイルス感染症分野がターゲットのバイオベンチャー。抗悪性腫瘍剤「トレアキシン」が主力。トレアキシンの処方患者数は3.7万人超。アデノウイルス感染症など抗ウイルス薬BCVのグローバル開発推進。 記:2024/08/19
4597 東証グロース
53
11/25 15:30
+3(%)
時価総額 11,563百万円
がん治療薬、がん支持療法医薬品の開発・販売等を行う。がん領域に特化。販売開始済製品にSancuso、エピシル、ダルビアス。開発品に細胞内スーパーオキシド除去剤「SP-04」など。日本などアジア市場に注力。 記:2024/07/08
7182 東証プライム
1,450
11/25 15:30
+5(%)
時価総額 5,436,840百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供。邦銀最大級の顧客基盤が強み。通常貯金口座数は約1.2億口座。総資産は238兆円超。中計では26.3期純利益4000億円以上目標。 記:2024/09/03