マーケット
10/8 15:15
38,937.54
-395.20
41,954.24
-398.51
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 23:58:54
9,307,501
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

リスク回避の動きが続き一時28000円を割り込む【クロージング】

2021/5/12 15:54 FISCO
*15:54JST リスク回避の動きが続き一時28000円を割り込む【クロージング】 12日の日経平均は大幅続落。461.08円安の28147.51円(出来高概算15億2939万株)で取引を終えた。前日の急落を受けて自律反発を狙った買いが入り、朝方こそ反発して始まった。しかし、買いは続かず、米国での経済正常化期待やインフレ圧力の高まりによって長期金利の先高観が広がるなか、ハイテク株やグロース株中心にリスク回避の売りが継続。日経平均は一時取引時間中としては、2月1日以来約3カ月半ぶりに28000円を割り込む場面もみられた。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1800に迫り、全体の8割超を占めた。セクター別では、保険とゴム製品の2業種が上昇。一方、海運が4.94%、石油石炭が4.35%、鉄鋼が3.74%、卸売が3.31%と大きく下落するなど31業種が値下がりした。指数インパクトの大きいところでは、トヨタ<7203>、バンナムHD<7832>、エムスリー<2413>、ヤマハ<7951>が堅調だった半面、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、ファナック<6954>、アドバンテス<6857>が下落し、これら5銘柄で日経平均を約215円超押し下げた。 米金利の上昇懸念は拭えず、時間外取引で米株先物が急落していることが警戒感を強めた。また、11日夜に台湾政府の新型コロナウイルス対策本部が、海外渡航歴のない7人が新型コロナに感染していることを確認したと発表。感染経路が不明な市中感染とクラスターの発生が懸念され、同国の主要株価指数である加権指数も急落しており、こうした先行き不透明感などから、リスク回避の売りが終日優勢となった。 米金利上昇懸念がくすぶるなか、市場の関心は今夜発表される4月の消費者物価指数(CPI)に集まっており、昨年4月のロックダウンの反動から前年比3.6%増と高い伸びが見込まれている。市場予想を上回る好調さが示されれば、インフレ懸念を強める形で米長期金利が急騰する可能性があるほか、米国でのテーパリング議論が前倒しされることも想定されかねない。このため、CPIとこれを受けた米国市場の動きが注目される。 《FA》
関連銘柄 9件
2413 東証プライム
1,679.5
10/8 15:00
-12.5(%)
時価総額 1,140,266百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
6367 東証プライム
19,635
10/8 15:00
-765(%)
時価総額 5,755,293百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
7,370
10/8 15:00
+179(%)
時価総額 5,646,666百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,119
10/8 15:00
-146(%)
時価総額 4,158,324百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,568
10/8 15:00
-77.5(%)
時価総額 41,896,887百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
3,402
10/8 15:00
+4(%)
時価総額 2,265,732百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
7951 東証プライム
1,282.5
10/8 15:00
-5.5(%)
時価総額 696,398百万円
世界最大の総合楽器メーカー。1887年創業。静岡県浜松市に本社。ピアノ、電子楽器、弦楽器等の製造・販売を行う。音響機器、電子デバイス等も手掛ける。総還元性向50%目標。業務用音響機器は旺盛な需要続く。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,460
10/8 15:00
-190(%)
時価総額 12,007,776百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,581
10/8 15:00
-164(%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17